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2014.11.29配信
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入試で狙われそうな最近の時事ニュース(今年の訪日外国人数が過去最多であることから考える中学入試社会の問題)

今年の1月から10月に日本を訪れた外国人の数が1100万9千人となり、年間を通じて最多だった昨年の1036万4千人を上回ったそうです。確かに電車に乗っていても明らかに外国人の乗客が増えていますし、小学生のお子さん達も街中で外国人の姿を見る機会が多くなったと感じているのではないでしょうか。

訪日外国人が増加した理由はいくつか挙げられますが、その中には中学入試の社会で出てくる円安・円高の要素があります。この為替の問題は大人の皆さんであれば当たり前のように感じていても、小学生にとってはどうしても理解しづらい問題のひとつなのです。また、訪日外国人をテーマとして公立中高一貫校の適性検査対策にもなる考察ができます。

そこでこんな問題が考えられます。

  • 「訪日外国人が増えた理由のひとつに円安の影響があります。円安のメリットについて、“輸出産業”という言葉を使って説明しなさい」
  • 「訪日外国人が増えることは日本にとって良い面がいくつもありますが、一方で解決すべき課題も残されています。どのような課題があるか、考えて書きなさい」

それでは解説をはじめましょう。

【円安・円高】

訪日外国人が増加した主な理由は3つあると言われています。第1は日本政府が中国や東南アジアなどを対象にビザの条件を緩和したこと、第2に円安が進んでいること、そして第3は「クールジャパン」という言葉に表される日本文化に対する海外の関心が高まっていることです。この中で中学入試でも問われることの多い「円安」について触れてみます。

円安とは、ドル・ユーロなどの外国通貨に対して円の価値が低くなることを言います。例えば1ドル=100円だったのが1ドル=120円になった時に円安(ドル高)になったと言いますが、100円から120円に上がったのに価値が低くなるという現象が、小学生にとってはわかりづらく感じることが多いです。ただ単に逆に覚えればよい(数字が上がったら円安)とせずに、為替相場について親御さんがわかりやすく説明してあげてください。

例えば、アメリカのゲームを買おうとした時、そのゲームが30ドルでその時の為替レートが1ドル=80円だったとします。その場合は、円に換算すると2400円になります。それが次の日には1ドル=90円になってしまい、ゲームを買うには2700円が必要になってしまいます。円安が進んだ結果、ゲームを日本円で買うのに300円高くかかってしまうことになります。

これを逆に考えると、今回の訪日外国人増加の理由に円安が影響していることがわかりやすくなります。

ドルを持っている人が7200円の日本のゲームを買おうとした時、1ドル=80円の時には90ドルが必要ですが、1ドル=90円になると80ドルで買えることになります。実際には2012年11月頃までは1ドル=80円前後だった円相場が今では117円台(11月27日現在)になっていますから、訪日外国人にとっては大幅な割安になるのです。

これを企業規模で説明する場合は、先ほどのゲームを車に置き換えてみましょう。1ドル=80円の時に日本の自動車会社は日本で240万円する車をアメリカでは30,000ドルで売ることになりますが、1ドル90円になったら、日本の自動車会社は30,000ドルを日本円に交換して270万円を手に入れることになり、30万円も収入が増えることになります。

これが円安になると輸出企業が利益を増大させる仕組みになります。
円安の「安」は金額が低いのではなく、円の価値が安くなることであることを、身近な例を使ってゆっくり説明してあげてください。

【これからの課題】

ある問題に対する答えがいくつか想定されていて、どの答えでも構わないので自分の考えをわかりやすく伝える文章で表現することを求める問題は、公立中高一貫校などでの適性検査型のテストでは定番です。最近では私立中学でも同様の出題をする学校もありますので気をつけておきましょう。

訪日外国人の増加が抱える課題も、答えはひとつに限りません。外国人が日本で感じる不便さについて、観光庁が平成23年に行った調査では「英語などのコミュニケーションの不足」「交通の経路情報の入手」などが上位に挙がったそうです。受け入れる日本側から見ても、例えば文化の違いもあってか「犯罪の増加」を懸念する声も多くあります。

そんな中でここでは「食」について掘り下げます。訪日外国人を受け入れる宿泊施設では、外国人向けのメニューを用意できているところはほんの僅かに限られています。特に近年増加している東南アジアからの訪日客に多いイスラム教徒向けの食事「ハラルフード」を提供できる施設となるとほんの数%になってしまうそうです。

この「ハラルフード」はイスラム法で食することを許された食品項目をいうのですが、いくつもの厳しい基準が定められています。特に豚肉を食べることが禁止されている点が有名ですが、他の肉でも加工方法によっては食べることができなくなっています。

これに対応するために、例えば京都にあるホテルでは世界的に通用するハラル認証を正式に取得してイスラム教徒の宿泊客が安心して食事をできる環境を整えているそうです。厳しい基準をクリアするのは並大抵のことではないですが、今後はこうしたハラル対応ができる施設が増えてくると思われます。

2020年の東京オリンピックに向けてさらに多くの外国人が日本を訪れることは必至です。国や企業、あるいは地方自治体にまでわたって受け入れ態勢が整っていくであろう今後の動きに注目しましょう。

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