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計算問題を含む全ての問題が、式や考え方を書かせる形式です。作図問題も出されるため、時間配分への高い意識が必要です。記述式の問題を苦にしないタイプ向きです。
2025年度卒業生(184名)の進学状況は、学習院大学への推薦入学者100名、学習院女子大学への推薦入学者が3名、他大学進学者81名(進学準備10名を含む)という結果でした。
他大学での合格状況では、東京大学1名、千葉大学1名(いずれも現役)を含め、国公立大学に9名
(現役6名)という実績を挙げ、私立大学では、早稲田大学に30名(現役29名)、慶応義塾大学に32名(現役30名)、上智大学に30名(全て現役)、東京理科大学に8名(現役6名)、明治大学に12名(現役11名)などの実績を挙げています。
また、東北大学歯学部歯学科に1名(現役)、東京科学大学歯学部歯学科に1名(現役)、北里大学医学部に3名(現役2名)、昭和大学医学部に1名(現役)、帝京大学医学部に3名(現役2名)、東京女子医科大学に3名(現役1名)など、医学部・歯学部へも合格者を輩出しています。
同校の教育の特徴として、表現力を育てることに特に力を入れられ、国語の作文や、理科・社会のレポートをはじめ、数学でも答えを導き出す過程をことばで表すことが重視されています。この特徴は、そのまま入試問題に反映されています。
また、高校課程では第2外国語として、3年間でドイツ語・フランス語の選択ができ、3年後にはドイツ語検定・フランス語検定3級合格程度の力がつくような、きめ細やかな教育が行われています。
日本画や洋画、美学美術史といった芸術教育が盛んな点も特徴的で、第一線で活躍する専門家でもある教員達が指導にあたっています。「本物に触れる 過程を大切にする 表現力を身につける」といった教育方針が様々なかたちで授業に浸透しています。
付属校ならではの強みとして高大連携が積極的に行われ、学習院大学や学習院女子大学からの出張講義も実践されています。
入試問題では4科目ともに高い記述力を求める特徴があります。算数では計算問題を含め全問題で式や計算、考え方を記す形式がとられ、国語の読解問題は物語文1題ですが、全て記述問題となります。理科・社会でも記述問題が含まれる大問の割合が非常に高く、同校を受験する上で記述対策は不可欠です。
全科目とも、解答方針を立てることすら難解な超難問は出されませんが、問題を見た瞬間に解答が浮かぶような基本レベルの出題も少なく、標準レベルの難度の問題が数多く出される傾向があります。基本知識を確実に固めたうえで、問題内容を正確に理解し、記述問題にも対応できるような解答を組立てる力、表現力を養成する必要があります。
4科目とも、解答欄を含む問題用紙がコンパクトにおさめられているため、記述答案作成の練習のためにも、実際の入試問題を入手して、解答欄の大きさなどを体感しながら過去問演習を進めることが有効な対策となります。
計算問題を含む全ての問題が、式や考え方を書かせる形式です。作図問題も出されるため、時間配分への高い意識が必要です。記述式の問題を苦にしないタイプ向きです。
読解は物語文の大問1題のみが出題される形式です。問題はすべて記述問題で、心情・表現の読み取りが高レベルで要求される良問ぞろいです。記述問題が得意なタイプ向きです。
記述問題の出題割合が高く、計算問題は式を書かせる出題形式です。基本レベルの出題が少なく、標準から応用レベルの問題が大半を占めます。記述問題に強いタイプ向きです。
語句を答えさせる問題と記述問題が多く出される特徴があります。記述問題の中には自分の考えをまとめて表現させる問題が含まれます。記述問題を得意とするタイプ向きです。
2025年度A入試は大問6題で小問数が全12題という例年通りの構成でした。計算問題を含む全ての問題で式・考え方を書かせる記述式である点も例年と同じです。100点満点に対して小問数が少ないことから、1題あたりの配点が高いことに注意が必要です。
大問1が計算問題、大問2が数の性質から公倍数の問題、大問3は過不足算、大問4が規則性から分数数列の問題、大問5が平面図形の動く範囲の問題、大問6が速さとグラフの問題でした。
2025年度A入試は問題の難度が例年と比べて低く、受験者平均点が69.3点と、過去5年のA入試では2022年度の71.9点に次ぐ高さでした。2024年度A入試が難問ぞろいで受験者平均点が53.0点と低かったため、前年度から15点以上もアップする結果となりました。2023年度A入試の受験者平均点が64.9点と前年度から7点下がったように、来年度に難度が上がる可能性が高くありますので、注意が必要です。
同校算数のテストの構成は、大問1から大問4までは基本から標準レベルの出題が見られ、大問5、大問6に難度の高い応用問題が出される傾向があります。2024年度ではこの2問の難度が非常に高く、高得点をとるのが困難な内容でした。
それに対して2025年度はまず大問2、大問3の難度が、受験生が戸惑うのではないかと思える程に低く、同校受験生レベルを考えると、失点が許されない内容でした。また、大問5の平面図形の問題は同校ならではの作図を含みますが、どのテキストでも見られるような典型的な「動く範囲」の問題で、(1)の作図に成功すれば、2題とも容易に正解できるレベルでした。
大問6は同校で頻出の「2人の距離の差」をグラフにした問題で、与えられたグラフが問題の途中までを表している点に説明がないものの、問題をよく読み込めば、これも典型的な「折り返し問題」で、計算もしやすい内容でした。
ポイントとなったのが大問4の分数数列の問題で、どの規則性が当てはまるか迷った受験生もいたかと推測されますが、テキストの応用問題を数多く解いていれば、55/12という分数に着目して、分母をそろえることに気づけば、問題自体は2題ともいたって簡単な内容でした。
このように、2025年度A入試は難問と言える出題がほとんど見られず、受験者平均点が70点近く達していることから、合格者平均点は80点近くまでになったと思われ、取りこぼしの許されないテストとなりました。
上述の通り、2025年度A入試は難度が非常に低く、算数が苦手な受験生でも高得点がとれるチャンスがあるテストでした。そんな中での合格ラインを突破するポイントは、全6題の大問のうち、4題で満点を目指すことにあります。そのために、苦手分野を作らず、その単元も標準レベルまでは確実におさえておく必要があります。
2025年度A入試では、大問4の規則性の問題が、分数数列への慣れが求められる点で点数が取りづらい分、大問5で満点をとれるかどうかが分岐点になりました。例年の平面図形の問題に比べると難度が非常に低く、作図を含め、確実な解答が求められました。
例年の大問4までの標準レベルの問題では、各単元の標準から応用問題で見られる典型パターンが題材となることが多いため、塾テストや公開模試の中盤で出される問題、終盤の応用問題の(1)をしっかり見直して、解法パターンを多く積み重ねておくことが必須です。
そして同校ならではの対策として、まずは式と計算を全問で書かせる特徴がありますので、普段から式を丁寧に書く習慣を身につけておきましょう。大問1の計算問題でも計算を書かせますので、普段のテストでも計算の筆記が雑にならないように注意しておく必要があります。
作図問題については、年度によって難度が異なりますが、かかせる図自体が複雑になるケースは少ないです。特別な対策までは必要ありませんが、全問題が記述式であるため、解答に時間がかかってしまいますので、定規・コンパスを使った作図をスムーズに進められるように、過去問演習では作図にかけられる時間の配分も確認しておくとよいでしょう。
算数が得意な受験生であれば、2025年度A入試は満点が取れる可能性が高くあるテストでした。こうした難度の構成が続くとは考えられませんが、まずは取りこぼしがないように、苦手分野を作らず、全範囲についてテキストの応用問題を確実に正解できるような徹底的な練習が不可欠です。
その上で合格ラインを突破するポイントは、規則性、速さ、平面図形・立体図形の難問で正解を重ねることにあります。同校の算数は出題範囲が幅広いですが、テスト終盤の応用問題は比較的、上記単元からの出題が多く見られます。
その中でも速さの問題は、2023年度A入試、2024年度A入試ともに、問題内容を正確に把握するのが難しい設定でした。こうした問題に対応するためには、図やグラフ、表を用いて問題内容を整理する流れが必須となります。2025年度A入試のグラフ問題も、算数が得意であればグラフと計算のみで正解まで行き着くことは可能ですが、より正確に進めるためには、折り返しの状況図が有効となりました。
そして同校算数の特徴である、記述式解答も、確かな根拠をもって立式することを求めるものですので、問題内容の正確な把握が大前提となります。早めに過去問に取り組み、同校ならではの問題設定が難しい終盤の問題に直面して、図やグラフ、表の有効性を認識しておくとよいでしょう。
同校の算数で正解数を多く重ねるためには、記述式、作図といった時間がかかる要素を含むことを考慮して、問題選択を含めた時間配分への意識を高める必要があります。式や計算を丁寧に記述することにこだわり過ぎて、正解できる問題を解く時間がなくなった、といった事態にならないように、過去問演習に早めに着手して、同校の問題形式に慣れましょう。
同校の国語は物語文読解の大問1題と、漢字の書き取り、読み取りの大問1題の大問2題構成で安定しており、2025年度A入試も同じ構成での出題となりました。大問1の物語文は小問8題すべてが記述問題という例年通りの形式で、大問2の漢字も全20題(書き取り15題、読み取り5題)と例年と変わりませんでした。
2025年度A入試の受験者平均点は63.6点と過去5年間で最も高く(2024年度A入試が54.7点、2023年度A入試が53.8点、2022年度A入試が61.6点、2021年度A入試が48.7点)、昨年2024年度からは10点近くアップしました。昨年よりも解答がつくりやすい記述問題が多かったこと、昨年の最終問題の「文章中の空の表現の変化を通して筆者が表現しようとしたこと」を説明させるような難問が今年度は見られなかったことが平均点アップの要因になったと考えられます。
同校の国語は、物語文読解、そして記述問題演習の最良のテキストと言える程に良問ぞろいのテストと言えます。
出典となる文章は、中学受験生とほぼ等身大の人物を主人公としており、そうした人物たちが直面する出来事も、小学生にとって十分に想像できる範囲におさまっています。文章量も標準的で、記述解答の作成にかかる時間を考慮しても、焦って読まなければならない分量が設定されることはありません。
2025年度A入試では、学校での人間関係に違和感を抱き、居心地の悪さを感じる中学生女子が、ボクシングに打ち込む同年代女子や、その知人である男子中学生との会話を通して、自分らしい生き方を模索する様子が描かれたものでした。
同校の記述問題は、「…とはどういうことですか」といった表現の意味を説明させる問題と、「このときの○○の気持ちを説明しなさい」といった心情を説明させる問題がほとんどです。出題対象となる表現は、登場人物の心情を反映させた象徴的存在の真意や、筆者が託したメッセージを読み取らせるといった高いレベルの内容となることがほとんどです。
心情の読み取りも等身大の人物が抱える悩みやもどかしさといった頻出の内容ですが、文章全体を深く読み解かなければ満点解答をつくるのが難しい高度な設定となっています。文章全体を通しての登場人物の心情の変化を説明させる問題が出されることも多くあります。
解答にあたって制限字数は設定されず、解答欄の中におさめるかたちで解答するものですが、枠の大きさからして、おおよそ60字前後から多くて80字前後の分量にあると推定されます。
合格ラインを突破するポイントはもちろん記述答案を高いレベルで完成させることにありますが、まずは同校で出典となるような物語文を数多く読んでおくことが大前提となります。同校では新作(前年に出版された作品)から出題されることから、塾テストや模試で出題された新作の中から、等身大の人物を主人公とした作品を読み通すことが有効な対策になります。また、同校の過去問で出された作品を完読する時間を設けてもよいでしょう。
そのうえで記述対策ですが、言うまでもなく数多く記述問題を解くことが必須となります。塾で記述演習が実施される場合は極力参加するなど、普段から記述に特化した対策の時間を設ける必要があります。塾テストや模試の記述問題では、解説、模範解答を何度も熟読して、解答要素をどこまで含められたか、何が足りなかったのかを、徹底的に見直す習慣を身につけてください。
記述重視の学校は多く見られ、男子の栄光学園中や、同じく全記述の鷗友学園女子の問題を類題とすることもできますが、同校の物語文1題での全記述という出題形式はかなり特徴的ですので、同校の過去問を古い年度まで数多く解くことが最良の対策となります。
読解が物語文1題で問題数も多くないことから、50分という制限時間には余裕が感じられそうですが、記述答案作成にどれだけ時間がかけられるかを測るためにも、早めに過去問演習に取り組みましょう。また、他科目にも共通しますが、解答欄の大きさを認識するためにも、入試問題の実物を入手(1年分でも構いません)して、解答形式に関する感覚を磨いておくことをおすすめします。
[2025年度A入試の出典]
蒼沼洋人『光の粒が舞いあがる』
2025年度A入試は大問4題で、物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつ出される例年通りの問題構成でした。小問数は全23題で、問題の種類は選択肢問題、計算問題、語句を答えさせる問題、記述問題と幅広い内容となります。
同校理科の特徴として、記述問題の多さが挙げられます。2025年度入試では記述問題が6題出され、化学分野の大問2以外のすべての大問で出されました。いずれも制限字数は設定されず、解答欄の中に1行以内におさめるものでした。
2025年度A入試の大問1は地学分野から2024年に発生した台風を題材とした問題、大問2は熱カロリー計算をテーマとした化学分野の問題、大問3は花の受粉に関する生物分野の問題、大問4は物理分野から電流回路に関する問題でした。
2025年度A入試の受験者平均点は34.3点(60点満点)で、昨年度A入試の38.7点からは下がりましたが、過去5年間の推移(2024年度A入試が38.7点、2023年度A入試が30.8点、2022年度A入試が39.3点、2021年度A入試が32.9点)の中では、標準的な数値でした。
2024年度から受験者平均点が下がった背景には、大問4の電流回路の問題設定がやや複雑であったこと、大問1、大問3の記述問題の難度が少し上がったことなどが要因となったと推測されます。
同校の理科の特徴は、際立って難度の高い問題が出されない一方で、問題を見た瞬間に解答が思い浮かぶような基本レベルの出題も少なく、標準から応用レベルの問題が大半を占めることにあります。そのため、普段の演習で、塾テキストの標準レベルの問題を幅広く解き重ねる必要があります。
その中でも合格ラインを突破するポイントは、多くの大問で出される記述問題で、正解を多くとることにあります。同校の記述問題では、与えられた実験結果や資料だけでなく、問題文中から確実にヒントを入手する力が求められます。
例えば2025年度A入試の大問3の「ニュージーランドの花畑の特徴」を説明させる問題では、日本とニュージーランドの送紛者(花粉を運ぶ生物)のグラフだけでなく、問題文中の「ハエ類が白や黄色を好むけい向いある」という部分を使って解答を作成する必要がありました。逆に言えば、問題文を注意深く読むことで、記述の解答要素を得られることになります。理科の知識を使い、問題文、与えられた資料を読み解いて解答を作るといった記述問題への対応力が求められますので、塾テキスト、模試の見直しを通して、記述練習を重ねておきましょう。
計算問題では算数の知識を使えば容易に正解できる問題が含まれ、2025年度A入試では大問2のカロリー計算が該当しました(2024年度A入試では浮力の問題で、立体図形の考え方が利用できました)。
また地学分野では、時事ニュースを正確におさえておくことで解答できる問題が多く含まれる傾向があります。2025年度A入試の大問1では、2024年度に発生した台風と偏西風の関係を問う出題がありましたが、ニュースをしっかり確認しておけば、より解きやすい内容となっていました。
同校理科の問題は、AAサイズの冊子で見開き2ページにすべての問題が掲載されるレイアウトになっていますので、記述問題の解答欄の大きさは早めに確認しておく必要があります。実際の入試問題を入手しておくとよいでしょう。
2025年度A入試は大問3題で小問が28題ですが、ひとつの小問で解答数が多い問題が含まれるため、全解答数は全29題に及びました。大問1が地理分野、大問2が公民分野、大問3が歴史分野からの出題でした。問題の種類は選択肢問題(並べ替えを含みます)、語句を答えさせる問題、記述問題と万遍なく出される構成です。
記述問題は6題で各大問で出され、いずれも制限字数は設定されず、解答欄の行の中におさめるものでした。
2025年度A入試の受験者平均点は36.4点(60点満点)で、昨年度A入試の39.0点からは下がりましたが、理科と同じく、過去5年間の推移(2024年度A入試が39.0点、2023年度A入試が35.3点、2022年度A入試が32.0点、2021年度A入試が38.8点)の中では、標準的な数値でした
同校の社会の特徴として、語句を答えさせる問題、記述問題の出題割合の高さがあります。小問数に比べて解答数が多い要因も、ひとつの小問の中で複数の語句を答えさせる問題が出されることにあります。2025年度A入試でも、空欄補充のかたちで語句を答えさせる問題が大問2で3題、大問3で6題出されました。問題の難度自体は高くはなく、基本から標準レベルの知識で正解に至るものがほとんどです。
ただし統計資料を使った問題で細かい知識を問われるものが多く、また記述問題に難度の高い出題があることを考慮すると、この語句を答えさせる問題で確実に正解を重ねる必要があります。特別な対策までは必要ありませんが、普段の演習で知識を確実に身につけたうえで、早めに同校の語句を答えさせる問題に触れておくことが必須となります。
そうした基本から標準レベルの問題をしっかり固めたうえで、合格ラインを突破するポイントは記述問題で得点を重ねることにあります。記述問題の中でも、2025年度A入試であれば大問1の「農業につく人の高齢化が日本の農業に与える影響」を説明させる問題や、大問3の「朝廷が行基を大仏づくりに協力させた理由」を説明させる問題といった「説明問題」は標準レベルの難度で出されますが、大問2の「『国民と政治のかけ橋』という役割を果たすために、政党が具体的に行うべきこと」を考えて書かせる、といた自分の考えを表現させる「論述問題」では、限られた時間の中で自分の考えを正しく表現する力が求められます。
こうした論述型の記述問題で得点を重ねるためにも、時事問題に対して自分の考え方をしっかりまとめておく必要がありますので、時事対策では記述問題演習も欠かさないようにしておきましょう。
同校の社会対策としては、数多い空欄補充型の語句を答えさせる問題をはじめとした基本から標準レベルの問題を短い時間で正確に解き重ねたうえで、記述問題に使える時間を少しでも多く捻出するといった戦略が必須となります。
そのためには30分という制限時間の使い方を少しでも早く体感する必要がありますので、本格的に過去問演習を始める前、夏休みが始まる頃などに、同校の過去問を一度解いておくとよいでしょう。そのうえで知識を万全にしながら、記述問題への対応力を改めて構築すると、目標が定まって演習の効果を増やすことができます。