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答えのみを要求する客観形式です。難度は高く、正解にたどり着くにはかなりの実力が必要です。試行錯誤よりは発想重視なので、キレのあるタイプに向いています。
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堅実な大学合格実績を背景にして、人気が急上昇しています。上位校の受け皿として考えることはもはやできません。とくに二次試験は、御三家レベルの受験生が受験するため難関になります。受験校の組み立てを考えるときは一次試験を軸にするべきでしょう。
ここ数年は非常に内容が易化してきました。合格者平均からもそのことがわかります。ただし、今後もこの傾向が続くとは限りません。以前の難問の出題に戻っても大丈夫なように、心の準備はしておきましょう。全体的な傾向としては速さとグラフはほとんど毎年見られます。平面図形は相似比・面積比の標準的な問題です。割合と比や特殊算はある程度同じような問題が繰り返されています。
基礎力を重視した現在のような問題だと差が生まれやすくなります。計算問題を含め、解けそうで解けないと感じる問題がほとんどでしょう。速さとグラフは読み取りにくいものにも対応できるようにしておきましょう。場合の数や倍数算、損益算などは得点源になるでしょう。
高得点の争いになり、正確さが重要になりました。他教科に弱点がある受験生は、算数で7~8割は得点したいところです。立体の構成や不定方程式、条件整理などで差をつけるようにしましょう。
マンガを題材にした平成18年度2回め、高校生の恋をテーマとした平成19年度1回めなど、出題される文章が取り組みづらく、またニーチェやジャン・コクトーなど、文章に引用されている内容も小学6年生の生徒にとっては未知のものが多くなっています。しかし、扱われているテーマは頻出のものが多いので、細かな部分にとらわれずに、おおまかなあらすじや人間関係などを、全体を読み通して理解することを意識しましょう。
問題では、少ない字数制限の抜き出し問題と記号選択問題が頻出です。抜き出し問題では、解答に自分の言葉を入れることを求められます。このタイプの問題に答えるには、自分の考えを表現するための語彙を日頃から増やしておくことが重要です。
また、同校の特徴として、抜き出して答える問題では、句読点や「 」などの記号を、字数に数えないことが条件になっています。しかも正解になる部分が、句読点・記号を含むか含まないかで、制限字数を超えるか否かのところになっていることが多くあります。条件に気づかないと、正解を見逃してしまう恐れがありますので、文章の前にある※印の注記はしっかり見るようにしましょう。
記号選択問題では、選択肢の表現が文中の言葉から言い換えられてできています。そのままの表現でない分、一見して判断は難しいものが多いので、選択肢が文章中のどの部分を言い換えているかを常に注意するようにしましょう。その際には、細かな語句の重複にとらわれてしまうと間違いの選択肢に到達してしまいます。必ず選択肢の内容を把握して、全体としてどう言い換えられているかに気をつけるようにしましょう。例えば平成20年度1回めの大問3問・問6ですが、本文中の問題該当部の前に「生得的傾向性」といった難解な語句があり、同じくその言葉が含む選択肢があります。選択肢の文章も大きく間違った内容になっていないため、つい難解な語句に引きずられて選んでしまいそうになりますが、答えは前後の文脈をまとめた別の選択肢になります。同校の対策としては、誘導するような選択肢の罠はしっかりと避けるように気をつけることが重要です。
問題構成は最初が生物を中心とした総合問題、続いて物理、化学、地学、生物が大問として1題ずつ出題されると考えていいでしょう。生物はやや詳しい知識が必要になります。物理は豆電球と電熱線が、化学は溶解度と水溶液の性質の計算問題が頻出しています。これらは難度が高いものの、過去問と同じような設定が繰り返されていて、対策は立てやすいでしょう。
一番最後に長文記述があるのが特徴的。これ以外はテキストやテストの問題と同じ形式です。記号選択と用語を答える問題で、一問一答などの知識がそのまま生かせるでしょう。ただし、ここ数年は公民分野を含め、時事問題がたくさん問われるようになりました。現在の社会問題に関心をもつようにしましょう。