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桐朋中学校の傾向と対策

  • 併設大学なし
  • 高校外部募集あり
  • 男子校

志望にあたって知っておきたいこと

国立という文教地区にあって、堅実な教育によって地域でも高い評価を得ている進学校です。早稲田実業学校が国分寺にできてからは、やや人気を奪われましたが、周辺に進学校が少ないだけに、貴重な存在であることには変わりません。生活面の指導も行き届いているようなので、勉強以外の面も安心できる学校です。

出題傾向と適した有利なタイプ

科目別学習対策

算数

男子上位校が軒並み計算問題を出題しなくなっている中で、毎年必ず計算が4~5題ずつ出ています。計算に続いて基本的な一行問題、応用問題へと、易から難へと配列されています。こうしたクセのない安定した問題構成は受験生にとって安心材料となるでしょう。平面図形重視は他の上位校と同じです。速さは旅人算だけでなく、流水算にも注意しておきましょう。

算数が苦手な受験生

平面図形は基本以外にも非常に練られた問題が出題されることがあります。工夫して求める面積や長さの問題を応用レベルまで解いておくようにしましょう。速さは比を利用して考えられるようにすることです。計算問題でのミスをなくすようにすることはいうまでもありません。男子校には珍しく、立体図形をあまり見かけません。立体切りや複雑な複合図形よりは平面図形に力を注ぐべきでしょう。

算数が得意な受験生

場合の数や条件整理は思考力が必要な良問ばかりです。通常のテキストで練習した成果がそのまま発揮できるでしょう。数の性質は規則性で考えるようなものもあり、差をつけることができるでしょう。

国語

文章の長さは標準より少し短めで、一見すると解きやすい問題のように見えますが、同校の国語が極めて難度の高い問題であることを、しっかりと認識しなければなりません。記述問題は本文から抜き出した要素で構成できるものではなく、自分の言葉を的確に用いる必要があります。深く考えなくては合格点に達することの難しい問題が並びます。

記述の特徴として、問題の中に作問側の解釈を示している点があります。例えば平成20年度の大問2問の問7で「傍線部とあるが、筆者は自分と丸尾さんの仕事のあり方に大きな差があることを痛感しているようだ。では、どのように違うと考えているか」と、問題中の解釈を前提とする形になっています。この解釈を踏まえずに自分の解釈で臨んでしまうと、正解となる答案は作れないので注意が必要です。

また、記号選択問題も表面的な解釈で臨むと間違った選択肢を選んでしまう危険性が高くなります。平成20年度大問1問の最終問題は、一見して短い文の選択肢が並びます。登場人物の心情を問うものですが、傍線直前の文章の誘導に引きずられずに、人物間の心情のやりとりから登場人物の気持ちの動きを深く読み取ることができなければ、正解に至りません。

このように、同校の問題は思い込みや部分的な理解だけで解くと、なかなか得点はできません。作問側の意図を素直に受け止めて、文章全体をしっかり理解するような読み方をすることが必須です。

基本問題は確実に得点した上で、応用問題でどれだけ得点できるかで合否が決まります。問題同士が関連し合って1つのストーリーを形成しているので、他の問題も参考にしながら解き進めるようにするといいでしょう。

理科

通常のテキストでは見られない問題設定の力学や、化学の実験など、典型的な男子校の出題内容です。生物も魚の生態や植物の発芽率など、思考力が試される問題ばかり。4教科の中では最も手ごわい教科です。物理・化学の計算問題はもちろん、生物もできるだけ他の上位校の記述問題などで演習を重ねておくようにしましょう。

社会

歴史は各時代を含んだ総合問題と戦後の民主主義社会の発展がよく出題されます。地理は世界地図を使って日本と関係の深い国との貿易や文化の伝達などが問われます。前年の選挙を題材とした時事問題もあって、幅広い知識が必要になります。新聞やニュースなども欠かさず確認する習慣をつけましょう。

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