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新4年SAPIX入室テスト予想問題について
1回
成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことについての文章をもとに、以下の出題がありました。
・「憲法改正」の「憲法」を書かせる問題
・「選挙」に関する正誤問題
・「少子高齢化」に関する正誤問題
・「裁判員」に関する正誤問題
・衆議院議員、参議院議員の被選挙権年齢を書かせる問題
・「ウクライナ侵攻」「円安」「イギリスの首相」「安全保障理事会」に関する正誤問題
2回
2022年8月のNPT(核拡散防止条約)の再検討会議についての文章をもとに、以下の出題がありました。
・「新型コロナウイルス」を書かせる問題
・国連の本部があるニューヨークの位置を地図から選ばせる問題
・「ウクライナ」の国名を書かせる問題
・「国会」「選挙」「内閣」「司法」「財政や税金」に関する正誤問題
・日本が核兵器禁止条約を批准しない理由を記述させる問題
・「NPT」に関する正誤問題
1回
説明文:石田光規『「人それぞれ」がさみしい』筑摩書房 (2022/1/7発売)
物語文:宮沢賢治「革トランク」(『宮沢賢治童話全集 新装版 (8)』所収)岩崎書店(2016/10/1発売)
2回
説明文:橋爪大三郎『人間にとって教養とはなにか』SBクリエイティブ (2021/1/6発売)
物語文:山本周五郎『青べか物語』新潮社(2018/12/22発売)
第1回
2022年7月10日の参議院議員通常選挙に関連して、以下の出題がありました。
・「ウクライナ」の国名を書かせる問題
・「参政権」の名称を書かせる問題
・「マニフェスト」を選択肢に含む問題
・「臨時国会」に関する問題
・参議院選挙が行われた理由に関する問題
・内閣の仕事に関する正誤問題
・マイクロプラスチックとSDGsの関係に関する問題
・裁判の仕組みに関する問題
第2回
時事問題ではありませんが、問題文中の「SDGs」をヒントに「持続可能」を書かせる問題が出されました。
第1回
説明文:河合隼雄「子どもの『時間』体験」(『河合隼雄 物語とたましい』所収)平凡社 (2021/5/27発売)
物語文:瀬尾まいこ『夏の体温』双葉社 (2022/3/17発売)
物語文は開智中(先端A)と同じ出典で、出題された箇所に重なる部分がありました。
第2回
説明文:渡部潤一『第二の地球が見つかる日』朝日新聞出版 (2019/12/13発売)
物語文:佐川光晴『駒音高く』 実業之日本社 (2019/1/31発売)
第1回
イギリスのエリザベス女王死去に関する新聞記事をもとに、以下の出題がありました。
・日本の紙幣の発行に関する問題
・「知る権利」、「クーリングオフ」の名称を書かせる問題
・円安、円高、通過の価値、デフレーションに関する問題
・日本の議会の構成、国会議員に関する問題
・イギリスの旧植民地であったカナダに関する問題
・憲法第1条、憲法改正に関する問題
説明文:広田照幸『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』筑摩書房 (2022/5/11発売)
物語文:村山早紀『百貨の魔法』ポプラ社 (2017/10/5発売)
1次
・鉄道開業から150年をテーマとした文章をもとに、円安の影響についての問題、バリアフリーに関する問題などが出ました。
・2021年に世界遺産に登録された奄美大島の形を選ばせる問題が出ました。
1次
随筆文:鶴見俊輔「おとなをねぶみするひま マークトウェーン『トム・ソーヤの冒険』(『鶴見俊輔集12』所収)筑摩書房 (1992/3/19発売)
物語文:津島佑子「鳥の涙」(池澤夏樹編『近現代作家集Ⅲ』)河出書房新社 (2017/7/11発売)
物語文では作者・津島佑子の父親である太宰治の名前と、太宰治の著作品『斜陽』を作品の冒頭部分から選ばせる問題が出ました。
午後特別
※入試科目が算数・国語の2科目のため、社会はありません。
第1回
・参議院選挙に関連して、参議院の任期についての問題が出ました。
・「こども家庭庁」に関連して、「厚生労働省・ヤングケアラー・社会福祉」の組合せを選ばせる問題が出ました。
・「政府開発援助(ODA)」「経済協力開発機構(OECD)」が選択肢に含まれる問題が出ました。
午後特別
以下の3つの文章からの出題でした。
説明文①:関根佳恵『13歳からの食と農』かもがわ出版 (2020/10/31発売)
説明文②:石坂匡身・大串和紀・中道宏『人新世の地球環境と農業』農山漁村文化協会 (2020/3/13発売)
説明文③:小林富雄「食品ロス 日本の特殊事情」(出典元不明)
第1回
説明文:稲垣栄洋『雑草はなぜそこに生えているのか』筑摩書房 (2018/1/10発売)
物語文:いとうみく『朔と新』講談社 (2020/2/6発売)
第1回
時事問題ではないですが、
・1997年に香港を中国へ返還した「イギリス」の国名を書かせる問題
・香港の民主化運動、ミャンマーのクーデターが選択肢に含まれる問題
が出ました。
特待選抜
時事問題ではないですが、人権を守る取り組みについて「UNHCR」、「女性差別撤廃条約」「国際人権規約」「子どもの権利条約」が選択肢に含まれる問題が出ました。
第1回
説明文:内山節「私たちは何処に行こうとしているのか」(アエラムック46『新環境学がわかる。』に掲載)朝日新聞社 (1999/2/1発売)
物語文:乾ルカ『向かい風で飛べ!』中央公論新社 (2013/12/9発売)
特待選抜
説明文:上田正仁『東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方』ブックマン社 (2013/7/6発売)
物語文:辻村深月『サクラ咲く』光文社 (2014/3/12発売)
前期
時事問題ではありませんが、「生物多様性の観点から重要度の高い海域」を指定する省庁として「環境省」を選ばせる問題が出されました。
前期
説明文:山極寿一『人生で大事なことはみんなゴリラから教わった』家の光協会 (2020/8/21発売)
物語文:朝井リョウ「清水課長の二重線」(『20の短編小説』所収)朝日新聞出版 (2016/1/7発売)
第1回
・日中国交正常化から50周年に関連して、紀元前3世紀末から17世紀半ばまでの日本と中国の関係の歴史について出題されました。
・時事問題ではありませんが、「カーボンニュートラル」を書かせる問題が出されました。
第1回
説明文①:佐藤喜和「となりのヒグマ―アーバン・ベア問題とはなにか」(全文掲載、出典元不明)
説明文②:佐藤喜和『アーバン・ベア となりのヒグマと向き合う』東京大学出版会 (2021/7/17発売)
物語文:大島真寿美「うまれたての星」(『小説すばる』2022年9月号より連載中)集英社 (9月号は2022/8/17発売)
第1回
・ロシアのウクライナ侵攻に関連して、国際連合の「安全保障理事会」での「拒否権」が出題対象になりました。
・新型コロナウィルスについて、「テレワークと外食・内食」の組合せを選ばせる問題、「中食」、「ゴートゥー(Go To)キャンペーン」を書かせる問題が出されました。
第1回
説明文①:ヨハン・ノルベリ『OPEN』NewsPicksパブリッシング (2022/4/29発売)
説明文②:稲垣栄洋『植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし』筑摩書房 (2016/4/5発売)
物語文:柏葉幸子「桃の花が咲く」(『18枚のポートレイト』所収)理論社 (2022/3/7発売)
東大Ⅱ(1月18日)
時事問題の出題はありませんでしたが、「ハザードマップ」を書かせる問題が出されました。
B日程(1月16日)
SDGsに関して、具体的な行動と目標の組合せを答えさせる選択肢問題が出されました。
東大特待Ⅰ(1月12日)
2023年から100年ずつさかのぼった年に起きた出来事を題材とする周年問題が出され、関東大震災(1923年)、足高の制(1723年)、崇徳天皇の即位(1123年)、三世一身の法(723年)など、13項目が出題対象となりました。
A日程(1月10日)
時事問題としての出題はありませんでしたが、「都市鉱山」や「デジタルデバイド」といった近年話題となっている語句の意味を問う選択肢問題が出されました。
A日程(1月11日)
時事問題ではなく歴史分野からの出題でしたが、沖縄がアメリカから返還されたときの、日本の内閣総理大臣「佐藤栄作」の氏名を漢字で答えさせる問題がありました。2022年は沖縄返還から50年でしたので、時事問題としても要チェックです!
東大Ⅱ(1月18日)
説明文:吉永明弘『はじめて学ぶ環境倫理』筑摩書房 (2021/12/9発売)
物語文:森埜こみち『すこしずつの親友』講談社 (2022/6/23発売)
B日程(1月16日)
説明文:齋藤孝『書ける人だけが手にするもの』SBクリエイティブ (2022/1/6発売)
物語文:寺地はるな『タイムマシンに乗れないぼくたち』(短編集より表題作)文藝春秋 (2022/2/8発売)
物語文は浦和明の星中(第1回)と同じ出典で、ほとんど同じ部分が使われていました。
東大特待Ⅰ(1月12日)
説明文:杉山修一『ここまでわかった自然栽培―農業と肥料を使わなくても育つしくみ』農山漁村文化協会 (2022/3/18発売)
物語文:山本幸久『花屋さんが言うことには』ポプラ社 (2022/3/16発売)
A日程(1月10日)
説明文:金間大介『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』東洋経済新報社 (2022/3/18発売)
物語文:柊サナカ「オセロの女王」(『天国からの宅配便』所収)双葉社 (2022/2/17発売)
A日程(1月11日)
説明文:伊藤亜紗『手の倫理』講談社 (2020/10/9発売)
物語文:青山美智子「拍子木を鳴らして」(『月曜日の抹茶カフェ』所収)宝島社 (2021/9/9発売)
今年度A日程の物語2作品は「祖母と孫の心の交流」が共通のテーマでした。
第1回
最後の大問が時事問題で、カレンダー別に出題される形式でした。出題内容は以下の通りです(すべて選択肢問題です)。
・「RCEP協定」を選ばせる。
・ロシアのウクライナ侵攻について、「クリミア半島」を選ばせる。
・韓国の大統領の名前「ユンソンニョル」を選ばせる。
・昨年がサンフランシスコ平和条約発効から70年であったことから、同条約についての正誤問題。
・昨年が沖縄返還から50年であったことから、沖縄についての正誤問題。
・参議院選挙に関連して、参議院についての正誤問題。
・昨年が香港の中国返還から25年であったことから、香港についての正誤問題。
・「NPT」の正式名称「核不拡散条約」を選ばせる。
・昨年が日中共同声明発表から50年であったことから、当時の日本と中国の首相の組合せを選ばせる。
・昨年がシベリアからの日本軍撤退完了から100年であったことから、「シベリア出兵」を選ばせる。
第1回
説明文:伊勢武史『2050年の地球を予測する―科学でわかる環境の未来』筑摩書房 (2022/1/7発売)
物語文:寺地はるな『タイムマシンに乗れないぼくたち』(短編集より表題作)文藝春秋 (2022/2/8発売)
物語文は2021年度入試で海城中、市川中、東邦大東邦中などで出され注目を集めた『水を縫う』の著者・寺地はるな氏による短編集からの出題でした。
第1回
時事問題の出題はありませんでしたが、「副首都構想」に関して、首都一極集中の良くない点を説明させる記述問題が出ました。
第2回
※入試科目が算数・国語の2科目のため、社会はありません。
第3回
時事問題の出題はありませんでしたが、「マニフェスト」の名称をカタカナで書かせる問題が出ました。
第4回
※入試科目が算数・国語の2科目のため、社会はありません。
第5回
時事問題の出題はありませんでしたが、東日本大震災発生から現在までの復興状況をテーマとした選択肢問題がありました。
第1回
説明文:松原耕二『本質をつかむ聞く力』筑摩書房 (2018/6/6発売)
物語文:益田ミリ『アンナの土星』KADOKAWA (2021/2/25発売)
第2回
説明文:日野原重明『十代のきみたちへ―ぜひ読んで欲しい憲法の本』冨山房インターナショナル (2014/5/8発売)
物語文:須賀しのぶ『雲は湧き、光あふれて エースナンバー』集英社 (2016/7/20発売)
第3回
説明文:田中修『植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫』中央公論新社 (2012/7/24発売)
物語文:俵万智『先生の机』(今江祥智編『それはまだヒミツ 少年少女の物語』所収)新潮社(2012/1/28発売)
第4回
説明文:アンデシュ・ハンセン『最強脳』新潮社 (2021/11/17発売)
物語文:椰月美智子『十二歳』講談社 (2002/4/5発売)
第5回
説明文:正高信男『音楽を愛でるサル なぜヒトだけが愉しめるのか』中央公論新社 (2014/7/24発売)
物語文:はらだみずき『ここからはじまる 父と息子のサッカーノート』新潮社 (2018/4/27発売)
先端1
・「こども家庭庁」の名前を書かせる問題が出ました。
・イギリスの現在の首相の名前に関する正誤問題が出ました。
先端特待
新型コロナウィルス感染症に対する「考え方」と、現行の日本国憲法下で実現可能な「対応策」の組合せを答える選択肢問題が出されました。
先端A
沖縄がアメリカから返還されたときの、日本の内閣総理大臣「佐藤栄作」の氏名を漢字で答えさせる問題、「リモートワーク」を答えさせる問題が出されました。
先端1
説明文:中村桃子『「自分らしさ」と日本語』筑摩書房 (2021/5/8発売)
随筆文:森下典子『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』新潮社 (2008/10/28発売)
先端特待
説明文:池内了『清少納言がみていた宇宙と、わたしたちのみている宇宙は同じなのか?』青土社 (2021/12/20発売)
随筆文:保坂和志『生きる歓び』新潮社 (2003/8/1発売)
先端A
説明文:伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』光文社 (2015/4/16発売)
物語文:瀬尾まいこ『夏の体温』双葉社 (2022/3/17発売)
先端1の説明文『「自分らしさ」と日本語』は昨年度入試で最も多く出された作品のひとつです。
頑張っている中学受験生のみなさんが、志望中学に合格することだけを考えて、一通一通、魂を込めて書いています。ぜひご登録ください!メールアドレスの入力のみで無料でご登録頂けます!