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大部分が一行問題形式です。大問は面倒な計算があります。設問数が多く、問題を正確に早く解けるタイプに向いています。捨て問題を作る勇気も必要です。
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女子御三家の中で最も自由な校風といわれ、根強い人気があります。4教科の配点と試験時間がすべて同じことから、どの教科も大切にしているという気持ちが見て取れます。したがって、理科と社会も手を抜くことができません。算数と国語はテスト時間の配分が大切です。理科と社会は確実な知識がないと正解にたどり着けません。全体的にまったく手が出ない出題は少ないので、問題を見極める目をもつようにしましょう。
平面図形の中でも角度の出題の多さが際立っています。三角形・四角形の性質とともに日頃から取り組むようにしましょう。基本的なものの中に難度の高い問題が点在しています。問題を見極めて時間を有効に使う練習が必要でしょう。ランキングにはありませんが、立体図形では柱体や立体の構成など、通常の学習では見落とされがちな項目が見られます。注意しておきましょう。
出題内容が基本的なだけに、正確さとスピードを身につけないと大きく差を広げられてしまいます。算数が苦手ということは、おそらくスピードを意識しすぎて計算ミスを連発するという悪循環から抜け出せないのでしょう。自分の正答率が最も高くなるスピードはどのくらいなのかということを、制限時間を変えて調べてみましょう。
もしも、算数で他教科の弱点をカバーしたいと考えているなら、8割以上の得点が必要でしょう。頻出の角度、相似比・面積比、水そうグラフなどをさらに伸ばしていきましょう。角度や面積はパズルのような問題になるときがあります。非典型の難しい問題にチャレンジするようにしましょう。
女子学院の国語は、適切で迅速な処理能力が求められます。記述問題では、何を書くべきかをはっきりと提示されます。平成20年度でも、あいさつことばの使われ方に変化が起きていることをテーマとした文章で、問題では「その原因を書きなさい」や「どのような点が奇怪なのか説明しなさい」といった形で、「原因」「奇怪さ」と、求められている論点が決まっています。その場合は、ポイントが論点から少しでもずれてしまうと減点の対象となるので、正確に答える必要性がより高くなります。問題の表現を、文章全体の意味を踏まえてどう言い換えるか、を迅速に判断して書きまとめる能力を求められます。例えば先ほどの「奇怪」であれば、「矛盾」に言い換えることで前後の部分をまとめられます。
女子学院の場合は制限時間40分に比して問題数が多いので、1問に使える時間が限られています。問題演習では、1問ごとに解答にかかった時間を記録して、それが演習を進める中でどれだけ早くなったかを実感することで、時間への意識を高める方法が有効になります。また、記述問題では、時間をかけて100点の解答を作るのではなく、70点でも構いませんので、問題数を多く解き進めるようにしましょう。
取り組みやすいという点では、4教科の中では一番でしょう。時間も40分あり、テキストレベルの出題がほとんどです。生物・地学の知識問題を重点的に学習するようにして、計算分野は基本的なもので大丈夫です。
国語に次いで手強い内容です。公民分野は時事問題をからめて、戦前・戦後の歴史とのつながりを考える問題が多く見られます。国政選挙や政治の動向などを新聞やニュースなどで毎日確認するようにしましょう。