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大問3〜4題に取り組む記述式出題。問題の難度はこの学校の受験生にとっては標準的なものが多いです。文字がきちんと書けて、ていねいな作業ができるタイプ向き。
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開成というと難問が出題されていると思われがちですが、実際には、灘やラ・サールなどの関西の難関校よりも解答しやすい問題が多く出題されています。ただし、この学校を志望する受験生は、ほぼ全員が各塾のトップレベルの生徒ばかりなので、4教科すべてにおいて弱点を作らないようにすることが合格の条件です。
大問3〜4題に取り組む記述式出題。問題の難度はこの学校の受験生にとっては標準的なものが多いです。文字がきちんと書けて、ていねいな作業ができるタイプ向き。
男子は国語嫌いが多いだけに最も苦しむ教科でしょう。長文記述は分量が多いので、塾だけでは対応しきれないはず。何よりも正しい文章を書けるタイプが有利です。
選択問題が多く、問われる知識は深いものがありますが、難問ではありません。総合力があるタイプでないと高得点は無理でしょう。
変わった出題をすることもありますが、知識と記述がバランスよく出題されます。とくに東京の地理・歴史に強くなること。
全体的な傾向は非常にはっきりしています。場合の数と立体図形、速さと比が中心です。最近は易化傾向が定着してきています。合格者平均の高さを見ると、満点をとっている受験生もいるでしょう。そういう意味では、算数に限ると、開成はミスをしない完璧な生徒を求めているようです。
算数が苦手な受験生にとって、開成は非常に難しい学校です。開成に合格するレベルは各塾のトップ層で、逆転するのは容易ではありません。まず、ほとんど出題されない特殊算は捨てましょう。立体図形と場合の数、平面図形、速さと比を中心に徹底的に学習しましょう。少なくとも頻出分野については差をつけられないようにすることです。
開成志望で算数が得意であれば、過去問をしっかりと解いていれば問題ないでしょう。あえて注意するとすれば、出題分野が偏ることがあるので、場合の数などの調べる必要がある問題を怠らないことです。
平成13年度より出題形式が変わり、記号選択問題中心から、記述問題中心へと移行しました。記述問題も制限字数が100〜150字のものを含むため、制限時間50分の使い方が重要になります。
開成の特徴の1つは、出題される文章の形式・テーマが年度によって変わることにあります。長文が2問出題される年度もあれば、超長文が1問の年度もあります。御三家の他校、麻布、武蔵が文学的文章1題の出題で、心情の変化や内容を記述させる点で一貫していることと比べると、テーマも定めきれないところがあります。最近3年では、永井龍男・室生犀星・高見順と、他の学校で頻出の現代文学作品とは一線を画すジャンルからの出典が続いています。また、過去2年の記述問題では、「自らの経験に基づいて考えをまとめる」ことを要求されています。さまざまなタイプの文章を読み、問題形式や出典のテーマは幅広く対策することが重要です。また、記述問題対策では、正確に自分の主張を整理することが必要です。
生物は植物・昆虫、地学は地層・天体の知識問題が見られます。そうした選択問題にはテキストにもないような知識が必要になりますが、ほとんどの受験生が答えられないでしょう。逆に基本的な知識は全員が得点してしまい、結果としてはあまり差がつかないでしょう。むしろ、物理・化学の計算分野を強化するべきです。
地理は東京を中心にした関東地方に関する問題が頻出しています。歴史は江戸、明治から戦後史までがよく出題されています。公民は時事問題がからんだものが出ています。いずれにしても通常の学習をしていれば対応できるでしょう。