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鴎友学園女子中学校の傾向と対策

  • 併設大学なし
  • 高校外部募集なし
  • 女子校

志望にあたって知っておきたいこと

父兄に対する積極的な情報公開や、カラー印刷で出題するなど、常に新しいことに挑戦しています。大学進学へ向けたきめ細かい指導により、上位校として定着しています。今後は女子御三家に次ぐ難関校になるでしょう。

出題傾向と適した有利なタイプ

科目別学習対策

算数

記述部分の採点基準を説明会で父兄に知らせるという情報公開を積極的に行っています。ここ数年は思考力より処理能力を重視する形式です。出題傾向は安定していて、平面図形の相似比・面積比と速さとグラフは毎年必ず問われています。過去問でしっかり学習した受験生が有利になるようにしていると思われます。過去問を例題として、平面図形と速さでは、応用レベルまで対応できるようにしておきましょう。割合と比では計算力が必要になります。計算問題がないからといって手を抜かないようにしましょう。

算数が苦手な受験生

上位校にもかかわらず、考えにくい立体切りや条件整理などがないため、対策をしっかり立てていけば得点を伸ばすことは可能です。毎年出題されている平面図形と速さはテキストなどで類題を解いておけばいいでしょう。特殊算にはグラフの読み取りが多く含まれています。記述練習をして部分点を取る練習もしておきましょう。

算数が得意な受験生

場合の数や立体図形でややクセのある問題が出ることに注意しましょう。平面図形は点の移動や図形の移動で、また論証でも差をつけられるでしょう。

国語

漢字の独立問以外は、物語文・説明文の読解2大問構成です。極めて長い文章が出題されることが特徴で、平成20年度1回めは、2問合計9200字にまで達しました(女子校平均約5900字・四谷大塚調べ)。文章の内容は、基本的には物語文・説明文ともに読みやすい内容ですが、圧倒的な字数に臨むためには、途中で息切れしない、「読む体力」が必要になります。ですから、同校を受験するにあたっては、読書の習慣が身についていると非常に有利。海外作品も多く出題されますので、さまざまなジャンルの文章を幅広く読み通す習慣を身につけておきましょう。

問題としては、明らかに記述重視の傾向が強まっています。平成20年度1回めは漢字以外で、小問10問中、1問のみ記号選択で、その他はすべて記述でした。最終問題の120字記述では「筆者の考え方について賛成か、反対か、根拠を明らかにしながら述べよ」といった、これまではあまり見られなかった、自分の意見を述べるタイプが出されています。

 記述でいかに点数を固めるかの対策ですが、同校の記述問題の多くは、文章中のどの箇所を使えばよいかが比較的わかりやすくなっています。問題によっては、その箇所を抜き出して、少しの加工を加えるだけで正答になるものもありますので、そうした基本タイプは確実に得点しましょう。それ以外の問題では、自分の言葉を的確に用いることを求められています。文章中の表現を軸にしながら、そこにどれだけ正しく自分の言葉を交えて、伝わりやすい答案に仕上げるか、を問うているところに同校の特徴があります。ただ漫然と記述練習をするのではなく、表現するための語彙を少しでも増やすことを常に意識しましょう。

 そのためには、桜蔭など他校の記述問題にも取り組み、模範解答との照らし合わせまで徹底することが必要です。長文対策としては、物語文が長いことが多いので、麻布・武蔵・駒場東邦の問題が有効に活用できるでしょう。自分の意見を表す記述対策としては、フェリス女学院・光塩女子学院・浅野・暁星といった学校の過去問演習も取り入れましょう。

理科

カラー印刷による出題は他校では見られない特徴です。加えて配点も算数・国語と同じ100点という均等配点です。難度も高く、各分野の実験・観察はよく練られた内容で、知識だけでなく考える力を重視しています。生物・物理・化学・地学の順に大問が1題ずつという構成です。生物は植物実験と観察をできるだけ解いておきましょう。物理・化学の計算問題も応用レベルまで取り組むことです。地学は地層を強化しておきましょう。

社会

理科と同じくカラー印刷の問題。問題構成も地理・歴史・公民の各分野から大問1題ずつという内容です。知識と記述がバランスよく出題されていて、図や資料の読み取りが中心。知識はテキストレベルのものが多く、記述がやや難度が高くなっています。テキストの文章の中から理由や原因が書かれた部分に下線を引くなどの作業をしていきましょう。

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