志望校別攻略法 Strategy

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渋谷教育学園渋谷中学校の傾向と対策

  • 併設大学なし
  • 高校外部募集なし
  • 男女共学

志望にあたって知っておきたいこと

渋谷教育学園幕張の系列校として着実に大学合格実績を伸ばしています。幕張とまったく同じカリキュラムで授業が行われ、教員も動員されています。共学でかつ進学校というのは数が少ないこともあり、人気も急上昇してきました。今後も難度が下がることはないでしょう。受験回数が3回あるということで、各回の合格者数が絞られています。仮に御三家レベルの実力があったとしても、押さえ校として考えるのは危険です。

出題傾向と適した有利なタイプ

科目別学習対策

算数

全体的には各分野が偏っていないように見えますが、年度によっては図形中心になったり、そうでなかったりとバラつきがあります。立体図形が難問になることを除けば、おおよそテキストに見られるような問題です。特徴的なのは周期を考える問題が規則性以外の図形や数の性質、割合と比、速さなどと融合して出題されていることです。計算が面倒になる問題があり、男子校よりは女子校の出題に近いといえるでしょう。規則性は重点的に学習しておきましょう。

算数が苦手な受験生

まずは、四則計算を標準レベルまで引き上げることです。旅人算と相似比・面積比は応用レベルの問題まで取り組んでおきましょう。数の性質と規則性は他の分野にも関連して出てきます。全般的に弱点がないようにしておきましょう。

算数が得意な受験生

立体図形の回転体や平面図形の転がり移動は難度が高くなっています。場合の数もクセのある問題になるときがあり、これらで差がつけられるでしょう。規則性と周期では計算力を磨いておきましょう。規則性が見抜けたとしても正解までたどり着けないようでは意味がありません。

国語

これまでは大問2問で論説文・物語文の読解が1問ずつの出題構成でした。

物語文は過去3年分を見ても、角田光代・あさのあつこ・重松清と中学受験では定番となった作家の文章を用いて、等身大の人物について表現の意味、心情の把握を問うスタンダードな内容になっています。

論説文も論理展開がはっきりした文が好まれるので、段落構成を意識して正攻法で取り組むことが有効。日頃の演習の成果が生かせるので、塾の演習をはじめ、地道な演習の積み重ねが必要です。ただし特徴として、論説文のテーマが平成18年度(一次、以下同)「異文化理解」、平成19年度「偶有性について」、平成20年度「複眼で社会を見ること」など、抽象概念をにした内容が頻出になっています。抽象的な文章への慣れの有無が、結果に大きく影響するので、テキストの問題文だけでなく、新聞記事やこれまで出題された作家の作品、さらには桜蔭を代表とする、難度の高い抽象的な文章の過去問に多く触れることが必要です。

 また問題では記述の字数制限に特徴があります。例えば60字以内と上限だけを定めたものではなく51字以上60字以内、といった10字幅での制限があります。下限があるので、ふだんの記述演習から「上限の字数から10字の幅の中に収める練習」を積んで、同校独特の字数制限に対応できるようにしましょう。

理科

以前の長文から比べると、毎年少しずつ設問数も減り、問題文も短くなっています。そのかわり思考力重視の出題は変化ありません。物理・化学の計算問題に加えて、実験や観察で理由や原因を問う形式になっています。テキストに出てくるような知識中心ではなく、男子上位校の思考力が試される問題に取り組むとよいでしょう。

社会

問題文が長い上に、大問数を増やして図や写真などの資料からわかることを記述させるなど、あまり他の学校では見られない形式です。テキストに出てくる図や写真は必ず覚えるようにしましょう。少しずつ時事問題と地理・歴史を融合させて出題することが多くなってきました。新聞などで話題となっている社会問題や用語も押さえておきましょう。

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