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年度によって出題分野に偏りがあります。前半の基本問題を解くスピードと問題を見極める選択眼を持ったタイプ向き。
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医学部のある大学の付属校として有名です。それだけに理系に強いイメージがあり、実際に卒業生も理系に多く進んでいます。付属校でありながら進学にも力を入れており、他大学からの指定推薦もあって、非常にバランスが取れているといえるでしょう。
年度によって出題分野に偏りがあります。前半の基本問題を解くスピードと問題を見極める選択眼を持ったタイプ向き。
試験時間に対する文章量はやや多めです。細かい感情の読み取りが苦手な男子には難しいでしょう。記号選択と言葉の知識が得意な受験生向き。
問題の難度が年度によって大きく異なります。物理・化学分野が得意で計算問題も苦にしないタイプに合っています。
上位校には珍しい記号選択中心の出題です。社会の記述や漢字指定に悩んでいる受験生でも対応できるでしょう。
全体としてみると各分野が平均的に出題しているように見えますが、実際は図形中心のときと、割合と比を重視するときがあります。後半には応用レベルの出題も見られ、前半を手際よく処理しないと合格点に達しないでしょう。まずは処理能力を磨くことです。速さと平面図形のどちらかは応用レベルの問題を解けるようにしておきましょう。
塾のカリキュラムの内容を見て、図形が不足していれば平面図形と、割合と比の演習量を増やし、速さが弱いなら旅人算を中心に強化していきましょう。どちらも標準レベルの問題までは必須。計算ミスをなくして、取り組みやすい割合と比を得点源にしつつ、平面図形と速さで遅れを取らないようにすること。
平面図形では点の移動とグラフなどの動きに関する問題は難度が高くなります。割合と比では損益算、立体では立体切りなどで差をつけられるでしょう。速さは特殊算に注意しましょう。時計算や通過算などは落とし穴になりやすい項目です。
出題される文章は、平成19年度前期の「ファンタジー論」や平成20年度前期の「大人と子供の言動について」など、文芸論・言語論の要素を含み、構成のはっきりした論理性の高い論説文が好まれます。また、こでまで後期試験科目は算数と理科でしたが、平成19年度からは国語と社会も加わりました。その後期では2つの異なる文章が並べられ、そこから共通点や相違点をまとめる問題が出されています。論説文に対しては、構成を理解した上で、内容を自分の言葉でしっかりとまとめることが必要です。
出題傾向としては、難解な記述はありませんが、記号選択問題には難問が多くあります。似た形式の選択肢から、細かな違いを見つけ出せるかどうかを問われるなど、まぐれ当たりがないように問題にさまざまな工夫が凝らされています。記号選択問題の対策をどれだけ積み上げるかが、重要なファクターになります。
また、空欄のある短文が与えられ、文脈に沿って穴埋めをする空所補充問題が出題されます。塾でも多く演習するタイプの問題ですので、ふだんから要素を抜き出せているか気をつけて復習すること。
慣用句・ことわざなどの知識問題はこれまでは多く出題されていませんが、今後傾向が変わり出題されることも考えられますので、気を抜かずにふだんの演習を固めておくようにしましょう。
基本的知識で対応できる生物分野に対して、物理・化学の実験は対策が必要になるでしょう。化学分野ではテキストに出てない化学反応や、物理分野では密度を考えるクセのある浮力の問題などが見られます。知識問題への対応は当然として、男子上位校レベルの問題まで解いておくようにしましょう。
4教科の中では最も取り組みやすいでしょう。記号選択問題は答えを書けないということがないだけに、不十分な知識でも正解できてしまいます。過去問を解き直すときには、選択肢を吟味して、どのような内容が問われているのか考えるようにしましょう。