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一行問題でもじっくりと取り組まないと解けない問題で、スピードよりも思考力を重視する出題です。速さと図形が得意なタイプ向きです。
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早稲田大学の系属校(経営母体は大学と別。付属校の早稲田高等学院は同じ)で人気校。受験機は2回ありますが、複数受験での優遇はありません。2月3日の2回め受験は、2月1日に御三家レベルを受けた生徒が受験するケースが多いため、厳しい戦いになります。校庭が狭いので、運動部の練習は他の場所を借りることがありますが、生徒は部活動にも熱心で、のびのびとした明るい環境で学校生活を送っています。
一行問題でもじっくりと取り組まないと解けない問題で、スピードよりも思考力を重視する出題です。速さと図形が得意なタイプ向きです。
出題される文章は2題で、全体に長文が出される傾向にあります。抜き出し問題が多く出されるので文章中の重要表現を早く見つけ出すことのできるタイプ向きです。
物理・化学・地学・生物の4分野すべてから出題されます。実験や観察をもとにした問題が多いので、結果についてただ受け止めず、理由などにも興味を持つタイプ向き。
世界地理など範囲が幅広く、細かな知識が必要な問題が出されます。社会全般について興味・関心を持ち、新聞や資料などからも積極的に情報を得ようとするタイプ向き。
全体の過半数近くを図形が占めています。年度によってはほとんどが図形ということもあります。平面図形は角度、面積・長さ、図形の移動とあらゆる問題が出ています。文章問題では単純な「~算」ではなく、条件整理や数の性質との複合問題になることが多くなっています。速さの問題設定は典型的なもので、対策も立てやすいでしょう。難度は応用・標準レベルまで解けるようにしておかないと、まったく手も足も出ないということもあるでしょう。
算数の実力がないと、このレベルの問題を解くことは厳しいでしょう。容積と水位は非典型の設定までできるように頑張りましょう。平面図形を捨てるわけにはいきません。多角形の角度、単純求積、長さなどは演習量が少なくなりがちです。できれば毎日取り組むとよいでしょう。
図形重視は当然として、割合と比や速さは特殊算がからんだ設定で差がつきやすくなります。仕事算、流水算、平均算などが一定間隔で出題されています。場合の数は条件整理が必要なものがあり、難度が高くなっています。こうした分野を強化しておきましょう。
問題文は物語文と、説明文か随筆文の2題構成で、これまでもどちらかが長文でしたが、平成20年度には2問ともが3500字を超えるという長さになりました。長文への慣れを身につけておくことが必要になります。物語文は平成20年度に、これまで他校で何度も出題されていた森絵都『子供は眠る』が出されたように、頻出作品・作家をはじめ、読みやすい内容のものが多いです。内容把握で遅れを取ることを防ぐためにも、頻出作品についてはできるだけ読んでおくこと、他校の過去問を解いておくことが必要になります。
説明文・随筆文は漢字が多く、語彙レベルも低くない文章でありながら、注釈がほとんどありません。全体の内容を問う記号選択問題も出題されますので、確実な理解が必要になります。内容としては伝えるべきテーマが「自然との共生」や「マナーと文化の関係」など、はっきりしていることが多いので、問題集の解説にある要旨をよく読み、代表的なテーマについては理解を深めておくことが重要です。問題としては、長文記述は出されず、30~40字以内の記述で、語句が指定されることが多くあります。指定された語句が本文でどのように使われているかが理解できれば、その語句を中心に文章を構成できるので、過去問などで同タイプの問題を繰り返し演習して慣れを身につけておきましょう。
その他、漢字・語句と記号選択問題などは難度としては標準レベルなので、塾での演習の積み重ねで成果が見込めます。ポイントは、抜き出し問題で確実に得点することです。同校の場合は、抜き出すべき場所に直結するヒントが本文中にはっきりと示されていることが多くあります。過去問演習を通して、ヒントの見つけ方を習得しましょう。
これまで物理・化学・地学・生物の分野から大問各1問ずつの構成となっています。理由説明などの記述が1、2問出されることもありますが、基本的には記号選択問題中心です。
1回めのテストでは、問題によって難度が異なる特徴があります。例えば平成20年度の大問1問めの地学分野(月の動きについて)と大問4問めの化学分野(表から数値などを読み取るが、演習を繰り返しておかなければ時間のかかる問題になっている一方で、生物・物理分野は基本的な内容になっています。とくに物理分野の「力のつりあい」の単元は同校では頻出なので、確実に得点する意識で臨むことが必要になります。こうした問題によって難度の異なるテストでは、解く順番をしっかり考えなければ、得点できる単元を逃してしまう恐れがあります。ふだんの模試や過去問演習から、順番は常に意識するようにしましょう。
2回めのテストについては、1回めと比べて全般に難度が上がる年度が多いのですが、合格者平均点は下がらないので、高いレベルまで解くことが必須です。
問題の特徴としては、先に触れた「力のつりあい」の他にも「太陽、月など天体の動き」「電流回路」「天気」といった頻出の単元があります。過去問演習を通して頻出単元に苦手なものがあった場合には、早期に塾のテキストでの復習に戻りましょう。実験や観察した結果をもとに考察させる問題が多いです。本来であれば表に結果がまとまっているような内容でも表がなく、自分で整理しなくてはならないタイプの問題が出されます。実験結果として出た数値が何を表しているのかをふだんから考えてみる習慣が重要になります。模試やふだんのテストの復習では、とくに実験を扱った問題について解説をよく読み、どのような数値が高いと、どのような意味になるのか、といった考察を重ねる時間を持つようにしましょう。
問題はこれまで大問3問構成で、地理・歴史・公民からバランスよく出題されてきました。内容としては、記述問題は10字程度で内容や背景の説明を求めるものが2、3問出されるだけで、基本的には記号選択問題と語句問題が中心です。どこまで正確な知識を身につけたかが試されるテストといえます。知識問題の難度は高く、歴史での年号や、時事問題での細かな内容などは早くから覚える意識を持つことが不可欠です。また記号選択問題では、正しいものを選ぶか、間違ったものを選ぶかが問題によって異なるので、よく問題文を見なければ大きく失点する恐れがあります。地理の緯度・経度の問題など、異なる年度で複数回出題されたテーマがありますので、過去問演習では徹底的に復習をして、1度解いた問題はよく覚えておくようにしましょう。
単元ごとの注意点ですが、地理は世界地理が出題されることがあります。日本とのつながりに限定されず、例えば平成20年度2回めでは、世界の島国についての問題で、セイロン島の名称や、マダガスカルの形を答えさせる問題などが出されました。塾のテキスト以外の教材(場合によっては中学生用)も活用して、基本事項は確実に固めておく必要があります。
歴史では、資料問題が多く出されます。解答に必要な要素を資料のどこから見つけるかに注意して、練習を重ねましょう。扱った資料と同時代のできごとをチェックする問題などでは、年号をどれだけ覚えているかが重要になるので、年号については塾で配られた教材を活用するなどして、細かく覚えるようにしましょう。
公民では、時事問題が多く出題されます。塾の教材や市販のテキストで、時事問題について細かな内容まで確実に覚えておくことが不可欠です。年度によっては「ジャストインタイム方式」「国際連合憲章」などまで問われますので、時事的な語句について、テキストの細かい部分まで覚えるようにしましょう。