No.1733 元日能研講師直伝!日能研の夏期講習を100倍活用する方法 【4年生編】

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 もうすぐ夏休み。夏休みといえばプール、花火、ゲーム、そして夏期講習!そう、待ちに待った夏期講習がやってきます!夏期講習は絶好の復習の機会です。

 しかし、夏休みは、夏期講習の他に、習い事や合宿、学校の宿題(自由研究など)、家族の行事など予定がいっぱい。

 今回はそんな4年生の夏期講習を充実したものとするために、講習前の準備から、講習に参加するにあたっての意識づけ、講習をさらに効果的に活用するためのヒントをお伝えしたいと思います。

①夏期講習の前に

 夏期講習の前に弱点を知りましょう。弱点が明確にわからない場合は育成テストの評価を基準にしてみましょう。範囲の決まっているテストの評価は弱いところがはっきりとわかります。

 例えば、平均が評価6であれば、評価5以下の単元は弱点となります。テスト範囲が1回のテストにつき、本科テキストの2回分であることを考えると、どの単元が苦手なのか、詳細はテキストの内容を見て確認するとよいでしょう。

 弱点がわかったら、事前に配布された夏期講習テキストの目次のところに「弱点マーク」を書きこみましょう。弱点は人には知られたくないものです。書きこむときには、前向きになれる印や言葉がよいでしょう。

 夏期講習が始まったら弱点マークを見て、克服する気持ちで授業や宿題に臨みましょう。なお、夏期講習テキストの目次と本科テキストの対応は次のようになります。

※本科テキスト第1回、2回、3回、7回の内容は、単位、小数、計算です。これらの回の内容は、夏期講習テキストの「計算」で扱われています。
※本科テキストの第15回、16回、17回の内容は、三角形の面積、台形・ひし形の面積、図の加工と求積です。これらの回の内容は夏期講習の授業ではメインに扱いませんが、夏期講習テキストの「特別問題」で扱われています。

②目指せ!夏期講習テキスト、完全制覇!!

 「夏期講習の目標は何ですか?」と聞かれたら、お子さまはどのように答えるでしょうか。予想してみます。

「一生懸命やる」
「授業に集中する」
「休まずに毎回通う」
「テストでいい点をとる」
「嫌いな国語をがんばる」
「ない!」

 だいたいこのような回答ではないでしょうか?ぜひ、お子さまにお聞きになってみてください。このように考えてみると、ひょっとしたら6年生であっても具体的な目標はないかもしれません。日々の学習やテストに忙殺され、そんなことを考えている余裕はないというのが現実ではないでしょうか。

 しかし、せっかくの夏期講習で授業を受けて終わりではもったいないです。

 そこでお勧めしたいのが、この夏に成功体験をすることです。目標に向かって行動し、それを成し遂げたときには、人は数値では測ることのできない達成感や充実感を得ることができます。夏休みに一つのことを成し遂げて、その後の成績が上がった例をこれまでもたくさん見てきました。

 とは言っても「目標ってどんなものがいいの?」となります。このような場合、数値を達成するような目標よりは、行動目標の方がよいでしょう。そこでお勧めしたいのは夏期講習テキストの完全制覇です。夏期講習テキストにある問題は全てやることです。とにかくやればいいんです。全科目を行うのは難しいのであれば、算数だけでもよいと思います。

③完全制覇への道

 標準編は各回が「例題」「練成問題」で構成されています。発展編「問題」で構成されています。これは標準編の「練成問題」と同じ扱いです。

 標準編、発展編ともに授業と家庭学習で消化する量としては適量です。したがって全問行うようにしましょう。

【完全制覇のために その① 授業では書きこむこと!】

 夏期講習のテキストは余白が十分にあり、書きこむことを前提としています。授業では、図や表、式など考えるために使ったものは必ず残しましょう。どの部分で間違えたのか、プロセスが残っていれば効率よく、見直すことができます。

 また、書きこみは、完全制覇が進んでいることの目印にもなります。余白をうめて、完全制覇の道を進んでいきましょう!また、授業で「よくわかったところ」「よくわからなかったところ」に印をつけて、解き直しの目安としましょう。

【完全制覇のために その② あやしい問題はもう一度解くこと!】

 「わからなかったところ」はその日のうちに解き直しをします。「解き直し」とは授業で行ったような解法を自ら思い出し、自分の手で解法のプロセスを再現することです。さらに、「つまずいた原因」「できるようになったこと」を言葉や図で表現してみましょう。「解き直し」と「振り返り」を上手に使うことで、必ず考え方が身につきます。

【完全制覇のために その③ やる日を決めること!】

 完全制覇に向けてスケジュールを立てることは重要です。しかし、小学4年生が行うことを考えると、細かなスケジュールでは混乱するでしょう。細かなスケジュールを立てると、「いつやるんだっけ?」「どこをやるんだっけ?」ということになります。

 したがって、スケジュールというよりは、宿題や復習、計算や特別問題を行う日、時間を固定してしまいましょう。つまり、日々の学習をルーティン化してしまうということです。

 例えば計算などは「毎日朝やる」、宿題や復習は「塾から帰ったらすぐにやる」などです。ルーティン化してしまえば、「いつやる?どこやる?」という質問も出なくなるでしょう。スケジュールが決まったら、あとは前進するのみ!どんどん、先に進みましょう!!

【完全制覇のために その④ 計算問題はプロセスを重視すること!】

 目次にある計算は余白がないため、ノートにやりましょう。終わったらすぐに答え合わせをするのですが、この答え合わせが重要です。答えは合っていればいいってものではありません!単に計算のルール通りに行う問題と、計算の仕方を工夫する問題があります。工夫が必要な問題には次のようなものがあります。

①382×24+382×48+382×28
=382×(24+48+28)
=382×100
=38200

②80+82+84+86-81-83-85
=80+(82-81)+(84-83)+(86-85)
=80+1+1+1
=83

③7時間4分÷3=□時間□分□秒
7時間÷3=2時間あまり1時間
1時間+4分=64分
64÷3=21分あまり1分
1分=60秒
60秒÷3=20秒

 解答には答えのみしか載っていません。なんか面倒だなぁと思ったら、絶対に工夫が必要です!夏休みの計算は根性、ゴリ押しは禁止です!!

【完全制覇のために その⑤ 特別問題も制覇すること!】

 特別問題は1ページに大問で3題、小問6題です。内容は規則性の問題と図形の問題が中心です。特別問題は書きこめるスペースがあります。どんどん書きこんで進めましょう。

 ここで大事なのは人の手をかりないことです。特に図形の問題では、図形を分けたり、付けたしたりして、作業をしながら考えていくものがあります。授業では、先生が考え方を教えてくれますが、自分できなければ意味がありません。

 したがって、時間がかかっても1人で考えるようにしましょう。特別問題は規則性と図形が中心のため、コピーをとり、できなかった問題を解き直すときに使いましょう。

 いかがでしょうか。4年生のみなさん、ぜひこの夏に「成功体験」を経験しましょう!5年生、6年生になるにつれ、その「成功体験」が必ずあなたの原動力になります。

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