日能研5年生「栄冠への道」を中心とした家庭学習方法

日能研5年生のみなさん、国語の家庭学習は思うようにできていますか?『本科教室』『栄冠への道』『計算と漢字』、テキストだけで3冊あります。これに『カリキュラムテスト』『公開模試』のテストが加わりますね。

この四種類の素材を家でどのようにやったらいいか悩んでいる生徒さんも多いのではないでしょうか。そこで、今回は『栄冠への道』の使い方を中心に日能研の国語の家庭学習の仕方について考えてみたいと思います。

家庭学習のサイクルとして、授業があった当日に『本科教室』の見直し、その2、3日後に『栄冠への道』に取り掛かるというサイクルが良いでしょう。

■『本科教室』

家庭学習の出発点は『本科教室』です。授業のあった日に復習しましょう。まず、先生が説明した内容をノートを見ないで思い出してみます。メモ用紙などに書き出してみるとよいでしょう。その上でノートを開き、思い出せなかったことや、ノートとは違っていたことを復習します。ここまでは授業のあった日にやりましょう。10分くらいでできます。5分くらい思い出してみて思い出せないことは、割り切ってノートを見ましょう。次に、ノートに書いてある内容を使って問題の解き直しをします。語句問題は全部やりましょう。文章問題は授業で扱った文章は必ず解き直しましょう。できれば、授業で扱わなかった問題も解いてください。

■『栄冠への道』

授業の記憶を定着させた上で、また忘れかけた頃すなわち授業の2〜3日後に『栄冠への道』をやるのが頭の働きから効率的です。

[基本確認]は必ず全部やりましょう。
  1. 「授業での自分を思い出してみよう」ここは書けたら書くぐらいでいいです。
  2. 「授業での自分を思い出すときの手がかりにしてみよう」この部分で、授業で教わったことを思い出してみましょう。思い出せない時はノートを見直しましょう。すぐ後の四角い枠で囲んである部分を読みしっかり理解しましょう。 「〜実際にテキストの文章を例に考えてみましょう」をやります。授業で扱った文章だけでいいです。ここに書かれていることを読んだ上で本科テキストの問題を解きましょう。
  3. 「授業での自分を思い出しながら取り組んでみよう」をやりましょう。授業で教わったことと「文章のポイント」「考え方のポイント」を手がかりにして文章を読み問題を解きましょう。なぜその答えになるのか分からない問題は先生に質問しましょう。語句は全部やりましょう。
[問題研究]はできたらやりましょう。

家庭学習は国語だけでなく算数・理科・社会もあります。他の三科目も国語と同じように終わらせた上で時間にゆとりがあれば、「問題研究」に取り組んでみましょう。

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