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グノーブル GnoRev実力確認テスト
算数予想問題
今回は割合の基本と、相当算です。
「考えよう1」は割合の3要素の求め方の確認です。苦手な人は「の」をかけ算に、「は」をイコールに代えて式をつくり、逆算などで求めてもよいでしょう。「考えよう2」は割合の増減です。2割増しなら1.2倍、2割引きなら0.8倍と反射的に出てくるようにしたいところです。
「考えよう3」は、全体がわかっているので、かけ算でどんどん数値を求めていけばすぐ解けます。線分図をかくまでもないでしょう。「考えよう4」は全体を求める問題です。これが相当算です。(1)は2/5も1/3もどちらも全体を基準にしたときの割合を示しています。従って線分図は一本で済みます。(2)も全体を1として一本の線分図にまとめることができますが、はじめはうまくかけないと思います。線分の長さをデフォルメして大げさにかくと解きやすくなります。
「考えよう5」は2段階の線分図で考える問題です。(2)のようにはんぱがあるとミスしやすくなるので必ず線分図をかき、目で見て確認しながら進めるようにしましょう。いずれもコツは、上も下も数字が書かれてある部分を見つける、あるいはつくり出すということです。
「深めよう1」は、全体ではなく、何かを1と先に決めて考えます。線分図がきちんとかければ解けるはずです。なお、このページの問題は、次の回を学んだあとならば、(1)は連比を利用した別解、(2)は逆比を利用した別解が可能です。「深めよう2」は割合をそろえる問題です。途中までは「考えよう5」と同じように見えますが、同じ長さが2種類の割合で表されることになります。ここの処理をうまくできるかどうかです。他には、問14、問16のボールの跳ね返りの問題は必ずやっておきましょう。
今回の学習目的は説明的文章で理由にあたる部分をとらえることです。出題率は非常に高く、要と言えます。
まず、基礎的な解法として問われている傍線部分の前後を確認して下さい。そこに理由を示す接続語の有無をチェックします。理由を示す接続語とは、「だから」「そこで」「ゆえに」「したがって」「なぜなら」「〜ので」「〜ため」「〜から」「〜て」「〜ばかりに」などがあります。
このような言葉で明確に理由を示している場合は、そこを使って答えの根拠とします。記述式解答の場合は解答の文末を必ず「〜から。」「〜ため。」にして下さい。文末処理を怠ると減点になります。
しかし、このような明確に理由が指摘出来ない場合があります。特に難関校の記述式設問に見受けられます。その場合は本文全体の構成から理由を探ります。
理由が具体的な例を挙げて説明されている場合は、そこを抽象化してまとめる必要があります。また、筆者が傍線部分の前後ではなく離れたところにまとめて記述している場合もあります。どちらにせよ段落の役割を構成から判断して答える必要があります。
今回の学習は和語を扱います。和語の出題はどの学校でも見受けられます。頻出問題と言えますので、和語の意味や用法を身につけておきましょう。授業で取り扱わなかった設問や「栄冠への道」の設問も必ず行なって語彙力をつけて下さい。物語文の読解に必要な力です。
分数のわり算です。
「考えよう1」は逆数の意味について学びます。小数や整数は一旦分数にしてから上下逆にしましょう。「考えよう2」、「考えよう3」は逆数をかけるだけなので、少し練習すればすぐできるようになります。問4のような3個以上の分数のかけ算・わり算は、まずかけ算だけの式にして、まとめて一気に約分しましょう。
問5以降の文章題は、かけるか、わるか、見分ける必要があります。問9に仕事の問題が一問だけ出ています。なんとも軽い扱いですが、本来は仕事算という重要な1つの分野です。今のうちに少し慣れておきましょう。なお、わり算がなぜ逆数のかけ算になるのかの説明がP135、P145に載っています。理由が気になる人は参考にしてもいいでしょう。
今回の学習目的は物語文における間接表現を具体的にとらえることです。
間接表現とは、作者が登場人物の心情を比喩や擬態語、情景で表したものです。こうした間接表現を心情の読み取りの手がかりにしましょう。たとえば読解Ⅰの冒頭に「入道雲が巨人のように立っている」という情景が提示されています。この後の展開が暗示されており心情読み取りの手がかりになっています。人物の心情を記述で説明する場合は本文の間接表現をそのまま使わずに、具体的な言葉に置き換えて書いて下さい。手順はまず間接表現から具体的な心情語を決め、次にその心情の原因となった出来事を加えて解答を整えています。この書き方が出来るようになると心情記述が苦にならなくなります。
今回の学習は、受け身の表現を理解し書き換えの練習になります。文中の主語を変えた場合、どう表現すべきかがポイントになります。書き換えた文の文末処理が正しく出来るようにしておきましょう。
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