日能研5・6年生 算数・国語 今週の攻略ポイント!

<算数 6年生 第24回>

和と差の文章題がテーマです。今まで習った様々なタイプの文章題が登場します。

【攻略ポイント1】

「考えよう1」は和差算、「考えよう2」は分配算となっています。いずれも線分図で整理するとわかりやすくなります。問題文をていねいに読んで図に表してみましょう。「考えよう3」は消去算です。(1)〜(3)は連立方程式でいうところの加減法、(4)は代入法です。片方を消去し、一種類だけの式に持ち込むという発想は同じです。代入法の方が忘れやすいので多めに練習しておきましょう。

【攻略ポイント2】

「考えよう4」はつるかめ算です。合わせて10本で合わせて560円のように、2つの合計がはじめからわかっている場合はつるかめ算の問題です。タイトルにつるかめ算と書いてあるのでこのページの問題は迷わずに解けますが、実際のテストでは、つるかめ算の問題であることに気づくこと自体がポイントになる例も少なくありません。(3)の速さのつるかめ算のように他分野との融合問題になると一層気づきにくくなります。昨年のカリテでは仕事算とつるかめ算がミックスされた問題が出ました。

【攻略ポイント3】

「考えよう5」は過不足算・差集め算と呼ばれている問題です。一人あたりの差をいくつ分集めると全体の差になるかと考えると、旅人算と同じ感覚で解けます。条件が複雑になると線分図が必要でしょう。

【攻略ポイント4】

「深めよう1」はつるかめ算ですが、失敗するとペナルティーが科されるタイプの問題です。通常のつるかめ算とのちがいをしっかり理解しましょう。「深めよう2」は消去算でもつるかめ算でも解けます。
問16の2か所空欄のある表の問題は必ずやっておきたい問題です。つるかめ算に持ち込むまで手間がかかります。問19の長いすの問題も定番です。空席イコール不足人数になります。問17、問 18 の個数とりちがえの問題も初見では苦戦しがちなので一度解いておいた方がよいかもしれません。

<国語 6年生 第24回 論説文Ⅱ 乱文整序・段落整序>

今回は、乱文整序の設問を中心に学習します。乱文整序とは段落内のバラバラになっている文の順序をもとの正しい順序に並びかえることです。

【攻略ポイント1】

ポイントとしてはまず、最初の文または最後の文になりそうなものを予想します。つぎに指示語や接続語を含む文を探しつながりのある二文のかたまりを考えます。この二つをヒントにつなげてみましょう。読み直して文脈上正しいかを判断して下さい。入試での出題率は高くはありませんが、論説文読解で必要な構成をとらえる力につながる練習にもなります。じっくり手順を踏んで答えていきましょう。

【攻略ポイント2】語句第24回 重要語句Ⅰ

今回は抽象的な語句の意味を理解する学習になります。多くの生徒はテキストに記載されている重要語句の意味を読解の際に前後の内容から、その意味を類推しながら読んでいると考えらます。しかし、一つでも多くの語句の意味を知識として蓄えておけば読解のスピードや正確な内容把握につながります。設問を解くだけでなく、わかりづらい語句は辞書を利用して意味を確認しておきましょう。

<算数 5年生 第24回>

分数のかけ算です。計算ルールは簡単なので前回のたし算・ひき算より楽でしょう。

【攻略ポイント1】

「考えよう1」〜「考えよう3」は計算練習です。「考えよう4」は文章題ですが、この段階ではまだわり算を習ってないため、題意をつかめていなくても、とにかくかけてみれば正解になってしまいます。次回わり算を学んだあとは、かけるかわるか判断を迫られます。問6の整数のわり算を分数にしてから計算する問題には注意しましょう。今回は覚えることが少ないので、前回の分も含めて計算練習をしっかりこなして次回に備えましょう。

<国語 5年生 第24回 物語Ⅱ 心情の変化をとらえる>

前回に続き登場人物の心情を扱います。学習の目的は場面ごとに変化する人物の心情をとらえ、それを自身で記述できるようにすることです。

【攻略ポイント1】

場面は、時間、場所の変化、会話の内容の変化、新たな出来事や人物の登場によって切り替わります。それにあわせて登場人物の心情も変化して行きます。したがって、場面をまずとらえることが大切になります。
記述をする際に場面ごとの出来事を最初にまとめてみましょう。それに心情を加えます。書き方としては「最初Aという出来事からBという気持ちが発生し、後にCという出来事が起こりDという気持ちに変化した。」という型にはめるように表現すると良いでしょう。今回は、読解のⅠからⅢまで同じ物語になっています。3つの文章から人物の心情の変化をまとめてみましょう。

【攻略ポイント2】語句第24回 条件・帰結の関係

今回は条件・帰結の関係がある文を学びます。具体的には接続助詞と呼応の副詞の使い方になります。簡単に言い換えれば正しい言い回しを使うということです。文の前半に条件があり、その条件に沿って後半に正しく表現できることがポイントになります。方法として接続助詞の場合は前後のつながり方に矛盾がないかを確認します。呼応の副詞は表現を覚えてしまいましょう。

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