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今回のテーマは表面積と立体の切断です。
「考えよう1」・「考えよう2」で角柱・円柱の表面積について学びます。いずれも底面2個と側面の面積の合計になります。また側面積は高さに底面のまわりの長さをかければ求められます。
展開図と比較して仕組みを理解しておきましょう。「考えよう1」があまりにも簡単なので、問5、問6やオプ活問2などで柱体の表面積の練習をしておくとよいでしょう。
「考えよう3」は円すいについてです。展開図のおうぎ形の中心角の求め方や表面積の求め方を学びます。公式を丸暗記しようとすると忘れた時に困るので、公式の導き方も含めて理解するようにしましょう。また円柱・円すいの表面積を求めるときは分配法則を積極的に利用し計算量を減らすよう心がけて下さい。
「考えよう4」では立方体の切り口について学びます。切断の問題は3つの点だけ与えられていることがほとんどです。それは3点を通る平面が1つに決まるからです。しかし3つの点を結んだだけで切り口になるとは限りません。そこでいろいろなテクニックを教わると思いますが、使いこなすには相当の練習量が必要となります。「考えよう4」のページにのっている立方体の切り口の代表的な図はすべて覚えましょう。その他の問題では問8の6つの方向から見える正方形の数を数えて解く問題が重要です。カリテにも出るはずです。最後に、表面積の問題なのに体積を出してしまうというミスにはくれぐれも注意しましょう。
今回から論説文をあつかいます。その中でも比較文と呼ばれ、入試でよく出題される形式の文章を学習します。比較文とは二つの異なる事象から共通点や差異を筆者が考察した文章です。
今回は、様々な文化について書かれた文章をあつかいます。したがって、異なる二つの文化の違いや共通点を具体例から読み取り、筆者がとのような考えに至っているかをとらえることが大切です。特に筆者がどちらの文化の立場で何を主張しているのかを考えて下さい。本文の最後の結論から主張を考えてみましょう。主張は明確に書かれていない場合がほとんどです。たとえば読解Ⅰの文章の結論は「日本人は相手の気持ちを和らげるために謝るのであって、謝罪の意識はほとんどない。」としています。ここから読み取れることとは同じ文化持つ日本人同士であれば、問題はないが異文化の外国では通じなない。国際社会での行動を考えるべきだ。ということが主張として読み取れます。これは序論部分の外国の具体例からも導き出されるものです。このように具体例を根拠、手がかりにして主張を考えてみましょう。
今回は敬語の学習です。まず、敬語の種類を理解しておきましょう。尊敬語は相手の動作について表現されるもので、謙譲語は自分(家族)の動作に使われる表現です。丁寧語は「です、ます、ごさいます」「お◯◯」「ご◯◯」と言った表現です。この原則をもとに設問にあたってみましょう。入試では表現の間違えを正したり、敬語の種類を答えるものが多く見受けられます。テキストに記載されている表を見て覚えておきましょう。
つるかめ算について学びます。
全部つる、あるいは全部かめといった極端なケースを想定し、そこから何匹取り替えればうまくいくかという考え方で解きます。表を利用しても、式だけで解いても、面積図を使っても基本となる考え方は同じです。
「考えよう1」・「考えよう2」ともに、表がのっていますが、これはつるかめ算の仕組みを理解するためにのせてあるだけで、慣れたら表は使いません。面積図による解き方は無理にやる必要はありませんが、問5の長文穴うめ説明問題は日能研が好む形式で、カリテに同じようなものが出てもおかしくありません。また、いきなり面積図で教わった場合、意味を理解しないまま機械的な操作で答だけは出せるという状態になる恐れがあるので気をつけなければなりません。実際の入試問題では、つるかめ算の問題であるということに気づくこと自体が重要なポイントとなります。
あわせて○本、あわせて□匹というように、はじめから2種類の合計がわかっているときにつるかめ算を利用します。問3はつるもかめも出てきませんが、つるかめ算です。問4は平均とつるかめ算、オプ活問2は速さとつるかめ算と、他分野との融合問題は当然難度が上がります。問6やオプ活問3の失敗したら減点となる問題も要注意です。
説明文の4回目になります。
今回は意味段落をメインに学習します。意味段落とは形式段落を内容のつながりでまとめた段落を言います。文章全体を大まかに3つに区切るように形式段落をまとめてみましょう。この3つとは「初め」「中」「終わり」や「話題」「例」「まとめ」などと教わることが多いと思います。のちの論説文で「序論」「本論」「結論」と言った考え方に通じるものになります。一つ一つの形式段落の要点をとらえて、その内容が同じような場合は一つの意味段落としてくくってみてください。この方法で全体を3つにわけて本文の構成をとらえましょう。構成をとらえられるとどのような話題で、どのような例を挙げて筆者が何を主張しているのかがわかりやすくなります。
今回から反対語を学習します。二字熟語でそれぞれの意味が反対の関係になっていることばを反対語または対義語と言います。テキストの191ページに記載されている反対語の意味を確認して自身で書けるようにしておきましょう。入試では書けることが求められます。
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