No.1754 最強の学校説明会チェックシートでわが子に合った学校選びを!

 秋は文化祭や学校説明会が目白押しです。

 4・5年生は、まだ比較的時間に余裕のある今のうちに、できるだけ多くの文化祭や学校説明会に参加することをおすすめします。

 もちろん、6年生も、春までに回り切れなかった学校や、ここへ来て急きょ受験校の候補に挙がってきた学校などを見学することもあるでしょう。

 ただ、参加するだけではもったいないです。記憶は時間とともに薄れていきます。
「あの中学はどんな感じだったっけ?」
「あの先生はどこの中学だったかな?」
ということにもなりかねません。

 学校を見るポイントを絞り、必ず記録を残しておきましょう。この記録が、後々の志望校選びの最終段階で必ず役に立ちます。
とはいえ、「ポイントを絞ってチェックしましょう!」と言われても、特に初めての中学受験では、なかなかコツがつかめないものです。

 そこでおすすめしたいのが、チェックシートを活用する方法です。

 受験雑誌などにも出ていると思いますが、ここでは、私たち鉄人会が作成した『学校説明会チェックシート』をもとに、学校を見る際のポイントをご説明していきます。

 ぜひこちらからダウンロードして、チェックシートを見ながら、この先を読み進めてみてください。
👉学校説明会チェックシート

 チェックポイントは5つの大項目と、20の小項目に分かれています。各項目を5点満点で採点すると、総合点は100点満点。また、大項目ごとに平均点を算出し、右上の「レーダーチャート」に書き込めば、その学校の特徴やバランスが一目でわかるようになっています。

 私たちは、手前味噌ではありますが、これを『最強の学校説明会チェックシート』と呼んでいます。
では、上から順に各項目のチェックポイントを見ていきましょう。ぜひチェックシートをお手元に置いてご一読ください。

大項目【人】

<先生/在校生/父母> 各5点・合計15点

 まず見ておきたいのが、その学校をつくっている「人」です。

 先生については、服装や雰囲気、話し方だけでなく、若手からベテランまでの年齢構成にも注目しましょう。説明会で登壇する先生だけでなく、校内ですれ違う先生の様子や生徒への接し方にも、学校の日常が表れます。

 在校生は、挨拶・服装・アクセサリー・言葉遣い・髪の色などをチェック。「この生徒たちの中で、わが子が6年間を過ごす姿を想像できるか」という視点で見てみましょう。

 父母についても、在校生の保護者や説明会に参加している家庭の雰囲気を見て、将来自分が保護者会などに参加する姿をイメージしてみてください。

大項目【校風】

<教育理念/第一印象/芸術・スポーツ/校則> 各5点・合計20点

 学校選びでは、偏差値以上に「わが子に校風が合うか」が大切です。

 教育理念や建学の精神に家庭として共感できるか。校内に入ったときの第一印象はどうか。活気がある、落ち着いている、自由な雰囲気があるなど、その場で感じたことも大切にしてください。

 また、勉強だけでなく芸術やスポーツにも取り組みたい場合は、学校がそうした活動をどの程度奨励・許容しているかも確認しましょう。

 校則については、服装やスマートフォン、登下校などのルールを確認し、「厳しい」「自由」という評価だけではなく、お子さんの性格に合うかどうかで判断することがポイントです。

大項目【施設・設備】

<校舎/図書館・自習環境/ICT環境/食堂/スポーツ施設> 各5点・合計25点

 施設は、新しいかどうかだけでなく、きちんと管理されているかを見ましょう。教室、廊下、トイレ、ロッカーなどにも学校の姿勢が表れます。

 図書館は蔵書や司書の有無に加えて、自習スペースや放課後利用など、自分で勉強できる環境が整っているかもチェックしてください。

 ICT環境では、1人1台端末、Wi-Fi、LMS、デジタル教材、生成AIの利用方針などを確認し、実際の授業や家庭学習でどのように活用しているのかまで聞いてみるといいでしょう。

 食堂は収容人数、メニュー、料金、雰囲気など、スポーツ施設はグラウンド、プール、武道場などの有無や利用状況を確認しておきましょう。

大項目【進学・授業】

<大学進学実績/高校進学条件/学習支援・講習> 各5点・合計15点

 大学進学実績は、合格者数だけでなく、実進学先・現役率・一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜の割合や傾向まで見ると、その学校の進路指導の特徴がわかります。

 中高一貫校では、系列高校への進学条件や、実際に高校へ進学しなかった生徒がいるのか、その理由についても確認しておきましょう。

 さらに重要なのが日々の学習支援です。補習・講習・習熟度別授業・質問対応・自習支援など、「成績が伸び悩んだときに学校がどこまで支えてくれるのか」という視点で見てください。

大項目【その他】

<周囲の環境/通学経路/防災・防犯/安全・健康管理/制服・身だしなみ> 各5点・合計25点

 通学は6年間ほぼ毎日のことです。最寄り駅から学校まで実際に歩き、周囲に危険な場所がないか、通いやすいかを確認しましょう。自宅からの所要時間、乗り換え回数、ラッシュの状況なども重要です。

 防災・防犯では、備蓄や避難訓練、災害時の連絡・引き渡し、不審者対策などを確認します。

 安全・健康管理については、保健室やAEDに加え、スクールカウンセラー、熱中症対策、心身の不調への支援体制なども見ておきたいところです。

 制服・身だしなみは、デザインだけでなく、制服の選択肢や費用、身だしなみに関するルールまで確認しておくと、入学後のイメージがより具体的になります。

 最後に、学校説明会や文化祭で大切なのは、「なんとなく良かった」で終わらせないことです。

 実際に見て、聞いて、感じたことをその場で記録しておけば、1年後、2年後に志望校を絞り込む際の大きな判断材料になります。

 特に4・5年生は、まだ時間に余裕のある今だからこそ、偏差値だけにとらわれず、さまざまな学校を見て比較することができます。

 ぜひこの秋は『学校説明会チェックシート』を片手に、「わが子に合う学校か」という視点で学校を見てみてください。

 われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください。

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