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第6回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【151〜180】

【9分】 2022年04月01日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

内容

No.151『しゃくり上げる』⇒繰り返し息を吸い上げるように激しく泣く。 
[例文]妹はよほど心細かったのか、私の顔を見るなり、しゃくり上げながら駆け寄ってきた。
No.152『確執(かくしつ)』⇒互いに自分の意見を主張し、ゆずらないことから起きる仲たがい。 
[例文]今となっては2人の確執を埋めるのは不可能に近い。
No.153『ひところ』⇒それほど遠くない以前のあるころ。ひととき。 
[例文]ひところの迷いが晴れて、今はすっきりした気持ちだ。
No.154『格調(かくちょう)』⇒芸術作品などに現れる品格や風格。 
[例文]骨董好きな母のコレクションには、格調高いものばかり集まっている。
No.155『釈然としない』⇒疑念や迷いが晴れず、すっきりしないさま。 腑に落ちない。 
[例文]彼の言い分はもっともだが、どうも釈然としない。
No.156『斬新 (ざんしん)』⇒着想・趣向などがきわだって新しい様子。 
[例文]そのアイデアはあまりに斬新だった為、最初は受け入れられなかった。
No.157『違和感 (いわかん)』⇒しっくりしない感じ。また、ちぐはぐに思われること。 
[例文]彼のふるまいは普段と変わらないはずなのに、どこか違和感を覚える。
No.158『奇抜 (きばつ)』⇒思いも及ばないほどすぐれていること。また、人の意表をつくほど風変りなこと。 
[例文]奇抜な服装だったので、すぐに彼だと気づかなかった。
No.159『卓越 (たくえつ)』⇒他をはるかに越えて、すぐれていること。 
[例文]卓越したリーダシップを発揮してクラスをまとめ上げた。
No.160『抑揚 (よくよう)』⇒調子を上げたり下げたり、また、強めたり弱めたりすること。 
[例文]彼の抑揚のない話し方が、逆に説得力を持たせている。
No.161『きりもり』⇒物事をうまく処理すること。 
[例文]人気店なのに、たった一人できりもりしている。
No.162『きれぎれ』⇒いくつも小さく切れていること。また、途切れそうになりながら、かろうじて続くこと。 
[例文]彼は毎朝、息もきれぎれに教室に飛び込んでくる。
No.163『団欒(だんらん)』⇒親しい人たちが集まってなごやかに時を過ごすこと。 
[例文]仕事で世界中を飛び回っているお父さんが帰ってきたので、今日は久しぶりの一家団欒だ。
No.164『入り浸る(いりびたる)』⇒よその家や特定の場所に通い続けたり、そこに居続けたりすること。 
[例文]お父さんは子供の頃、百円玉を握りしめて駄菓子屋に入り浸っていたそうだ。
No.165『懐柔(かいじゅう)』⇒うまく扱って、自分の思う通りに従わせること。 
[例文]彼はクラスメイトを巧みな話術で次々と懐柔していった。
No.166『うずたかく』⇒物が幾重にも重なって、高く積み上げられているさま。 
[例文]彼の部屋には宇宙に関する本がうずたかく積み上げられていた。
No.167『如才(じょさい)ない』⇒気がきいていて抜かりがないさま 
[例文]いつの間にか如才ないふるまいを覚えてしまった。
No.168『軋轢(あつれき)』⇒争いあって不和になること。いざこざ。 
[例文]家同士の軋轢のせいで、いとこと疎遠になってしまった。
No.169『だいそれた』⇒常識・道理などから大きくはずれている様子。 
[例文]だいそれたことと思われるかもしれないけれど、僕の夢はノーベル賞をとることだ。
No.170『なりゆき』⇒物事が自然に推移して行く様子や過程。また、その結果。 
[例文]やるだけやって、後はなりゆきに任せよう。
No.171『けたたましい』⇒急に高い声や音が響きわたって騒がしい様子。 
[例文]その時、けたたましくドアをたたく音が部屋中に響いた。
No.172『まどろむ』⇒しばらくの間、浅く眠る。うとうとする。 
[例文]電車に揺られて、つかの間まどろんだ。
No.173『逡巡(しゅんじゅん)』⇒決心がつかず、ためらうこと。しりごみすること。 
[例文]逡巡しているうちにチャンスを逃してしまった。
No.174『織りなす』⇒織って模様などをつくる。また、様々な事柄が絡み合って変化のある物事をつくり出す。 
[例文]いくつもの音色が織りなす彼らの演奏に圧倒された。
No.175『躍起(やっき)』⇒あせってむきになること。 
[例文]彼女は躍起になって自分の主張を繰り返した。
No.176『辻褄(つじつま)』⇒前後に矛盾のない物事の筋道。 
[例文]何かを隠しているのか、彼の話はどうも辻褄が合わない。
No.177『あり余る』⇒必要以上にある。余るほどある。 
[例文]まるで、あり余るエネルギーを持て余しているようだ。
No.178『もはや』⇒すでに終わっていることを今あらためて認める気持ちを表す。今となっては。 
[例文]もはや私にはどうすることもできない。
No.179『おろか』⇒Aは言うまでもなくBにも範囲が及ぶという意味。 
[例文]このままでは優勝はおろか、予選突破も難しい。
No.180『ひょんな』⇒思いがけない様子。意外な。 
[例文]お父さんは、ひょんなことから地元の少年野球チームの監督を引き受けることになった。

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