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第7回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【181〜210】

【9分】 2022年04月08日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

内容

No.181『つまびらか』⇒内容を細部まで明らかにする。詳細を明示する。 
[例文]彼が転校していった本当の理由が、つまびらかにされることはないだろう。
No.182『たなびく』⇒薄く層をなした雲・霞などが横に長くただよう様子。 
[例文]たなびく雲の切れ間から陽の光が差してきた。
No.183『そうそうに』⇒急いで物事をする様子。さっさと。 
[例文]雲行きが怪しくなってきたので、そうそうに引き上げてきた。
No.184『つんけん』⇒話し方や態度が無愛想で、とげとげしい様子。 
[例文]彼女は人見知りが激しく、つい初対面の人につんけんしてしまう。
No.185『ままならない』⇒思い通りにならない。 
[例文]怪我をしてしまい、練習はおろか歩くこともままならない状態だ。
No.186『生業(なりわい)』⇒生活をしていくための仕事。 
[例文]この地域は、代々、農業を生業としている家が多い。
No.187『利発(りはつ)』⇒賢いこと。 
[例文]小さい頃から利発そうな子だと言われてきた。
No.188『心なしか』⇒そう思うからか。気のせいか。 
[例文]風鈴の音を聞くと、心なしか体も涼しくなってゆくようだ。
No.189『身動ぎ(みじろぎ)』⇒体をちょっと動かすこと。  
[例文]あまりの恐怖に身じろぐこともできなかった。
No.190『柔和(にゅうわ)』⇒性質・表情がおだやかで、やさしいこと。 
[例文]柔和な表情が一変して怒りの表情となった。
No.191『すこぶる』⇒程度がはなはだしい様子。非常に。たいそうに。 
[例文]なぜだかあの日の父は、すこぶる機嫌がよかった。
No.192『気さく』⇒気どりがなく、うちとけやすい様子。 
[例文]転校初日に気さくに声をかけてくれたのが彼だった。
No.193『打ち解ける(うちとける)』⇒心のへだてがなくなって親しむ。 
[例文]帰り道が一緒だったことで、すぐに打ち解けることができた。
No.194『狼狽(ろうばい)』⇒思いがけない出来事に、あわてふためくこと。 
[例文]彼のあまりの狼狽ぶりにただごとでないことを察した。
No.195『面映ゆい(おもはゆい)』⇒照れくさく感じる。恥ずかしい。 
[例文]当たり前のことをしただけなのに、思いのほか感謝されて面映ゆい気持ちになった。
No.196『ひときわ』⇒他とくらべて特にきわだっている様子。 
[例文]彼の絵は、数ある作品の中でもその色使いでひときわ目立っていた。
No.197『ことごとく』⇒問題にしているもの全部。残らず。 
[例文]誰が話しかけても、彼はことごとく無視した。
No.198『こぢんまり』⇒小さいがほどよくまとまって、落ち着いている様子。 
[例文]引っ越してきた町は、人口も少なくこぢんまりとしている。
No.199『あかぬける』⇒洗練されて野暮なところがなくなる。 
[例文]見た目はすっかりあかぬけたが、話してみると昔の彼のままだった。
No.200『つっけんどん』⇒態度やことばづかいが冷淡でとげとげしい様子。 
[例文]つっけんどんな物言いのせいで、彼女はクラスで浮いた存在になっている。
No.201『収拾(しゅうしゅう)』⇒混乱した物事などをとりまとめること。 
[例文]誤解が誤解を呼び、収拾がつかなくなった。
No.202『憶測(おくそく)』⇒根拠もなく、いいかげんに推測すること。 
[例文]理由がきちんと説明されなかったことで、様々な憶測を呼んだ。
No.203『やぶれかぶれ』⇒どうにでもなれという気持ちになること。 
[例文]その当時の私は、何をやってもうまくいかず、やぶれかぶれになっていた。
No.204『こわばる』⇒やわらかいものが、つっぱったように固くなる。 
[例文]その話題になったとたん、父の表情が急にこわばった。
No.205『うとましい』⇒好感が持てず遠ざけたい。 
[例文]あまりに頻繁に連絡してくるので、だんだんとうとましくなってきた。
No.206『手もちぶさた』⇒何もすることがなくて暇をもてあますこと。 
[例文]手持ちぶさたにしていたところ、友達が訪ねて来てくれた。
No.207『高揚(こうよう)』⇒精神や気分が高まること。また、高めること。 
[例文]思い切ってチャレンジしてみたところ、今まで味わったことがないような高揚感が得られた。
No.208『没頭(ぼっとう)』⇒他をかえりみず、一つのことに熱中すること。 
[例文]一つのことに没頭している彼が羨ましい。
No.209『慢心(まんしん)』⇒おごり高ぶること。また、その心。 
[例文]あまりにうまくいきすぎて、慢心が生まれてしまった。
No.210『頑(がん)として』⇒強く自説を主張し、人の言うことを聞き入れない様子。頑固に。 
[例文]誰が説得しても彼は頑として受け入れなかった。

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