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【9分】 2022年05月13日
毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!
【物語文読解に絶対必要な語彙600】
覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。
※No.322『時折』の音声ファイルにつきまして、例文の「時折」を「ときどき」と読み上げてしまっておりますので、近日中に音声ファイルを修正の上、差し替え致します。⇒2022年5月16日に差し替え完了しました。
No.301『顕著(けんちょ)』⇒際立って目立つこと。著しいこと。
[例文]中学生になってから、彼の人当たりの激しさが顕著になってきた。
No.302『当初(とうしょ)』⇒そのことのはじめ。
[例文]開店当初はとても繁盛していたが、次第に客足が遠のいていった。
No.303『興(きょう)じる』⇒おもしろがって楽しむ。
[例文]祖父が将棋に興じている姿が思い出される。
No.304『浮(うわ)つく』⇒うきうきして落ち着かなくなる。また、重厚さを失って軽薄になる。
[例文]当時はすべてがうまくいっていて、気持ちが浮ついていた。
No.305『念入り(ねんいり)』⇒細かい点にまで注意を払って、ていねいにする様子。
[例文]あの頃の私は、嫌われないように念入りに笑顔の練習をしていた。
No.306『洗いざらい』⇒隠したり残したりしたものがなくなるまで何かをする様子。残らず全部。
[例文]不安な気持ちを洗いざらいノートに書きだした。
No.307『出だし』⇒物事の始まり。すべり出し。
[例文]彼との出会いは出だしから奇妙なものだった。
No.308『無数(むすう)』⇒数えきれないほど多いこと。
[例文]冬の夜空には無数の星が見える。
No.309『のどか』⇒静かでおだやかな様子。のんびりと落ち着いている様子。
[例文]絵に描いたようなのどかな田園風景が広がっている。
No.310『ふんだんに』⇒あまるほどたくさんある様子。
[例文]孤独になると時間がふんだんに生まれる。
No.311『所狭し(ところせまし)と』⇒いかにも狭くて窮屈だといった様子。
[例文]昔ながらの風景が残るその街には住宅が所狭しと建ち並んでいる。
No.312『堅苦しい(かたくるしい)』⇒形式ばっていて、窮屈である様子。
[例文]入学式からもう3か月もたつのに、彼だけは堅苦しい表情を崩さないでいる。
No.313『めぼしい』⇒多くの中で、特に目立っている。取り上げる価値のある。
[例文]自分には人に自慢できるようなめぼしい才能がないと思っていた。
No.314『性分(しょうぶん)』⇒生まれつきの性質。たち。
[例文]彼女は思ったことを口にせずにはいられない性分だ。
No.315『面食らう(めんくらう)』⇒不意の出来事に驚きあわてる。予想もしなかったことにまごつく。
[例文]まさかの反撃に僕はすっかり面食らってしまった。
No.316『稀有(けう)』⇒めったにないこと。
[例文]私の母校は今でもなぎなた部がある稀有な学校だ。
No.317『とりえ』⇒とりたててすぐれたところ。長所。
[例文]冷静さがとりえの彼が、珍しく取り乱していた。
No.318『オーソドックス』⇒正統的・伝統的である様子。
[例文]彼女はあの学校のオーソドックスな制服に憧れているようだ。
No.319『建設的』⇒物事を積極的によくしていこうとする様子。
[例文]どんなに馬鹿げた意見でも否定しないことで、建設的な話し合いができる。
No.320『人当り(ひとあたり)』⇒他人と接するときの態度。また、そのとき相手に与える感じ。
[例文]彼の人当たりの良さは母親譲りだ。
No.321『そぐわない』⇒似つかわしくない。ふさわしくない。
[例文]入学式の日に、その場にそぐわない気がして居心地が悪かった。
No.322『時折(ときおり)』⇒ときどき。たまたま。
[例文]わが剣道部は、時折、卒業生が訪ねてきて稽古をつけてくれる。
No.323『我が物顔(わがものがお)』⇒それが自分の所有物あるいは領域であるかのような顔つきや態度で振る舞うこと。
[例文]かつて僕たちが毎日使っていたグラウンドは、今ではサッカー部が我が物顔で使っている。
No.324『語気(ごき)』⇒話す言葉の調子や勢い。
[例文]反論されて、自分でも驚くほど語気が強くなってしまった。
No.325『誘う(いざなう)』⇒呼びかけて目指す方へ連れ出す。さそう。
[例文]ピアノの音色に誘われて、気が付くと音楽室の前に立っていた。
No.326『ふてくされる』⇒不平・不満があって投げやりな態度や反抗的な態度をとる。
[例文]弟はいったんふてくされると手のつけようがない。
No.327『理詰め(りづめ)』⇒思考・議論などを理屈でおしすすめること。
[例文]理詰めで説得しようとする態度に余計に腹が立つ。
No.328『愛想(あいそ)笑い』⇒相手の機嫌をとるような笑い。
[例文]大人に対しては愛想笑いをする癖がしみついてしまった。
No.329『恐縮(きょうしゅく)』⇒申し訳なく思い、恐れ入ること。
[例文]自分の思い違いだと気が付いて、父は恐縮しきりだった。
No.330『とっておき』⇒いざというときのために大切にとっておくこと。また、そのもの。
[例文]その日はとっておきの靴を履いて出かけた。