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第12回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【331〜360】

【9分】 2022年05月20日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

※No.322『時折』の音声ファイルにつきまして、例文の「時折」を「ときどき」と読み上げてしまっておりますので、近日中に音声ファイルを修正の上、差し替え致します。⇒2022年5月16日に差し替え完了しました。

内容

No.331『頬張る(ほおばる)』⇒ほおがふくらむほど口いっぱいに食べ物をふくむ。 
[例文]寮からもどった僕は、久しぶりの母の手料理を口いっぱいに頬張った。
No.332『羅列(られつ)』⇒ずらりと並べること。また、ずらりと並ぶこと。 
[例文]難解な数式の羅列に気が遠くなった。
No.333『清々しい(すがすがしい)』⇒すっきりしていて人を心地よくさせる様子。 
[例文]勝負には負けたけれど、どこか清々しい気持ちになった。
No.334『神々しい(こうごうしい)』⇒気高くておごそかな様子。 
[例文]その神社の境内には、樹齢100年の大木が神々しく枝葉を広げている。
No.335『滅多に(めったに)』⇒まれにしかない様子。ほとんど起こらない様子。 
[例文]滅多に涙を見せない彼女が泣いているなんてよほどのことがあったのだろう。
No.336『迷走(めいそう)』⇒(比ゆ的に)物事の進むべき方向が定まらず、結論がなかなか出ないこと。 
[例文]彼は周りの空気を読み過ぎて、キャラが迷走している。
No.337『たやすい』⇒手間もなく楽に行える様子。 
[例文]SNSは使いかたによっては、たやすく人を傷つけてしまう。
No.338『くつろぐ』⇒心身を休めたり、窮屈な姿勢・服装をやめたりして、ゆったりした気分になる。 [例文]いつも忙しい母は週末もくつろぐ時間がない。
No.339『立ちすくむ』⇒驚きや恐怖のために、立ったまま動けなくなる。 
[例文]彼女の素晴らしい作品を目(ま)の当たりにして、ただ立ちすくむしかなかった。
No.340『存亡(そんぼう)』⇒存続するか、滅びるかということ。 
[例文]今年も新入部員が入らないと、いよいようちの部も存亡の危機を迎える。
No.341『呆気(あっけ)ない』⇒物事の結果が意外に貧弱・簡単で、もの足りない様子。 
[例文]青春のすべてをかけてきた陸上生活は、怪我によって呆気なく終わりを告げた。
No.342『有数(ゆうすう)』⇒取り上げて数えるほど主だっていること。 
[例文]僕らの町は、日本有数の漁港を抱える漁師町だ。
No.343『辛辣(しんらつ)』⇒きわめて手きびしいこと。 
[例文]いつもは辛辣な評価をする先生も今回ばかりは褒めるしかなかった。
No.344『素知らぬ(そしらぬ)』⇒知っているのに知らないふりをする様子。 
[例文]僕が困っているのはわかっていたはずなのに、みんなは素知らぬ態度だった。
No.345『あたふた』⇒急ぎあわてる様子。 
[例文]嘘をついていたことがバレて彼はあたふたと立ち去っていった。
No.346『道々(みちみち)』⇒道を行く途中で物事をする様子。道を行きながら。 
[例文]あの頃、私たちは道道、お互いの将来の夢を語りながら学校に通った。
No.347『よそよそしい』⇒態度が他人行儀で、親しみを示さない様子。 
[例文]今までのよそよそしさがウソのように話が弾んだ。
No.348『根こそぎ』⇒余すところなく。ことごとく。 
[例文]彼女の演奏は、僕の自信を根こそぎ奪うほど素晴らしかった。
No.349『拮抗(きっこう)』⇒ほぼ同じ勢力や力をもって、互いに対抗して張り合うこと。 
[例文]彼と僕の実力は拮抗していると思っていたが、大間違いだった。
No.350『折り入って(おりいって)』⇒深く心を込めて。ぜひとも。 
[例文]父に折り入って話があると訪ねてきたおじさんの顔は固くこわばっていた。
No.351『しっぺがえし』⇒即座に仕返しをすること。 
[例文]僕の軽はずみな行動で手痛いしっぺ返しを受けることとなった。
No.352『かねがね』⇒以前からずっと。かねて。 
[例文]かねがね感じていた不安が現実のものとなった。
No.353『いそいそ』⇒心が浮き立って、動作が軽やかな様子。 
[例文]新商品が出たと聞いて、いそいそとコンビニにアイスを買いに出かけた。
No.354『一段落(いちだんらく)』⇒一つの区切りまで物事が片づくこと。 
[例文]ようやく一段落ついたと思った矢先に、新たな問題が持ち上がった。
No.355『じれったい』⇒物事が思うようにならなくて、もどかしい気持ちだ。 
[例文]なかなか自分の意見を言わない彼を見ているとじれったい気持ちになる。
No.356『がむしゃら』⇒一つの目的に向かって夢中で取り組むさま。 
[例文]がむしゃらに夢へと突き進む彼女を見ていると羨ましくなる。
No.357『さりげない』⇒はっきりした考えや深い意図もなくふるまう様子。また、そう見えるようにふるまう様子。 
[例文]自分の気持ちを悟られないようにさりげなく話しかけた。
No.358『しばし』⇒少しの間。しばらく。 
[例文]あまりの驚きに、しばし声も出なかった。
No.359『耳打ち』⇒相手の耳もとに口を寄せて、こっそり話すこと。 
[例文]すれ違った2人組が、一瞬、僕を見てなにやら耳打ちしていた。
No.360『俊敏(しゅんびん)』⇒頭の働きが鋭く、行動がすばやいこと。 
[例文]彼の俊敏な動きに誰もついていけない。

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