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第13回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【361〜390】

【9分】 2022年05月27日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

内容

No.361『つかの間』⇒ごく短い間。ちょっとの間。 
[例文]ほっとしたのもつかの間、事態は急変した。
No.362『面持ち(おももち)』⇒(気持ちが表れている)顔つき。
[例文]出番が近づくにつれ、クラスのみんなは緊張の面持ちにかわっていった。
No.363『現(げん)に』⇒単なる話題や推測ではなく、現実である様子。実際に。 
[例文]彼女の次の試合にかける意気込みは相当なもので、現に今日も朝一番に来て練習をしている。
No.364『予兆(よちょう)』⇒何かが起こることを予感させる前ぶれ。 
[例文]今にして思えば、彼のあの時の発言がクラス崩壊の予兆だったのかもしれない。
No.365『のうのう』⇒何の心配もなくのんびりしている様子。 
[例文]チームメイトが必死に練習しているのに、怪我をしているとはいえ、自分だけがのうのうとしていていいのだろうか。
No.366『早合点(はやがてん)』⇒まだよく理解していないのに、わかったと思い込む。 
[例文]ただ、ふざけ合っていただけなのに、喧嘩をしていると早合点された。
No.367『力任せ(ちからまかせ)』⇒力だけをたよりに物事を行うこと。あるかぎりの力を出して事をなすこと。 
[例文]父が力任せに引っ張ってくれたおかげで事故に巻き込まれずに済んだ。
No.368『だだっぴろい』⇒必要以上に広い様子。ただやたらに広い。 
[例文]全ての荷物を運び出した後の部屋は、だだっぴろく感じられた。
No.369『ところどころ』⇒あちこち。 
[例文]完璧に仕上げたつもりが、ところどころに間違いがあった。
No.370『何気(なにげ)なく』⇒はっきりした考えや深い意図もなくふるまう様子。 
[例文]その何気ない一言が、どれだけ私を傷つけただろうか。
No.371『いいなり』⇒人の言うとおりに従うこと。言うがまま。 
[例文]担任の先生は、ずる賢いクラスのリーダーのいいなりになってしまっている。
No.372『ひたむき』⇒もっぱら一つのことだけに心を向ける様子。 
[例文]とうてい叶わない夢をひたむきに追いかける彼を見ていると胸が痛む。
No.373『横着(おうちゃく)』⇒楽をしてことをすまそうとすること。 
[例文]横着したせいで、余計にめんどくさいことになってしまった。
No.374『物心(ものごころ)』⇒世の中の道理や人情などを理解する心。 
[例文]物心ついた時には、家じゅうに音楽があふれていた。
No.375『手はず』⇒物事を行う際にあらかじめ決めておく手順。前もってしておく準備。 
[例文]必ずしも手はず通りにいくとは限らない。
No.376『もちきり』⇒その話題が、ある期間中ずっと続くこと。 
[例文]登校すると、クラスは先生が結婚するという噂でもちきりだった。
No.377『ずば抜ける』⇒標準をはるかに超えている。なみはずれていて、すぐれている。 
[例文]彼女の記憶力は昔からずば抜けていた。
No.378『滅入る(めいる)』⇒気分が沈む。憂鬱(ゆううつ)になる。 
[例文]また今日も、彼の自慢話を聞かされると思うと気が滅入る。
No.379『歓声(かんせい)』⇒喜びのあまり叫ぶ声。 
[例文]彼女は何か伝えようとしていたが、歓声にかき消されて聞き取ることができなかった。
No.380『きっぱり』⇒言動が明確である様子。 
[例文]あの時の僕には、きっぱりと断る勇気がなかった。
No.381『甲高い(かんだかい)』⇒声の調子が高く鋭い様子。 
[例文]甲高い声に驚いて振り返ると、今まさに交通事故が起きたところだった。
No.382『不敵(ふてき)』⇒大胆で、ものを恐れないこと。乱暴で無法なこと。 
[例文]帰り際に浮かべた彼の不敵な笑みが頭から離れない。
No.383『めっぽう』⇒程度がはなはだしい様子。 
[例文]彼は、体も大きくて喧嘩も強いのに、怖い話にはめっぽう弱い。
No.384『幾分(いくぶん)か』⇒数量・程度が少ない様子。いくらか。一部分。 
[例文]たった1週間会わなかっただけなのに、幾分か成長したように見える。
No.385『スパート』⇒競争・競泳などで、ある地点から全速力を出すこと。 
[例文]彼女はスパートをかけるなら、この場所だと心に決めていた。
No.386『吹きさらし』⇒囲いやおおいがなくて風が吹きあたるままになっていること。また、その場所。 
[例文]彼は公園の吹きさらしのベンチに、身を固くしてすわっていた。
No.387『屁理屈(へりくつ)』⇒道理に合わない理屈。無理にこじつけた理屈。 
[例文]いつもなら屁理屈をこねるだろうに、今度ばかりはみんなの意見に素直に従った。
No.388『凝視(ぎょうし)』⇒目をこらして、じっと見つめること。 
[例文]僕の発言が気に入らなかったのか、彼女は僕の顔をしばらく凝視していた。
No.389『内心(ないしん)』⇒表面には出さない気持ち。心のうち。 
[例文]表面的には仲良くしているが、お互いに内心どう思っているかわからない。
No.390『遂行(すいこう)』⇒物事を最後までやりとおすこと。 
[例文]無理やり押しつけられた役目をただ遂行するしかなかった。

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