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第14回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【391〜420】

【9分】 2022年06月03日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

内容

No.391『手こずる』⇒扱いに困る。もてあます。  
[例文]何かにつけて言い返してくる彼に、先生もだいぶ手こずっているようだ。
No.392『奇しくも(くしくも)』⇒偶然にも。不思議にも。 
[例文]大ケガをして、陸上競技を続けられなくなったその日は、奇しくも、私の誕生日だった。
No.393『曲がりなりにも』⇒完全ではないが。どうにかこうにか。 
[例文]強豪校ではなかったけれど、曲がりなりにも部長を務めたことは、私の自信になっている。
No.394『途端(とたん)』⇒あることが行われたちょうどその時。 
[例文]彼が教室に入ってきた途端、騒がしかった教室の空気が一変した。
No.395『颯爽(さっそう)』⇒姿・態度・行動などがすっきりとして、見た目にさわやかな様子。 
[例文]颯爽と走る兄の姿に憧れて、僕は陸上部に入部した。
No.396『逸材(いつざい)』⇒優れた才能。また、それを持つ人。 
[例文]彼は逸材だと騒がれているが、その隠れた努力を僕は知っている。
No.397『風貌(ふうぼう)』⇒身なりや顏つきなど外から見たその人の様子。 
[例文]彼は、その風貌からは想像もつかないほど繊細な心の持ち主だ。
No.398『執り行う(とりおこなう)』⇒行事・式典などを改まって行う。 
[例文]その式典は、昔ながらの形式にのっとって執り行われた。
No.399『ひいては』⇒それがもとになって、その結果。 
[例文]その言葉は、私、ひいては家族までも傷つけるものだった。
No.400『やりくり』⇒いろいろと工夫して都合をつけること。 
[例文]彼女は部活を3つも掛け持ちしているが、どうやって時間をやりくりしているのだろう。
No.401『あくせく』⇒休む間もなく動き続ける様子。 
[例文]みんなの為にあくせく働いたにもかかわらず、感謝されず空しい。
No.402『ちらほら』⇒あちこちにまばらにある様子。また、たまにある様子。 
[例文]最初は、部員からの信頼が厚かったキャプテンだが、時が経つにつれ、ちらほら不満の声が聞こえてきた。
No.403『いでたち』⇒外出などの、身じたく。また、みなり。 
[例文]休日に見かけた彼は、制服姿とは打って変わって、派手ないでたちをしていた。
No.404『仲裁(ちゅうさい)』⇒争っている両者の間に入って、和解させること。 
[例文]彼女が仲裁に入ると、たいていのケンカはおさまってしまう。
No.405『愛着(あいちゃく)』⇒心がひかれて、大切にしたい、手放したくないと思うこと。 
[例文]不本意ながら入学した学校だったが、6年間も通うと、さすがに愛着がわくものだ。
No.406『いびつ』⇒形がゆがんでいること。また、人の心や物事の状態が正常でないこと。 
[例文]激しい嫉妬によって、だんだん自分の心がいびつになっていくのがわかる。
No.407『過程(かてい)』⇒物事が進行・変化して行く一連の道筋。 
[例文]成長していく過程で、気の合う友達も次第に変わっていくものだ。
No.408『みなぎる』⇒力・意志・感情などがあふれるほどいっぱいになる。 
[例文]厳しい練習をやりぬいた今、自信がみなぎっているのが自分でもわかる。
No.409『ちぐはぐ』⇒対になるべきものがそろっていないこと。また、物事がくいちがって調和がとれていないこと。 
[例文]彼らのやりとりはどうもちぐはぐだ。どちらかが嘘をついているのだろう。
No.410『頻度(ひんど)』⇒ある事が繰り返して起こる度合い。 
[例文]怪我をきかっかけに部活に顔を出す頻度がめっきり減ってしまった。
No.411『気後れ(きおくれ)』⇒相手の勢いや雰囲気に圧倒されて心がひるむこと。 
[例文]新しいクラスは活発な人が多く、気後れしていたが、思いの外すぐに馴染むことができた。
No.412『間柄(あいだがら)』⇒人と人の関係。 
[例文]よく、君たちは付き合っているの?と聞かれるが、そんな間柄じゃなくただの幼馴染だ。
No.413『たむろする』⇒人が一か所に群れ集まる。 
[例文]ケガをした選手を心配して、バスケ部の部員たちは下校時刻を過ぎても校門のあたりにたむろしていた。
No.414『煌びやか(きらびやか)』⇒輝くばかりに華やかで美しい様子。 
[例文]煌びやかな衣装に身を包んだ彼は、まるで別人に見えた。
No.415『殊に(ことに)』⇒特に。とりわけ。
[例文]彼女はIT全般に詳しいが、殊にプログラミングに関しては専門家並みだ。
No.416『うつらうつら』⇒眠気などで、意識がはっきりしない様子。 
[例文]部活がハードすぎて、弟は夕食の最中にも、うつらうつらしていた。
No.417『慈しむ(いつくしむ)』⇒弱い立場のものを、愛情を持って大切にする。 
[例文]彼女を見ていると、よほど慈しみ深く育てられたのだろうと感じる。
No.418『憤然(ふんぜん)』⇒激しく怒る様子。 
[例文]職員室で何を言われたのか、彼女は憤然とした表情で戻ってきた。
No.419『足繁く(あししげく)』⇒ひんぱんに通う様子。 
[例文]一日も早く上達したくて、先生のところに足繁く通った。
No.420『絶好(ぜっこう)』⇒物事をするのに、この上なくよいこと。 
[例文]僕らは、絶好のチャンスをみすみす逃してしまった。

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