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第15回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【421〜450】

【9分】 2022年06月10日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

内容

No.421『厚意(こうい)』⇒ある人に対する思いやりの厚い気持ち(自分ではなく、相手の気持ちについていうのが一般的)。 
[例文]友だちのお母さんの厚意に甘えて、その日は泊めてもらうことにした。
No.422『独断(どくだん)』⇒自分の考えだけで勝手に物事を決めること。また、その判断。 
[例文]何でも独断で決めしまうキャプテンに不満の声が上がっている。
No.423『郷愁(きょうしゅう)』⇒ふるさとを懐かしく思う気持ち。また、過去のものや失われたものを懐かしく思う気持ち。 
[例文]彼の描いた絵は、多くの人の郷愁を誘った。
No.424『彼方 (かなた)』⇒話し手から遠くに離れた方向や場所。 
[例文]私は、どこか遠い彼方まで行ってしまいたい気持ちになった。
No.425『世相(せそう)』⇒世の中のありさま。社会の風潮。 
[例文]結婚相手に求めものは、世相を反映して変わっていく。
No.426『挙句(あげく)』⇒ある物事を十分にしたすえに。 
[例文]どちらを買うかさんざん迷った挙句、どちらも買わなかった。
No.427『口ぶり』⇒話し方の様子。 
[例文]彼の挑発するような口ぶりが原因で、いつも言い合いになってしまう。
No.428『臆面(おくめん)』⇒気おくれした様子。 
[例文]よくもまぁ、臆面もなくそんなことが言えたものだ。
No.429『凛々しい(りりしい)』⇒容姿や態度がきりりとひきしまっている様子。 
[例文]故郷を離れ、東京に出ると決心した彼の横顔は凛々しかった。
No.430『まじまじ』⇒目をすえて、じっと見つめる様子。 
[例文]いるはずのない彼がそこにいて、私は思わず彼の顔をまじまじと見つめた。
No.431『物色(ぶっしょく)』⇒多くのものの中から適当な人や物を探し出すこと。 
[例文]新しく部活を立ちあげるにあたって、彼は日頃から根性のありそうな人物を物色していた。
No.432『気詰まり(きづまり)』⇒周囲に気兼ねをして、きゅうくつに感じること。 
[例文]彼女といると、共通の話題がないこともあり、気詰まりになってしまう。
No.433『動転(どうてん)』⇒驚き、あわてて平静を失うこと。 
[例文]あまりの動転ぶりに声をかけることもできなかった。
No.434『引け目(ひけめ)』⇒自分は他人より劣っているという気持ち。また、劣っていると思う点。
[例文]何をやってもうまくこなしてしまう姉に、私は子供のころからずっと引け目を感じていた。
No.435『相容れない(あいいれない)』⇒二つの立場や考えが相反して、一緒に成り立たない。 
[例文]社交的な彼と孤独を好む彼とでは相容れるはずもなかった。
No.436『真偽(しんぎ)』⇒まことといつわり。本当かうそか。 
[例文]彼女は自信満々に言うけれど、真偽の程はわからない。
No.437『目深(まぶか)』⇒帽子などを、目が隠れるほど深くかぶる様子。 
[例文]涙があふれそうになり、あわてて帽子を目深にかぶり直した。
No.438『いかつい』⇒かどばってごつごつした様子。 
[例文]いかつい男子部員に混じっても、彼女の強さは際立っていた。
No.439『もってこい』⇒最もふさわしい様子。 
[例文]隠れて練習するには、この公園はもってこいの場所だ。
No.440『気長(きなが)』⇒のんびりしていて、あせらないこと。 
[例文]そんな気長なことでは、ライバルたちとの差は開く一方だ。
No.441『順当(じゅんとう)』⇒順序や道理にかなっていて、そうなるのが当然であること。 
[例文]お互い順当に勝ち上がり、約束通り、決勝で顔を合わせることになった。
No.442『恒例(こうれい)』⇒儀式や行事がいつもと同じように行われること。 
[例文]俳句部では、引退の日に今までの想いを込めた一句を読むのが恒例になっている。
No.443『詮索(せんさく)』⇒細かいところまで調べ求めること。 
[例文]部活を辞めた理由をあれこれと詮索されるのが苦痛だった。
No.444『あいにく』⇒物事が予想通りに進まなくて、残念だという気持ち。 
[例文]熱心に水泳部に誘ってくれたが、あいにく私はカナヅチなのだ。
No.445『真っ先(まっさき)』⇒いちばん先であること。一番はじめ。 
[例文]合格の文字を見て、真っ先に浮かんだのが母の顔だった。
No.446『賢明(けんめい)』⇒賢くて的確な判断が下せる様子。 
[例文]賢明な彼女のことだから、ここは任せても大丈夫だろう。
No.447『後ずさり』⇒恐れたり、警戒したりして、前を向いたまま少しずつ後ろへ下がること。 
[例文]彼女の本性を目の当たりにして、私は思わず後ずさりした。
No.448『経緯(けいい)』⇒物事の筋道。いきさつ。 
[例文]どうしてこんなことになってしまったのか、その経緯を知りたい。
No.449『かいつまむ』⇒要点だけを取り出してまとめる。 
[例文]動揺する彼に変わって、私が状況をかいつまんで説明した。
No.450『手際(てぎわ)』⇒物事を処理するやり方、手腕・技量。 
[例文]さすが、ボーイスカウト経験者だけあって、彼は手際よくテントを張った。

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