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第16回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【451〜480】

【9分】 2022年06月17日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

内容

No.451『終始(しゅうし)』⇒始めから終わりまで、ずっと。 
[例文]優勝して当然の大会で準優勝となり、表彰式で選手たちは終始うつむいたままだった。
No.452『対照的(たいしょうてき)』⇒二つのものの違いが際立って認められる様子。 
[例文]同じ環境で育ったのに、強いリーダーシップを発揮する妹とは対照的に、私は人についていくタイプだ。
No.453『投げやり』⇒物事を途中で投げすてておくこと。どうでもよいというような無責任な態度をとること。 
[例文]ライバルに大差で負けてしまったことがきっかけで、彼は投げやりな態度をとるようになった。
No.454『皆無(かいむ)』⇒まったくないこと。 
[例文]誰の話しかけにも応じなかったことで、今や彼女に話しかけるクラスメイトは皆無に近い。
No.455『物騒(ぶっそう)』⇒危険な感じがすること。おだやかでないこと。 
[例文]付き合う友人が変わったせいか、彼は時折、物騒な言葉を使うようになった。
No.456『界隈(かいわい)』⇒そのあたり一帯。 
[例文]彼女はこの界隈では知らない人がいないほど立派な家に住んでいる。
No.457『懲りる(こりる)』⇒失敗などを悔いて、もう二度とすまいという気持ちになる。 
[例文]今回のことで少しは懲りたかと思ったけれど、彼女はまるで反省している様子がない。
No.458『遠巻き(とおまき)』⇒近寄らないで、離れたまま周りを取り囲むこと。 
[例文]クラスで喧嘩が始まったのに、みんなは止めることもなく遠巻きに見ていた。
No.459『憎まれ口』⇒人から憎まれるようなことを言うこと。また、そのことば。 
[例文]彼らを見ていると、憎まれ口を言い合いながらも、お互いのことを信頼していることがわかる。
No.460『即座(そくざ)に』⇒その場ですぐ。 
[例文]うちの学校にもやっと鉄道研究会ができると聞いて、即座に入部を決めた。
No.461『一心(いっしん)に』⇒心を一つに集中させる様子。 
[例文]しばらく黙り込んでいた彼女は、思いついたように一心に筆を走らせた。
No.462『相(あい)まって』⇒互いが作用し合って。 
[例文]もともと話しかけやすいタイプなのに柔和な表情も相まって彼はクラス一の人気者だ。
No.463『匹敵(ひってき)』⇒比べたとき、価値・能力などが同程度であること。 
[例文]計算力で彼女に匹敵する人はこの学校にはいないだろう。
No.464『形跡(けいせき)』⇒何か物事が行われたあと。 
[例文]消された黒板には何かを書きなぐった形跡が残っていた。
No.465『もったいぶる』⇒重々しく、また仰々しくふるまう。 
[例文]マネージャーは新しいユニホームのデザインをもったいぶって教えてくれない。
No.466『前置き(まえおき)』⇒本題・本論に入る前に関連することばなどを述べること。また、そのことばや文章。 
[例文]いざ彼女の前に立つと、なかなか本題を切り出せずに前置きが長くなってしまう。
No.467『立て続け』⇒同じことや似たようなことが続けて行われる様子。 
[例文]立て続けにけが人が出たことで顧問の先生の責任が問われている。
No.468『しわがれた』⇒声がうるおいをなくして、がさがさした感じになる。 
[例文]心が折れてしまい、しわがれた声で返事をするのがやっとだった。
No.469『まばら』⇒数が少なくて間がすいている様子。 
[例文]朝の早い時間帯は登校する生徒の姿もまばらだ。
No.470『縦横無尽(じゅうおうむじん)』⇒この上なく自由自在であること。 
[例文]舞台の上を縦横無尽に動きまわる彼女は生き生きとして見えた。
No.471『飄々(ひょうひょう)とした』⇒性格・態度などが世間ばなれしていて、とらえどころがない様子。 
[例文]ささいなことで気持ちが揺れ動いてしまう私から見ると、いつもひょうひょうとしている彼がうらやましい。
No.472『滑稽(こっけい)』⇒おかしかったりばかばかしかったりして、笑いの対象になること。 
[例文]当時は滑稽としか思えなかった彼の意見が、今は正しかったことがわかる。
No.473『そびやかす』⇒肩などをことさら高く上げる。
[例文]まるで何も気にしていないかのように彼は肩をそびやかした。
No.474『ちやほや』⇒おだてるなどして機嫌をとり、甘やかす様子。 
[例文]ちやほやされて育ったあいつには僕の気持ちはわからないだろう。
No.475『涙ぐましい』⇒涙が出そうなほど、心に強く訴えるものがある様子。 
[例文]我ながら涙ぐましい努力も報われず、3年間レギュラーに選ばれる事はなかった。
No.476『薄々(うすうす)』⇒はっきりとはしないが、いくらかはわかる様子。 
[例文]それが彼の本心では無い事はみんなうすうす気がついていた。
No.477『そぞろ歩く』⇒これと言った考えや理由もなく歩きまわること。 
[例文]引っ越していく彼を見送った後、僕たちはあてもなくそぞろ歩いた。
No.478『やみつき』⇒物事に熱中してやめられなくなること。 
[例文]仕方なく自分の弁当を作ったことがきっかけで、料理が病みつきになった。
No.479『訝(いぶか)る』⇒疑わしく思う。怪しく思う。 
[例文]私が急になれなれしく話しかけたので、彼女はいぶかしげな表情を浮かべた。
No.480『あらかじめ』⇒事に備えて事前に。前もって。 
[例文]あの子を連れてくるつもりだったなら、あらかじめ言っておいて欲しかった。

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