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第18回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【511〜540】

【9分】 2022年07月01日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

内容

No.511『強情(ごうじょう)』⇒人のことばを聞き入れず、どこまでも自分の考えや行動を押し通そうとすること。
[例文]あの時私が強情を張らなければ、今でも友達でいられたのだろうか。
No.512『細心(さいしん)』⇒こまかいところまで心を配ること。
[例文]常に細心さを忘れない彼が、あんなミスをするなんて信じられない。
No.513『さておき』⇒さしおいて。別として。
[例文]どちらが正しいかはさておき、今は彼女の意見を聞いておいたほうがよさそうだ。
No.514『とりわけ』⇒特に。ことに。
[例文]子供の頃からとりわけ友人が多いわけではなかった私は、ひとりでいることが苦にならない。
No.515『ふてぶてしい』⇒開き直っていてずうずうしい様子。
[例文]彼女はいじめの中心人物であったにもかかわらず、親の影に隠れてふてぶてしい笑みを浮かべていた。
No.516『端々(はしばし)』⇒あちこちの部分。
[例文]彼の仕草の端々から自信のなさがにじみ出ている。
No.517『よもや』⇒ほとんどありえないという気持ちを表す。まさか。
[例文]彼女が僕のことを嫌っているなんて、よもや、想像もしなかった。
No.518『均衡(きんこう)』⇒力や数量などの釣り合いがとれていること。
[例文]転校生の登場でクラスの中で保たれていた均衡が崩れ始めた。
No.519『並外れる(なみはずれる)』⇒普通とは目立って違っている。
[例文]あれだけ並外れた技術を持ちながら、どうしてピアノをやめてしまったのだろう。
No.520『踵(きびす)を返す』⇒後戻りする。引き返す。
[例文]昨日のことをまだ根に持っているらしく、彼女は僕を見るなり踵を返して駆け出した。
No.521『そつ』⇒不注意な点。不十分な点。むだ。
[例文]仲の良い友達の中で彼だけは大人へのそつのない対応を心得ている。
No.522『眉(まゆ)をひそめる』⇒他人の嫌な行為に不快を感じて顔をしかめる。 
[例文]いつも同じ服を着ている彼に対して、クラスの女の子たちはまゆをひそめていた。
No.523『頻繁(ひんぱん)』⇒しきりに行われること。たびたび繰り返されること。
[例文]転校生が来て以来、彼は僕を口実に頻繁に教室に顔を出すようになった。
No.524『慄(おのの)く』⇒恐怖や興奮などで体が震える。
[例文]あまりの大役を任されて、彼はおののいていた。
No.525『癪(しゃく)に障(さわ)る』⇒気に入らないことがあってカチンと来ること。 
[例文]全然練習していないのに、レギュラーに選ばれて当然と言う顔をしているところがしゃくにさわる。
No.526『毒(どく)づく』⇒はげしく相手を罵る。 
[例文]「綺麗事言いやがって」と、僕は心の中で毒づいた。
No.527『咎(とが)める』⇒過ちや罪を指摘し非難する。
[例文]彼女がどんな悪さをしても誰も咎めることができなかった。
No.528『出鼻(でばな)をくじく』⇒やり始めたばかりのところで、邪魔が入ったり中断を余儀なくされること。
[例文]今度ばかりは喧嘩になってもいいと腹を決めたが、彼の素直な反応に出鼻をくじかれた。
No.529『さなか』⇒ある状態がもっとも著しいとき。最中。
[例文]チームメイトが勝利の喜びに浸っているさなかにも、キャプテンだけは次の試合のことを考え始めていた。
No.530『首尾(しゅび)よく』⇒うまいぐあいに。
  [例文]今回のプロジェクトは難題が山積していてとても首尾よく終わるとは思えない。
No.531『きびきび』⇒動作がすばやく、生き生きとしてむだがない様子。
[例文]以前とは違ったキビキビとした口調や動作から、彼女の成長がうかがえる。
No.532『切実(せつじつ)』⇒ わが身に直接さし迫って来ること。
[例文]修学旅行で誰と同じ班になるのかは、僕にとってとても切実な問題だ。
No.533『おこがましい』⇒ 身の程知らずなこと。
[例文]僕なんかがアドバイスするのはおこがましかったが、先輩は熱心に耳を傾けてくれた。
No.534『忌々(いまいま)しい』⇒非常に腹立たしく感じる。 
[例文]私にないものを全て持っている彼女を見ると忌々しい気持ちになる。
No.535『ゆくゆくは』⇒行く末。将来。
[例文]クラスのみんなが、彼女はゆくゆくはプロのピアニストになるだろうと思っていた。
No.536『感慨(かんがい)』⇒心に深く感じて、しみじみした思いになること。
[例文]入部当初は右も左もわからずにおろおろしていた彼女が6年後に部長になるなんて感慨深い。
No.537『首肯(しゅこう)する』⇒うなずくこと。納得し賛成すること。
[例文]みんなから説得され彼はしぶしぶ首肯した。
No.538『浅はか』⇒考えが足りない様子。
[例文]将来プロ野球選手になれると、小学生の僕は浅はかにも信じていた。
No.539『一瞥(いちべつ)』⇒ ちらっと見る。
[例文]彼は僕の方を一瞥もせずに立ち去っていった。
No.540『若干(じゃっかん)』⇒あまり大きくない数量・程度などを表す。
[例文]僕たちの意見の違いは若干だったが、お互いに意地を張ってしまい歩み寄ることができなかった。

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