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第20回 物語文にみるみる強くなる語彙600 【571〜600】

【9分】 2022年07月15日

毎日スキマ時間に聞くだけで物語文読解力がみるみる身につく!

【物語文読解に絶対必要な語彙600】

覚えて欲しい言葉、意味、例文の順に読み上げていきます。特に例文の状況を思い浮かべながら聞くのが物語に強くなる近道です。倍速再生もできますので慣れてきたら聞くスピードを上げてみてください。
塾の行き帰りや寝る前などに繰り返し聞いて物語文にどんどん強くなってください。

内容

No.571『落ちぶれる』⇒みじめな状態になる。 
[例文]かわいそうだと同情されるほど、私は落ちぶれていない。
No.572『にべもない』⇒愛想がない。そっけない。 
[例文]どんなに頑張ったとしても結果が全てだと、彼女はにべもなく言った。
No.573『物おじ』⇒何かを恐れて尻込みすること。 
[例文]経験を積んだことで以前よりも物怖じせずに意見を言えるようになった。
No.574『煙たい』⇒うっとうしく感じる。 
[例文]私は学級委員の責任を果たしているだけなのに、周りからは煙たがられてしまう。
No.575『ぶっきらぼう』⇒物の言い方や態度に愛想がないこと。 
[例文]いつもぶっきらぼうな彼から、そんな優しい言葉が出るなんて思いもしなかった。
No.576『裏腹に』⇒相反していること。あべこべ。 
[例文]仲良くなりたいと言う気持ちとは裏腹に、冷たい態度をとってしまう。
No.577『端(はな)から』⇒最初から。 
[例文]悔しいことに、僕たちのチームは端から相手にされていなかった。
No.578『造作もない』⇒たいしたことない。楽勝。 
[例文]人の心をつかむのが上手な彼女にとっては、彼を仲間に取り込むのは造作もないことだ。
No.579『憚(はばか)る』⇒ためらう。遠慮する。 
  [例文]彼女は人目を憚ることなく大粒の涙を流した。
No.580『蔑(さげす)む』⇒見下す。軽蔑する。 
  [例文]必死に食らいつく私を彼女は蔑むような目で見ていた。
No.581『勤(いそ)しむ』⇒熱心に励むこと。
  [例文]全体練習ができない日は、各自のパート練習にいそしんだ。
No.582『息を殺す』⇒呼吸の音もさせないで静かにしている。 
  [例文]僕は両親の会話をドア越しに息を殺して聞いていた。
No.583『肝(きも)に命(めい)じる』⇒決して忘れないように強く心に刻むこと。
  [例文]2度と同じ間違いを繰り返さないように肝に銘じておこう。
No.584『性懲(しょうこ)りもなく』⇒過去の過ちを懲りずに繰り返すこと。
  [例文]マネージャーはいらないと何度も言ったのに、彼女は性懲りもなく毎日グランドに顔を出した。
No.585『品定(しなさだ)め』⇒人や物の良しあしを判定すること。
  [例文]彼女は私を品定めするように、頭から足の先までじろりと見た。
No.586『お手のもの』⇒慣れていて得意であること。 
  [例文]雪国出身の彼にとっては、雪の上をスタスタ歩くのはお手の物だ。
No.587『独(ひと)りよがり』⇒自分だけで良いと決め込んで他人の意見を無視すること。 
  [例文]案の定、独りよがりで自分勝手な彼の意見に賛成する者は誰もいなかった。
No.588『あぐねる』⇒物事を思い通りに進められないでいる様子。 
  [例文]傷ついた彼女にどんな言葉をかけてあげればいいのか思いあぐねていた。
No.589『よぎる』⇒感情などが心の中に浮かぶ。 
  [例文]いっそのことこのまま知らないふりをしようかと悪い考えが一瞬頭をよぎった。
No.590『堰(せき)を切る』⇒こらえていたものが一気に溢れ出す様子。 
  [例文]私は部長の顔を見た途端に、堰を切ったように泣き出してしまった。
No.591『項垂(うなだ)れる』⇒失望や悲しみのために力なくうつむく。 
  [例文]あと1歩で入賞を逃したことを知り、うなだれた先輩たちの姿を忘れることができない。
No.592『淡々(たんたん)と』⇒感情の変化がなく、冷静に事を進める様子。 
  [例文]厳しい練習メニューを淡々とこなしている彼女を見ていると到底かなわないと思いしらされる。
No.593『かしましい』⇒うるさい。やかましい。 
  [例文]かしましい教室とは対照的に、図書室は水を打ったように静かだった。
No.594『神妙(しんみょう)な』⇒素直でおとなしい様子。
  [例文]普段は騒がしい男子たちも、戦争の語り部の方の話を神妙な面持ちで聞いていた。
No.595『腑(ふ)に落ちる』⇒納得がいくこと。 
  [例文]どうして彼女が遅い時間にあんな場所にいたのかどうも腑に落ちない。
No.596『虚を突かれる』⇒油断しているところにつけ込まれること。
  [例文]鋭い質問に嘘をつかれた僕は、頭が真っ白になり発表を続けることができなかった。
No.597『打ちひしがれる』⇒精神的なショックを受けて力をなくすこと。 
  [例文]命の次に大事にしていたギターを取り上げられて、彼は打ちひしがれたままだ。
No.598『めいめいに』⇒それぞれに。
  [例文]大きな模造紙にめいめいが自由に絵を書き始めた。
No.599『有無を言わせず』⇒合意なく物事を強制する様子。
  [例文]ピアノの経験があると言うだけで、有無を言わせずコンクールの伴奏者にされてしまった。
No.600『間髪を入れず』⇒少しの時間も置かずに。すぐに。 
  [例文]僕はその知らせを聞いて、間髪を入れず教室を飛び出した。

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