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今回のテーマは「速さ 進行グラフに整理する」になります。今回のポイントは、「グラフの読み・かきの徹底理解と活用」です。まずはグラフの線がどういう状態を表しているかを正確に読み、計算できることが重要です。グラフが読めるようになることは全お子様必須になります。今回で確実に仕上げておきたいところです。また、難関校を目指されているお子様は、自分でグラフをかけるようにまで仕上げておきたいところです。今回のような複雑な変化が起こる速さの問題以外にも活用できます。
「学び1」では進行グラフについて、「学び2」ではグラフに表すことについて、「学び3」では平均の速さについて学習します。
「学び1」では、グラフの読み取り方について学習します。268・269ページ「やってみよう!」の例でどんな状態を表しているかを自分で言えるように練習しましょう。
「学び2」では、グラフのかき方を練習します。まずは270ページ「やってみよう!」の問題で、すすむ・止まる・速さが変わるときのグラフをかく練習をしましょう。難関校を目指すお子様は271ページ「学んだことを使う」のような問題のグラフまで自力でかけるようにしておきましょう。
「学び3」では、平均の速さと実際の速さについて考えます。計算問題でよく出題されます。多くのお子様が273ページ下「やってみよう!」のように間違えがちです。日常生活の移動場面などを例として、必ず「平均の速さ×移動時間の合計=移動距離の合計」であることを徹底させましょう。
演習では、276ページ~279ページ問1~問6の基本問題はもちろんのこと、281ページ問1の2つの速さを比べたグラフ問題、282ページ問2・問3の移動のグラフ問題、283ページ問5の往復の平均の速さ問題、284ページ問6の電車の位置を考える問題、286ページ問8の速さの文章題を優先して取り組むとよいでしょう。
余裕があるお子様は、283ページ問4・285ページ問7・289ページ問9のグラフをかいて考える問題に取り組みましょう。
今回のテーマも前回に引き続き「線分図を使う」です。今回のポイントは「差集め算・倍数算を線分図で解けるように使い方をマスターする」です。今回は差集め算・倍数算の計算を通して線分図の使い方の定着を図る回になります。前回同様、線分図のかき方から復習してつかえるようにしていきましょう。
「学び1」で線分図を使った倍の表し方を、「学び2」で3種類以上の量を「もとにするもの」を用いて表すことを、「学び3」では線分図で差をあらわすことを、「学び4」では線分図上の差を利用して問題を解くこと学習します。
「学び1」・「学び2」は倍数算の解き方になります。線分図をかいた上で、「もとにするもの」を自分で決めて記号でおけるようにしましょう。基本は一番小さなものを1とおくと問題が解きやすい場合が大半です。200ページ「やってみよう!」で確認しましょう。
「学び3」・「学び4」は差集め算の解き方になります。一組の差×組数=全体の差になることを「学び4」で意識させるとよいでしょう。実際に線分図をすべて区切ると大変なので、はじめとおわりの区切りだけかくことを意識しましょう。
演習では、204~206ページ問1~問5の基本問題はもとより、207ページ問1、208ページ問2の倍数算の問題、209ページ問5の差集め算の問題に取り組みましょう。
余裕があるお子様は、208ページ問3の所持金の差からそれぞれの金額を求める問題、問4の推理の問題に取り組みましょう。特に差集め算は様々なバリエーションが入試で出題されるので、基本の線分図のかき方を今回で固めておきましょう。
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