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ゴールデンウィークも終わり、勝負の夏に向けて、受験生の皆さん、お父様、お母様も新たな決意のもとに日々を過ごされておられるのではないでしょうか。

理科・社会の勉強を進めるなかで、「暗記する時間ばかりがかかってなかなか頭に入らない」と感じられる生徒さんも多くおられるかと思われます。もちろん暗記は地道な作業で、粘り強く取り組むことが第一ですが、“全く興味のないもの”を覚えることの難しさは、私どもの学生時代を振り返っても大いに理解できるところです。

そんな状況を打破するツールとして、『資料集』をお薦めします。「資料集ならば本屋で見たし、塾でもらった」とのお声もあるかと思われますが、今回おすすめする資料集は社会の『新詳 日本史』（浜島書店　税込み￥890）と、理科の『最新　理科便覧』（浜島書店　税込み￥640）です。いずれも中学生・高校生向けのものです。「難しすぎるのでは？」と思われるかもしれませんが、その心配はございません。どちらもカラーで写真も多く、とても見やすい構成となっております。何より写真などの資料が豊富で、その色彩の豊かさは小学生向けの資料集とは確実に一線を画します。たとえば「陸奥宗光」と字で追うよりも「こういう顔をした人なんだ」と実感することで時代背景まですっと覚えてしまったり、「葉緑体」について「こんな鮮やかな色をしているんだ」といった感嘆が入ることで、記憶の深みが変わり、脳裏に強く焼きつきます。苦手なものを得意とすることは難しいですが、少しでも興味が持てるものになれば、生徒さんの集中は大きく変わります。特に理科・社会は興味が沸いてくると「地道な暗記作業」が「知的好奇心を刺激する楽しい時間」となります。勉強の合間の休憩時間に目を輝かせながら資料集を読む生徒さんもいるほどですので、ぜひ、理科・社会の勉強に資料集をご活用下さい。なお、ご紹介いたしました書籍は、お取り寄せとなりますので、浜島書店のHP（下記にリンクを貼っておきます）をご参照下さい。

勝負の夏はすぐそこです！本格的に過去問対策に入りますが、志望校は生徒さんによって違いますので、集団での勉強には限界があります。2月1日まで、あと8ヶ月半です。残された時間を有効に活用する為に、過去問対策、弱点補強はぜひ中学受験鉄人会の精鋭プロ家庭教師にお任せください！