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国語はよく、算数と比べて、学習方法の見えにくい科目だと言われますが、特に、日能研にお通いの生徒さんにとって、毎週実施されるカリテの学習と月一回の公開テストに向けての対策との両立は頭を悩ませるところではないでしょうか。それは、カリテと公開テストの問題難易度のギャップが大きな原因です。カリテについては、問題ジャンル(書きぬき問題、選択問題など)や、知識問題の範囲があらかじめ決められており、通常授業の予習、復習により対応は可能です。しかし、公開テストになると、文章の長さ、問題量、設問内容のいずれも、高いレベルとなり、通常の学習のみで対応するのは至難の技と言えます。たとえば、毎日、補助輪付きの自転車で、まっすぐで平らな道を使ってサイクリングの練習をしている人が、ある日突然、補助輪をとって、しかも、急な下り坂でカーブのきつい道を走るように言われて、上手く走れるでしょうか。公開テストの勉強も、日頃から、「補助輪をとった」練習をしておくことで、本番であわてることなく、しっかりと点が取れるようになります!
具体的には、銀本(「中学入試問題集」)などを利用して、各中学校の過去問(志望校である必要はありません)から、毎日大問一題を抜粋して、夜寝る前や起きてすぐなど30分くらいの時間を利用して解いてみましょう。一日、また一日と続けてゆくうちに、完全に習慣化し、国語の長文問題を解くのが生活の一部となり、読解力は飛躍的にアップします!
ここで、注意しなければならないのは、「必ず時間を計りながら解く」ということです。公開テストの国語で、思うような得点が取れなかった場合の原因として最も多いパターンが、「時間が足りなかった」というケースです。与えられた時間をうまくやりくりして、自分ができる問題からどんどんこなしてゆかないと、時間はあっという間に過ぎてしまいます。日頃から時間を配分し、制限時間を意識しながら、解いてゆきましょう。慣れてくると、時計に頼らなくても「今、2分くらい経過したから、もっと急ごう」とか「この問題は4分以上かかりそうだから後回しにしよう」などと、自分だけの「体内時計」が働き始めるはずです!こうなれば、しめたもの。間違いなく公開テストの点は上がります!
ただ、「習慣は身についたけれど、わからない問題が多い。」とか、「記述問題だけはどうしても時間がかかってしまう。」などの悩みに直面するかもしれません。そんな時は、受験国語に精通した中学受験専門プロ家庭教師に声をかけてください。鉄人がキメ細やかにかつ力強く、悩みの種を解消し、合格への最短ルートを示し、ゴールまで引っ張っていきます!
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