NNアタック・NN受講生の保護者の皆さまへ

今年もまもなくNNアタックコースが始まります。それぞれの志望校に照準を合わせた質の高い授業で毎年多くの合格者を輩出していますが、校舎の先生との連携を深めることによってさらに学習効率は上がっていきます。

<カギは校舎の先生との連携>

早稲田アカデミーは毎年のように新しい校舎を出し、既に100校舎を超えています。20校舎ほどしかなかった時代には、数年以上の経験がある講師たちは、校舎は違ってもお互いに面識があり、気軽に話ができる関係でした。NNを担当するほどの講師は塾内の有名人であり、誰でも名前を聞けば顔が思い浮かぶ存在でした。

ところが、100校舎を超える今では、どこの校舎にどんな講師がいるのか、近くの校舎の人でなければなかなかわからなくなってしまっています。またNN担当講師といえども、誰でもが知っているとは言えない状況です。残念ながら、NN担当講師と各校舎の講師との間の連携は「緊密」とは言いにくいことになっています。

ここを埋めていくのが非常に重要です。保護者の皆様にお願いしたいのは、毎週月曜日に「昨日のNNでこんなことがありました。」という一言レポートをしてほしいということです。詳細な報告ではなくほんの一言でもいいのです。例えば「先生にあんなに教えてもらったのに、植木算のところでミスしちゃいました。」や、「やっぱり、てこはまだ駄目ですね、基本レベルの問題は解けてもNNレベルの問題では歯が立たなかったみたいです。」などという具合です。

時間帯は、校長や専任講師(正社員)であれば14時半〜15時の間がベストです。それ以前であればミーティングをしている可能性があり、それ以降だと授業に備えて食事を取りに行く場合があります。時間講師(非常勤講師)であれば16時以降でなければつかまらない場合もあります。時間講師は何時に出勤し授業準備をするのかが決められていないので、何回か電話をしていく中でベストな時間帯を見つけてください。

<NN担当者ともできるだけ話をする>

こちらも可能な限り話をしてください。とにかくできるだけ「お子さんのことが話題に上るようにする」ことが大事です。そうなると、NN担当講師と校舎の講師が会ったときなどに、「そういえばあの生徒なんですけど…」というような会話になり、お互いの情報交換が進み、理解を深めるものです。

NN担当講師と話すのは、NN当日の授業終了後の立ち話がベストです。ここなら確実に講師を捕まえられます。

<週の初めに塾でNNの復習をする習慣をつける>

6年生は、週3日の授業のほかに土特・YTがあり、それにNNアタックが加わります。ほとんどの生徒さんにとってはオーバーワーク気味になってきます。そこで、NNの復習は週の初めに塾でしてしまう習慣をつけましょう。NN担当講師はその日の授業内容と確認テストの問題、結果を月曜日に各校舎へ書面で報告していますので、各校舎の講師は月曜日にNNの様子をおおよそ把握しています。

ですので、月曜日に保護者の方から校舎の講師へ電話をして「確認テストの何番ができていなかった。この一問だけ解説してほしい。」とお願いすればOKです。

NNレベルの問題となると、いきなり質問されたのではすぐにその場で解くことができない場合もあります。そういうことを避けるためにも、事前に一言お願いしておくことは喜ばれるはずです。なにより質問時間を無駄にしないことにもつながります。

<最後に>

NNはとても洗練された講座ですが、これを余すところなく利用し尽くすために、今回お話したように親御さんの役割が重要になってきます。NN担当講師と校舎の講師が、それぞれ生徒さんの様子についてより詳しく把握すること、そして、毎週1問でも2問でいいので、NNでできなかった問題を週の初めに解説してもらうこと。毎週1問か2問教えてもらっただけでも10ヶ月で50問を超えます。NNレベルの50問はとても大きいですよ。こうしたほんのちょっとの積み重ねが10ヶ月後の10点につながるのです。

早稲田アカデミー以外の大手塾では、残念ながらこうしたことは望めません。一人一人に対する面倒見の良さは早稲田アカデミーの最大の武器ですから、そこを活用してぜひ第一志望合格へ結び付けてください。

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