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いきなり本題に入りますが「GWにもしっかり勉強をすること!」が今回のテーマです。中学受験生にとってGWは「がんばるウィーク」だと思ってください。この連休をどれだけ有効に活用するかが、夏までの勉強の組み立てに非常に大きく影響しますので、連休でも勉強のペースは落とさないように、厳しく自分を律し勉強してください。あえてその必要性を強くお伝えするには理由があります。それはサピックスです。
サピックスでは「GS(ゴールデンウィークサピックス)特訓」の名のもとに、GW中の「5月3日・4日・5日」に集中講座を実施します。驚くべきはその内容と時間です。
内容としては、この時期からすでに開成コース・桜蔭コース・慶應コースなどコースが学校ごとに設置され、過去問の実戦演習が行われます。5年生までにほとんどの基本カリキュラムを終了しているサピックスだからこそ可能なことですが、その効果は絶大です。過去問に取り組むことで応用問題への対応力がアップする。といった演習面はもちろんですが、志望校に対する意気込み・モチベーション、精神面での変化が見込めます。この問題を出すこの学校にどうしても入りたい、という強い気持ちをこの時期に持っていれば、5月以降に開催される中学校の体育祭や文化祭、学校見学会などに参加する際にも少しでも何かを吸収しようとするでしょう。それがまたその後の演習にもよりよい影響を及ぼします。
またGS特訓は、「9:00〜17:00(70分授業×6コマ+小テスト30分)が3日間連続」という、過酷とも言える構成で進められます。実際に昨年この特訓を受講した生徒さんは、まさにヘトヘトでした。帰宅してからは最低限の見直しができるのみ、心身とも余裕が全くない状態で、すべての日程が消化した後はただ睡眠を取るだけとなっていました。しかもその日程が連休後半に予定されているため、次の日からはまた通常の授業が再開し、ほとんど息つく暇も与えられません。
本年度も上位校はじめ圧倒的な実績を上げたサピックスですが、そのサピックスがさらにまたこうした猛特訓を組むのですから、他の塾にお通いの生徒さんは、より一層の緊張感を持ってGWを迎える必要があるのではないでしょうか。
GW全体をどう過ごすかを考えるにあたって、まずは一日の過ごし方から気をつけなければなりません。学校もない、塾もないからといって朝も遅くまで寝ていては、結局リズムがつかめないまま成果のない一日が終わります。繰り返しますが、サピックスの生徒さんは9:00からエンジン全開で授業に集中しています。少なくとも普段学校に通う際の起床時間は守るようにしましょう。勉強を夜遅くまでやっていたから寝坊した、という理由は決して許さないようにして下さい。生活のリズムを崩してしまっては、後で挽回することは至難の業です。
ただ何の計画もないままに一日を始めても、ぼんやりと時間は過ぎてしまいます。そこでGWに入る前から、ご家族でしっかりと学習計画を立てるようにしましょう。その計画も、この休み中に何を仕上げるか、といった全体の目標だけでなく、この日は何時から何時まで何を演習する、といったタイムスケジュールをつくることが必要です。そのタイムスケジュールの中には休憩時間も設けて、生徒さんの能率が上がるようにしましょう。
それでは具体的にこの時期にどのような演習をすればよいのでしょうか。
まずは弱点克服です。この時期は、生徒さん自身が自分の苦手分野を認識しているかどうかを確かめられる最後のチャンスとも言えます。この後、夏休みにも復習期間はありますが、その時に自分が何を苦手としているのかがはっきりしていなければ、2月の入試日までに苦手克服が間に合う可能性はかなり低いと言えます。とにかく生徒さんとしっかり話をして、生徒さんの口から、どこが苦手かを話させるようにすべきです。
その苦手分野を確認するうえで最適の材料となるのが、これまで生徒さんが受験した模試や塾のテストです。まだ見直しをしていなければ急ぎこの期間に一気に見直し、すでに見直しを終えている場合でも改めて自分がどの単元で得点できていないのかを、集計表などを見ながら確認することがその後の演習を進めるにあたっての大前提になります。気をつけるべきは、「全体正答率が高いのに生徒さんが誤答している単元」を見つけることです。
上記の流れで見出した苦手分野について、復習に入りますが、教材としては塾のテキストを再度解き直しすることが最優先になるでしょう。ただ同じ問題ばかりでは生徒さんのモチベーションが下がることもありますので、他教材も取り入れてみると、それがこれから先の演習でも副教材として使えるかどうかの確認にもなります。具体的には、四谷大塚の『演習問題集』や、日能研の『ベストチェック』、旺文社『でる順シリーズ』、算数で難しい問題にも取り組めるようでしたら、東京出版の『中学への算数』シリーズを取り入れてもよいでしょう。
また、ぜひこの時期に一度志望校の過去問を見てみることも有効です。しっかり時間を取って解くまで進めなくて構いませんので、自分が受けたい学校がどのくらいの難度なのかを生徒さんに印象づけることで、モチベーションアップにつなげましょう。
上記のように、密度の濃い勉強スケジュールを立てることはもちろん重要ですが、そればかりでは、さすがにオーバーワークになってしまいます。上記にもあるように休憩をはさむことが必要ですが、この休憩の間にも、生徒さんの脳を活性化させることを忘れないようにしましょう。ここでは3つの時間活用法をお薦めします。
もともと読書好きな生徒さんであれば、読みたいものを読ませてよいでしょう。その際に時間をしっかり切って、生徒さんが勉強に戻ってこない事態を避けましょう。読書が苦手な生徒さんに対しては、親御さんが実際に読んだうえで薦めてあげると、きっかけがつかめることがあります。定番とも言える、重松清『小学五年生』や、今年3校で出題された新美南吉の童話集、または有島武郎『一房の葡萄』志賀直哉『小僧の神様』などの古典のスタンダード、あるいは読書習慣をつけるきっかけにもなると絶大な評価を得ている岡田淳の『二分間の冒険』などが、分量的にも内容的にも取り組みやすいと思われます。
運動がてら外に出る際に、興味ある中学校の近くまで行ってみるのもよいでしょう。中学校も連休中は基本的にはお休みですが、部活で登校してくる在校生などがいるかもしれません。そうした在校生の姿を見られるだけでも気持ちは上がりますし、また学校近辺の様子を見て、自分がそこに通う姿がイメージできようものなら、効果は十分です。
生徒さんのイメージ喚起力を養成するうえでは映像作品も立派な教材となり得ます。ただし、映画などを見るには2時間近くを拘束されることになり、一日の学習スケジュールにも影響が出ます。1時間以内で生徒さんの脳に刺激を与えるもののひとつとして、NHKの『プロフェッショナル・仕事の流儀』をお薦めします。今年の入試で早稲田実業をはじめ3校で、リンゴ農家の木村秋則氏の文章が出題されましたが、木村氏が同番組で取り上げられた回もDVD化されています。
GWの過ごし方で重要なことは、いかに無駄なく時間を使うかです。サピックスの生徒さんは特訓コースで長時間拘束をされます。その効果に対抗するには、自分の苦手分野を徹底的に復習するという「個別対策」を進めることと、休憩を含めたメリハリのある時間の使い方で、クリアーな脳で勉強に向かうことが必要です。サピックスの生徒さんはぜひGS特訓を乗り切って下さい。他の塾の生徒さんは、サピックスではできない連休活用法を実践して下さい。いずれの生徒さんも達成感を持って「がんばるウィーク」を過ごすことを祈っています。
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