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速さのグラフについて学びます。
「考えよう1」はグラフの読み取りの問題です。速さを変えたりひき返したりするとグラフ上ではどのような変化が現れるのかを理解しましょう。問5は、いろいろな動き方をグラフから読み取る問題です。実際の進み方を想像しながら解いてみましょう。
「考えよう2」はグラフをかく問題です。(3)では速さが変わるポイント、つまり直線が折れ曲がるところには点をしっかり打つようにしましょう。
「考えよう3」は平均の速さを求める問題です。道のり全体を時間全体でわります。速さを足して2でわってはいけません。
ここまでは、すぐ答が出る単問形式なので考え込む問題はないでしょう。問6以降は複雑なグラフから様々な情報を読み取り、誘導に従って速さや道のりや時間を求める大問が続きます。(1)や(2)で求めた答を(3)や(4)で活用することになるので、(1)、(2)は慎重に計算しましょう。
今回はグラフをかかないとどうにもならないほど難しい問題は少ないので、グラフの有用性が実感できないかもしれませんが、いつどこに居るのか瞬時にわかる進行グラフは、今後速さの難問を解く際には必ずと言ってよいほど利用することになります。オプ活の問8、問9は文章からグラフをかき起こす問題です。文章だけ読んで考えるより、グラフを自力でかいて動きを視覚化すると扱いやすくなる問題です。上位生は挑戦してみましょう。
前回と同じく体験と意見、感想の読み分けが学習の目的になります。読み分けによって文章の構成が理解できるようになります。また随筆文においては筆者の感想、意見がはっきり書かれていない場合もあります。その場合は取り上げられている体験や事実に着目し筆者の想いを類推する必要があります。類推したものを書いてまとめてみると良いでしょう。その際に必ず根拠を文章から挙げることが重要です。
今回は形容詞・形容動詞の学習です。性質を理解し識別ができるようにしておきましょう。ポイントは活用語尾が決まっていることです。それぞれの活用語尾を暗記することが大事です。暗記することによって形容詞か形容動詞なのかを区別でき、単語分けに役立ちます。例えば「美しかった」という文節には「美しい」という形容詞と「た」という付属語が含まれていることが理解できます。今後の付属語学習にもつながります。
比例のグラフがテーマです。
「考えよう1」では、表の特徴や式の形など前回の内容も確認しながら、比例のグラフのかき方を学びます。表の数値をグラフ上に点で表し、結ぶと、原点を通る直線になることを確認します。ここでは比例の性質をグラフ上で確かめるため細かく点を打つはずですが、今後グラフをかく場合は、両端の2つの点のみを打って途中の点は省略するようにしましょう。
「考えよう2」は、目盛りのない大雑把なグラフから表の数値をうめたり、式で表にしたりする問題です。はじめは目盛りがないと考えづらいかもしれませんが、慣れましょう。表では1の真下が必ず比例定数という前回学んだことも利用しましょう。
問6、問7では、比例定数が大きくなるとグラフの傾きが急になることを理解しましょう。
今回は比例がテーマですが、比例以外のグラフも登場します。問5はばねの問題で理科の授業にまかせたくなります。グラフが原点から始まっていないので、比例ではなく一次関数のグラフです。カリテには出ると思われるので、軽く触れておきましょう。
オプ活の問6のロウソクが短くなるグラフも要注意です。また、算数探検隊のページに書いてある直線のグラフと点だけで表す連続しないグラフの違いも、日能研が好みそうなテーマです。
12回は物語文の登場人物の行動と心情に着目します。心情を捉えるポイントは出来事にあります。出来事から人物がどのような気持ちになりどのような言動をしているかを読み取ってください。また、心情は変化しますので、そのきっかけとなること(会話、場面の変化)を捉え前後の心情をまとめる練習も効果的です。将来の入試対策につながりますので今のうちから意識することが重要です。
12回と13回で心情を表す言葉を学習します。読解の基本ともなりますので多くの言葉を身につけたいところです。ポイントはプラスの性質の心情語かマイナスの性質の心情語かを初めに考えることです。また、テキストの(1)うれしい言葉の仲間と(2)悲しい気持ちの仲間に記載されている言葉を自身で使えるように短文を作ると良いでしょう。
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