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新年度の授業が始まり、まもなく2カ月が経とうとしています。お子さんは皆さん「今年は学習内容をきちんと積み重ねていくぞ!」という決意を持って新年度をスタートさせたと思いますが、その後の調子はいかがでしょうか?
私の塾講師および家庭教師としての経験上、この時期になると「学習のスケジュールを少し見直した方がいいのではないか…」と迷う人が増えてくるようです。当初の予定とは少しずつ違ってきて、理解できない「穴」が少しずつ増えてきているのではないかと思います。そこで今回は、この時期に学習習慣をもう一度見直し、「自分の学習の時間」を確保することについて考えてみましょう。
2010年度の中学入試本番まで、あと40週間余りです。我々講師から見ますと、残された期間はまだまだたくさんあると言えます。そこでこの時期から、一週間のうちで1時間から2時間程度で結構ですから「自分の学習の時間」を」確保することをお勧めします。こういった時間を作り、塾でのクラス全員に共通のポイントではなく「自分に特有のポイント・弱点」を補強してみてください。
これが受験の2カ月前ともなれば、一週間に2時間程度の時間ではなかなか多くの成果を期待できませんが、まだ40週間残っていますので、きちんと計画的に学習すれば10個や20個の弱点は解決できます。
ここで少し、長年の塾講師としての経験から「裏話」をさせていただきましょう。
私は20年近く塾講師として受験生の指導に当たってまいりましたが、そこで出している宿題というのは、実は「ベストなものだ」と思ってはいないことが多いです。なぜなら、ポイントや弱点というものは生徒一人一人違うからです。そこをわかった上で「四捨五入して」宿題を出しています。
塾講師の本音としては、「これは生徒一人ひとりにとってベストな課題ではないが、しかし一人一人が自分自身で計画を立て、自己管理して学習することに比べれば効率的だ。」というところなのです。週末に行われるテストゼミ形式の講座(塾によって様々な名称がありますが)などを勧めるのはその典型例です。保護者からは「テストを受けてその解説を聞いても、それだけで終わってしまい、理解や得点力UPには直結していないような気がする。それよりも家庭で自分自身の弱点を補強した方がいいのではないか?」といった相談をよく受けます。そんな時にはたいてい全力で引きとめるのですが、本音は「もちろん自分自身の弱点を補強するのが一番だけど、自己管理で効率的な学習ができるのですか?」と思っているのです。つまり、「家庭学習になったらなかなか集中できず、また教材も適切なものを用意できないだろう。また、わからないことを質問する相手もいないではないか。だったら、かなり効率は低そうに見えても、テストゼミに参加してもらった方がまだ良い。」と思っているのです。
まとめますと、塾が用意した課題や講座は、多くの受験生にとって「四捨五入」したような内容となっています。生徒一人一人に「ピッタリと」あってはいません。そこで、週に1時間から2時間で結構ですから、自分に特有の課題をクリアするための「自分の学習の時間」を確保することが必要です。
ただし、こういった時間の枠だけを確保しても、お子さんに任せっきりにしていては「塾の指示に従っていた方がまだ効率的だった。」ということになりかねません。「何をやるのか」「わからないことはどうやって解決するのか」をキチンと決めておかなければなりません。そして、これらのことを決めるのは、多くの場合お子さんに任せてしまうには荷が重すぎます。
ここは、ぜひとも保護者の方が出馬してください。「この枠についてだけはお父さん(お母さん)が仕切る!」と宣言し、予定の立案をしてあげ、わからない問題については可能な限り説明してあげてください。
最後に、来春の中学受験本番までまだまだ40週間余り残っています。一つの弱点を克服するのに数週間かかったっていいんです。焦ることなく、またできていないことをとがめるのではなく、この枠については「できたことを褒める。一つ一つ積み重ねる。」というスタンスで臨んでください。その積み重ねが二月の志望校合格をグっと引き寄せるのです。
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