日能研との上手な付き合い方 個人面談・教室への電話編

あっという間にゴールデンウィークも終わり、今年も猛暑を予感させる日が増えてきました。この時期、日能研ではクラス別懇談会が開催され、その後、9月から始まる学校別日特の申し込みも始まっていきます。ご家庭もお忙しい毎日をお過ごしのことと思います。また、お子さんも大変です。ここから夏休みまで、いよいよノンストップで「塾の授業」・「家庭学習」・「カリテ」の繰り返しが毎週続いていくことになります。6年生にとって、このサイクルをきちんとまわしていくことが最も大切なことになりますが、そう上手くいけば苦労はない!とこぼしたくなる方もいらっしゃるかと思います。そして困ったことに、6年生ともなると、なかなか親の言う事を聞かなくなってきます。「もっと日能研の先生から色々と子どもに声をかけてもらえたらなぁ!」とお感じのご家庭も多いのではないでしょうか。

そこで本日のメールマガジンは、「日能研との上手な付き合い方」として、日能研を上手に利用する、授業担当講師を上手に利用するコツを書いていきたいと思います。

■個人面談の上手な利用(R4だけでなくR3の情報も提供してもらう)

志望校選定を踏まえて6年生の親御さんと個人面談を行う教室も多々あるのではないかと思います。主にお子さんの志望校を決定する材料を求める、9月から始まる日特の選定について相談する、という大きく2点の意味を持った個人面談になっていきます。

面談担当の職員は、お子さんの個人成績表(カリテ・公開模試結果一覧)とR4表を持って面談するスタイルが一般的なのですが、実はR4だけでは、本当の学校の入りやすさは分かりません。

例)
A校 R4:65
B校 R4:65

R4表だけを見ると全く同じ難易度の学校ということになります。しかし、もしR3(50%合格率)情報があればどうなるでしょうか?

A校 R4:65 R3:58B校 R4:65 R3:62

R4表だけでは同じ難易度ということになりますが、R3まで見ると、明らかにB校のほうが合格することが難しい学校ということになります。

面談する際には、事前に気になる学校の名前をいくつか職員に伝え、面談時にR3の数字も用意してもらうよう頼んでおくと、志望校選定の大きな材料になります。

■授業担当講師を「やる気」にさせる電話・伝言(テスト結果が良かった時こそ教室へ電話を!)

日能研では、最近でこそクラス別懇談会等のイベントで授業担当講師と実際に接触できる機会が出てきましたが、まだまだ、ご家庭と授業担当講師との壁が厚いように感じます。しかし、大切なお子さんの学力を「生の授業」できちんと把握している授業担当講師ですから、何とか我が子に目をかけてもらいたいと思うのが親心というものでしょう。

実際、日能研でよくある授業担当講師への電話は次のような形が多いようです。「うちの子のカリテ・公開の結果が出ず、心配なので、一度担当の先生とお話したい」、お気持ちはよくわかります。しかし、そこをグッとこらえて、気になる科目のカリテ・公開模試の結果が比較的良かったときに、担当講師へ電話するか、職員からの伝言をお願いすると、とても効果的な電話になります。

「今回のテスト結果、比較的良かったです。先生には是非今まで同様、ご指導いただければと思っておりますので、宜しくお願いします。」というような内容を電話や伝言で担当講師に伝えましょう。

講師もやはり人間ですから、ご家庭が喜んでいることが伝われば、さらにお子さんのために頑張ろうという気持ちを強く持ってくれると思います。場合によっては、本当に困ったときに面談等も対応してくれるようになるのではないかと思います。

このように、ちょっとしたことで、日能研という塾の利用の仕方は大きく変わります。こちらからアクションを起こさないとなかなか動いてくれない大手塾だからこそ、「上手に」アクションを起こすことで、効果的な方策を期待できるようになることと思います。是非、お試しください!

われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください。

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