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中学受験で、昨今注目を集めているのが公立中高一貫校の存在。私国立を第一志望にされているお子さんでも気になる存在となっているのではないでしょうか。そこで今回は、公立中高一貫の適正検査における「作文添削」についてお話したいと思います。まずは、都立の中高一貫校の概要をご説明します。
1999年、文部科学省が中高一貫教育制度を打ち出し、首都圏では2005年に都立白鴎高等学校附属中学校が誕生して以来、次々と新しい学校が開校し、現在都内では区立も合わせると11校が開校されています。都立中高一貫校は普通の公立中学に比べ、学校別に特色のある学習カリキュラムが組まれています。その効果は2011年度、白鴎高校か初年度の合格実績で5名の東大合格者数を輩出したことで証明され、以降、他の中高一貫校からも毎年数名の東大合格者数が出ています。私立に比べ、学費が安く押さえられ、かつ大学合格実績も申し分ないとなると、人気は上がります。受験倍率は最低5倍、最高で約10倍の超難関となっており、今後もその人気は続くと思われます。また、私立受験との併願者も年々増加していると言われます。その証拠は、都立中高一貫校の入学辞退者数にあります。つまり、受かったにも関わらず、他の私立に入学していると予想される数です。一例を挙げると、
今や、都立の中高一貫校は、四谷大塚の偏差値60〜65クラスの難関校志願者の併願校になっていると言われています。ここ数年の大学合格実績から併願層のレベルはさらに上がると予想されます。
さて、都立中高一貫校の受験についてですが、私立中学受験とは大きな違いがあります。それは独特の「適性検査」による選抜が行われることです。文部科学省によると「適性検査」とは、「学校が生徒に求める思考力、判断力、表現力といった総合的な適性を測る検査」としています。
確かに、現在公立中高一貫校で行われている「適性検査」は、科目横断的な出題内容で、表現力や思考力を重視し、解が一つではないなど、一般的に私立中学入試で行われる「学力検査」とは明らかに異なっています。私立中学受験と都立中高一貫校の併願をお考えのお子さんには、実はここがポイントです。6年生から中高一貫校受験だけに特化される私立非受験型のお子さんが1年間で難解な「適性検査」に対応するのはかなりの労を要するはずですが、私立受験対策で言語使用能力や計算処理の能力を高めてきたお子さんは、「適性検査」でもその効果を発揮すると言われています。つまり、「適性検査」は「学力検査」ではないとされながらも「学力検査」対策を行ってきた私立中学受験型の受験者は「適性検査」でも有利なのです。
しかし、中学受験のお子さんが中高一貫校対策をしっかり行わなかった場合、合格のレベルには達しないでしょう。「適性検査」独特の記述方法や数的処理の対策は、過去問を中心に「適性検査」の問題や解答方法に慣れなければなりません。また、中高一貫各校では配点比率の約2割から3割で「作文」が出題されます。都内11校では桜修館以外、作文は適性検査の範囲で出題されます(桜修館では作文が独立の問題としてある)。多くの場合、資料や文章を与え、自分の意見を四百字程度で述べさせるものが多いようです(学校によって差異あり)。作文は私立中学入試にはほとんど無いため、対策に悩む方が多くいらっしゃいます。そこで今回は、家でも保護者の方ができる作文の添削方法をご紹介したいと思います。
保護者の方が添削後、アドバイスをしながら何度も書き直しをさせるようにするとよいでしょう。市販の作文教材を購入する際は模範解答が載っているものを選ぶと、良い作文のイメージが湧きます。最初は丁寧にアドバイスをしながら合格答案に近づけると、お子さんも良い作文へのステップアップが実感できると思います。できれば週に1回1テーマで書き続けると、半年で形になってくるはずです。
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