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今週は売買の問題を学びます。まずは、この単元で使われる用語の意味を確認して下さい。原価・定価・売値・利益などの意味がわからないと解きようがありません。
「考えよう1」は原価と定価の関係、定価と売値の関係の基本問題です。2割増しなら1.2倍、2割引きなら0.8倍と式に表して手早く解きましょう。「考えよう2」はいずれも解法が何通りかあるので、解きやすい方法を選択して下さい。(3)は同じ重さで比べます。何gでもかまいません。1gや10gでも、最小公倍数の600gでもできます。(4)は合計金額が同じときは、1個あたりの値段と個数の比が逆比になることを利用します。答を出すだけなら、適当な合計金額を設定してやってもよいでしょう。ここまでは線分図などなしでも解けるようになりたいところです。
「考えよう3」は原価・定価・売値の3段階の問題です。ここらへんからは線分図をかくことをおすすめします。(2)ですが、3割増しの2割引きは1.3−0.2ではありません。1.3×0.8です。ひき算ではなくかけ算で考えます。最終的にはわり算で①にあたる量を求めることになり、これは相当算にほかなりません。この流れで先に考えよう5をやってみましょう。すぐに解けなくても、とりあえず線分図をかいてみると、かいているうちに解決の糸口が見つかることがよくあります。(4)の消費税の問題は、税率が変わったため出題機会が増えそうです。
さて、「考えよう4」ですが、ここまでと違って、個数も考慮しなくてはならないので、難しく感じるはずです。さらに(2)は抽象的な数字のまま計算することになり、慣れが必要です。「深めよう1」は題材がものの売り買いなのでこのページに載っていますが、ただの差集め算です。「深めよう2」も定価と売値が決まったら、そのあとは普通のつるかめ算です。難しくありません。問16にドルと円の為替の問題があります。小学生にはピンとこない内容ですが、カリテにでる可能性があるので、余裕があったらチャレンジしてみましょう。
今回から3回にわたって随筆文を扱います。
随筆とは著名人が自身の体験や見聞したことを通して自由に意見や感想を述べた文章です。したがって、体験・見聞つまり事実の部分とそれに対する考えの部分とを読み分けることがポイントになります。この際に役立つのが今までに学習してきた読解方法です。随筆には物語的な作品と説明文的な作品があります。それぞれの読解方法で内容を確認できます。物語的な作品であれば登場人物は筆者やその周辺の人になり、出来事から想いが表現されています。また、説明文的な作品であれば、ある事実(話題)に筆者が着目し主張を述べています。読み始める際に物語的な作品か説明文的な作品かを意識してください。さらに細部の表現の工夫にも注意をしてみましょう。会話以外での「」や傍点などの記号、カタカナ表記、比喩や擬人法などの技法に注意してみると筆者が何を伝えたいかをとらえる手がかりになります。
以上を踏まえて文章の要旨をまとめてみましょう。要旨を文章化することによって読解方法が十分使えているかを自身で確認できます。
前回に引き続き慣用句を学習します。前回のメルマガでも述べていますが入試においては確実に得点したい分野です。授業でやり残した問題や「栄冠への道」の問題は必ず行っておきましょう。大切なことは単に暗記するのではなく用法を理解して自身で使えることです。どのようなシュチュエーションで使えるのかを考えると良いと思います。
今回から図形分野に入ります。今週は多角形です。具体的には三角形・平行四辺形・台形・ひし形の面積を扱います。4年で学習しているので公式は覚えていると思いますが、なぜその公式で面積が求められるのか説明できるでしょうか。「栄冠への道」に公式の導き方が詳しく載っているので参考にしてみましょう。
「考えよう1」〜「考えよう4」はすべて解けないといけません。十分に練習を積んで下さい。問5は複雑な図形を切ったり、埋めてから引いたりして求めますが、12問中1問だけ他とは異なるアプローチが必要なものがあります。(10)です。逆算で高さを一旦求めておきます。問6の(3)は全体からまわりを引いて求めます。(5)は斜線部を2つに分けます。この2問は必ず解いておきましょう。
その他では、四角形の分類に関しての問題が重要です。オプション理解の問4の解説に、流れ図やベン図で整理した図が載っているので目を通しておきましょう。
今回も前回に引き続いて随筆文の学習です。また、今回は接続語の働きを理解することも学習目的になります。
まず、随筆文とはどのような文章かを再度復習しておきましょう。次に接続語の解法を理解して下さい。入試においては非常に出題率が高く、得点差が出るところです。まず接続語の働きと言葉を覚えることが大切です。テキストの172ページに記載されているように7つの働きがあります。この7つの働きと接続語を覚えて下さい。出題傾向はほぼ穴埋め問題です。空欄に入る接続語を答えるのですが、その際に空欄の前後の内容の関係をとらえます。この内容の関係が接続語の働きになります。したがって働きが7種類あることを知らなければ正しく答えられません。
また、出題の多くは4箇所程度の穴埋め問題です。一つ間違えれば全滅となる可能性があり得点差につながります。なんとなく答えるのではなく根拠をもって答えるように練習をしましょう。
前回助動詞の「れる」「られる」の用法を学習しました。今回はその他の助動詞の用法を学習します。テキストの187ページに記載されている9つの意味用法を覚えることがポイントになります。今回は助動詞の意味用法を確認するだけの学習ですが、これは入試問題を解く際の基礎知識になります。実際の出題はその他の品詞との識別になり複雑なものです。たとえば同じ「だ」でも助動詞の断定、過去の場合もあり、また形容動詞の語尾の場合もあります。そうした問題を解く基礎となる学習ですのでしっかり9つの意味用法を理解暗記しておきましょう。
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