日能研4・5年生 算数・国語 今週の攻略ポイント!

<小5 算数 第6回>

今回は先週に引き続き「比」の基本勉強です。

【攻略ポイント1】

「考えよう1」と「考えよう2」では連比の操作を練習します。「考えよう2」の(2)では、どちらがもとになっているかを間違えないように注意しましょう。また、比をそろえるために何倍かしたとしても比が変わるわけではありません。2:3を4:6に書きかえても同じ比のままであるということは理解しておきたいところです。

【攻略ポイント2】

「考えよう3」は比例配分の文章題です。例えば2:3に分けたときの2の方を求める場合、5でわって2をかけてもよいのですが、5分の2をかけるという分数倍の書き方にも慣れておきましょう。

【攻略ポイント3】

「考えよう4」は逆比についてです。逆比は次週以降に学ぶ平均や食塩水や速さの問題を解く際になくてはならない大変重要な考え方です。逆比の操作自体は、結果的には左右とりかえるだけなので極めて簡単です。大切なのはどういう時に逆の比になるのかを見分けることです。それはかけ算したときに同じ数になるときです。図形でも文章題の面積図でも速さの問題でもかけた答が同じになる時は逆比を利用した解き方がよく使われます。

この回は機械的な操作の練習が中心になりがちで、あまりおもしろくないでしょうが、今後学ぶ様々な分野で、今回の比例配分や逆比の考えは活用されます。そのための準備と思ってがんばりましょう。
カリテでは本科テキスト問11、問12など図形がらみの問題がよく出題されます。

<小5国語 第6回 説明文・論説文Ⅵ 要旨2>

【攻略ポイント1】

前回に続いて説明文的文章の要旨をあつかいます。今回は要旨を正確にとらえるために全体の構成を見極めそれを手がかりにして最終的に筆者は何を主張しているのかをまとめる学習になります。前回と違い自身で記述して解答を作ります。記述式解答の初めての回になりますので書こうという前向きな気持ちを持って行いましょう。ポイントは前述したように序論・本論・結論といった構成をとらえることにあります。話題は何か、その話題を説明するための具体例は何か、具体例から何を筆者は伝えたいのかを順を追ってとらえてみてください。要旨をまとめる時には答えの中に具体例は入れません。具体例から導き出した筆者の考えをまとめている抽象化された部分を使うようにしてみましょう。当然結論部分に着目する必要があります。結論部のどのことばを使って答えるべきかを考えて下さい。

【攻略ポイント2】語句 同音異義語・同訓異字

今回は同音異義語と同訓異字をあつかいます。大人の視点から言えば単なる漢字の書きの問題です。しかし、生徒にとっては一つ一つ意味を前後の内容から判断して正しい漢字を思い出すことが大変な作業といえます。したがって同じ読み方でも意味の違いがあり、それを意識して覚えるようにして行きましょう。

<小4 算数 第6回>

【攻略ポイント1】

小数の勉強も今回で6回目となり、山場を迎えます。あまりのあるわり算です。商とあまりの小数点の位置がずれるので、ミスしやすくなります。知っていてもうっかり同じ位置に打ったりします。
「考えよう3」(4)を見てみましょう。商の最後の0は省略してはいけないのに、あまりの最後の0は逆に消さなくてはいけません。ここは細かい違いまで理解する必要があります。

【攻略ポイント2】

「考えよう4」ではわり算の2つの意味を比べています。整数のわり算の単元でも同じようなことを練習しました。日能研は、わり算の意味の区別に何かこだわりがあるようです。先週の四捨五入、今週のあまりのあるわり算と手強い内容が続きます。ふんばりどころです。

<小4 国語 第6回 説明文・論説文Ⅵ 接続語と反対の内容を表す文>

【攻略ポイント1】

前回は因果関係を表す接続語をあつかいました。今回は逆接の接続語を学習します。逆接の接続語とは「しかし」「ところが」「だか」「が」などがあります。ポイントは逆接の接続語の後は前とは反対の内容を表すと言うことです。また、逆接の接続語の後には筆者の考えが述べられ、とても重要な事柄が書かれている場合が多く、答えの根拠や手がかりになります。内容理解の大切なポイントになりますので意識してとらえて下さい。

【攻略ポイント2】ことばの用法6 修飾語Ⅰ

今回と次回に渡って修飾語を学習します。前回学習した主語・述語以外に別の働きがある文節があることをまず理解しましょう。その働きとは主語や述語などをわかりやすく説明する役割です。ポイントは修飾先のことばは必ずその後の部分になることです。上のことばを修飾することはないという原則を覚えておきましょう。次に修飾先につなげてみて意味やことばのつながりが正しいか確認してみましょう。また、修飾という表現以外に「係る」「係り受け」といった別の表現もあります。こう言った表現も覚えておく必要があります。

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