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＜算数　6年生　第30回＞

様々な図形の面積を求めます。特別なテクニックが必要なものも多いので、問題ごとに解法パターンをマスターしましょう。

【攻略ポイント1】

「考えよう1」はレンズ形の面積です。正方形の57%（円周率が3.14の場合）になることはどこの塾でも教える裏技ですが、正統な解き方を最低1つは身につけておきましょう。「栄冠への道」に2通り載っています。「考えよう2」は、全体から白い部分をひきます。(2)では正方形の面積はひし形の公式でも求められることに気づくのがポイントでしょう。

【攻略ポイント2】

「考えよう3」は、斜線部を切り取って移動し、1か所にまとめます。(2)は補助線が必要なので自力で気づくのは難しいと思いますが、一度習ったらまず忘れないでしょう。「考えよう4」は重なりの部分をくっつけて比べます。問4(2)のような三角形と半円などでも考え方は同じです。

【攻略ポイント3】

「考えよう5」はいろいろな問題が並んでいます。(1)、(2)は三角定規の利用です。(2)は直角三角形と思い込んで解いても正解がでてしまう問題ですが、しっかり根拠を持って考えられるようにしましょう。(3)は補助線の引き方を逆にしないようにしましょう。(4)はヒポクラテスの三日月です。まともに計算してみると、半円どうしが相殺されて三角形の面積が残り、結果的に三角形の面積を求めればよいことになります。知っていれば一瞬で答を出せます。なお一般に成り立つことを説明するには三平方の定理が必要になります。

【攻略ポイント4】

「深めよう1」は図がシンプルで簡単に解けそうですが、テクニックが要ります。半径は無理数になってしまうので算数では表せません。そこで、半径はわからなくても半径×半径なら正方形の面積と同じなので数字に表せることを利用します。非常に重要な技なので必ず習得して下さい。「深めよう2」は答を出すまでの段階が多いので、先まで見通した攻略が必要です。誘導なしではきついでしょう。その他では、問10、問12の等積移動の問題が一度解いた経験があるかないかで差が出る問題です。

＜国語　6年生 第30回　随筆Ⅲ 自分の意見・感想をまとめる＞

随筆の最終回になります。

【攻略ポイント1】

今回は随筆文を利用して自分の考えを記述する練習を行ないます。読解Ⅰの三と七、読解Ⅱ、Ⅲのオプション問題がそれにあたります。ポイントは本文の内容に沿って、筆者と同じ視点で解答を作ることにあります。自由に何を書いても良いというわけではありません。例えば読解Ⅰの三は本文中の職人さんが筆者に見学されたことで緊張してしまい普段通りに創作出来ない様子が描かれている場面での問いです。したがって解答の重要語句は「緊張」です。そして、自身の体験は慣れたことでも人に見られると緊張したり、よく見せたいという欲が出てしまい失敗した内容を提示する必要があります。また、その体験が慣れていることも採点者にわかるように書く必要があります。このように採点者にわかりやすく具体的に内容を提示することをポイントにして取り組みましょう。

【攻略ポイント2】語句文と文節Ⅱ

今回も文図を利用して係り受けを学習します。前回より複雑で長い文を扱います。したがって手順を踏んで確実に解答を出すことがポイントです。述語から主語を特定して、それぞれの修飾語がどの文節を説明してかかっているのかを判断してください。入試では文図自体の出題は見受けられません。しかし、修飾語の係り受けは出題されます。本番同様手早く判断する意識を持って取り組みましょう。

＜算数　5年生　第30回＞

【攻略ポイント1】

「考えよう1」はレンズ形の面積です。オプション説明のページに3通りの解き方が載っています。1つは必ず説明できるようにしておきましょう。「考えよう2」は等積変形です。面積を変えずに形だけ変えていきます。(2)はそのまま黒と白に分ける方法もあります。ここは理解度に差がつくところです。しっかりこの考え方を使いこなせるよう練習して下さい。

【攻略ポイント2】

「考えよう3」は切り取って貼りかえる問題です。「考えよう2」とちがって、形そのものが同じなのでわかりやすいと思います。その他でテストによくでるタイプの問題は、問4(2)、問5(1)、問7(8)、問8、問11(1)などです。いずれも何かに気づかないと解けない問題です。初挑戦ではなかなか解けないと思いますが、常に何か工夫できないか考えるよう心がけましょう。

＜国語　5年生　第30回　随筆Ⅳ 細部表現と筆者の意図＞

今回は随筆文を利用して細部表現にこめられた筆者の意図をとらえる学習になります。

【攻略ポイント1】

細部表現とはテキストの205ページに記載されている表の中の表現技法を指します。詩歌でも学習しますがテキストにある主な表現技法はこの機会に理解しておきましょう。とくに比喩表現の具体的内容を考えてください。読解Ⅰの一の設問がそれにあたります。書き抜きで言い換えた部分を探す問題ですが、入試では記述で解答が求められます。テキストに解説はありませんが、同じように慣用句の具体化も頻出の問題です。読解Ⅱのオプションがそれにあたります。このように抽象的な表現を自身の言葉で具体的に言い換えて説明できることが学習ポイントになります。

【攻略ポイント2】語句 擬声語・擬態語

今回は音や声、状態や様子を表す擬声語・擬態語を学習します。基本問題としては擬声語と擬態語の区別が挙げられます。原則としては音を表すのが擬声語です。入試では空欄にふさわしい擬声語・擬態語を入れるものや難関校での記述の問題で扱われます。穴埋め問題は言葉の意味を理解していれば対応できます。カリテの対策にもなりますので一つ一つ確実に理解しておきましょう。入試での記述のポイントは擬声語・擬態語がとのような様子や場面で使われているかを自身の言葉で言い換える力が求められます。したがってこの時期はしっかりと用法を理解して基礎知識を確実にしておきましょう。

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