日能研4・5年生 算数・国語 今週の攻略ポイント!

<算数 5年生 第15回>

図形上の点の移動がテーマです。

【攻略ポイント1】

「考えよう1」は何秒後にどこにいるのか考える問題です。スタート地点と動くスピードをまず確認してから考えます。(3)は頂点に止まった時なので答え易いのですが、辺の途中で止まった場合も、その位置を言葉で表現できるようにしておいた方がよいと思います。

【攻略ポイント2】

「考えよう2」は何秒後に面積がどうなるのか考える問題です。動く点がどこにいるかわかれば、あとは単純な面積の問題になります。

【攻略ポイント3】

「考えよう3」は面積の変化をグラフに表す問題です。今までと同様に、スタート地点、ゴール地点、動く速さをチェックしてから始めて下さい。グラフをかくコツは、増え方や減り方の様子が変わる特別なポイントだけ調べることです。スタート、曲り角、ゴールの瞬間は何秒後に何平方センチメートルかを数値化してグラフに点を打ち直線で結びます。直線図形の辺上を1つの点が移動する場合はグラフは直線になるので、途中の状態は調べる必要がありません。

問3はグラフから読みとれる数値と図形を関連づける問題です。
問4は2つの点が動くので複雑そうに見えますが、点の位置を特定できれば、これもただの平面図形の問題です。
問8はさらに旅人算の考え方を利用することになります。

なお、今回学ぶほとんどの問題は、何秒後かの静止画像をイメージして平面図形として処理すると、うまくいきますが、最近の入試では、面積の変化の様子を動的にとらえる問題が増えています。上位生はオプション理解の問3、4やオプション活用の問6などに取り組んでみましょう。

<国語 5年生 15回>

【攻略ポイント1】短歌の感動の中心と型式

今回は短歌をあつかいます。まずテキストに記載されている短歌の基本事項は理解、暗記をしておきましょう。次に大切なことは短歌の情景と筆者が何に感動しているか読み取ることです。前回の詩と違い文語で書かれているものがあり難しく感じると思います。ひとつひとつの短歌の意味を正確に細部まで理解することをめざすのではなく、大まかに描かれた情景と作者の気持ちをとらえて下さい。

【攻略ポイント2】語句15 助詞・助動詞

自立語と違いどのような単語が助詞・助動詞になるのかを理解する必要はありません。区別も必要ありません。大切なことは識別の方法です。「れる・られる」「の」「ようだ」「そうだ」「ない」「らしい」の識別は入試頻出問題です。
それぞれ、答えを出す方法が授業で説明があります。
解法を覚えて下さい。入試においては漢字同様に誰にとっても得点源になります。カリキュラムテストでも正しく答えを出せるように準備をして下さい。テスト後には間違えた問題の解法を確認し身につけておきましょう。

<算数 4年生 15回>

集合について学びます。
解き方としてはベン図・表・線分図の3つの道具があります。どれも一長一短があって、問題によって使いわけます。

【攻略ポイント1】

「考えよう1」は表がかいてありますがペン図でも解けます。

【攻略ポイント2】

「考えよう2」はベン図が初めからのっていますが何もない状態から自分でかけるようにしましょう。表でも解くことができます。

【攻略ポイント3】

さて問題は「考えよう3」です。四角形の分類ですが、正方形、長方形、平行四辺形、ひし形の定義そのものを理解し、含有関係を整理することになります。長方形は平行四辺形の一種だと言われても納得しない子もでてくるでしょう。図形の分類自体は重要なテーマですが、ベン図を初めて習う授業の題材としては難しすぎる気がします。
問6は必ず解いておきましょう。答えが1つに定まらず範囲で求める問題は線分図の利用が有効です。これも図がのっていますが、自力でかけるようにして下さい。極端な場合を2つ想定します。ベン図で解くと、輪の中に輪が入りこんだり、周りが0になるなど特殊な図になってしまします。上位生は他の問題集などで輪が3つ重なっているベン図を解いてみましょう。

<国語 4年生 第15回説明文Ⅱ>

説明文の2回目になります。今回の学習内容は設問の要求に答えるためにとても重要なものになります。
しっかり理解して活用出来るようにしましょう。

【攻略ポイント1】中心文と段落

中心文をとらえるためには、まず本文がどのような話題で書かれているかを考えましょう。話題は原則として本文の初めに提示されています。その話題に対してどのような重要語句を用いているかを確認してみましょう。重要語句が含まれている文が中心文になります。各段落ごとに中心文を探し筆者が伝えようとしていることを読み取っていきましょう。その際注意すべきことは具体例を並べている段落です。具体例を挙げている段落は必ずしも中心文があるとは限りません。中心文に線が引けるようになると設問の答えが早く出せるようになります。必ず中心文を確認し線を引く習慣を身につけてほしいと思います。

【攻略ポイント2】ことばの用法15 同義語Ⅰ

今回は同義語を扱います。同義語を多く知ることにより記述式の設問に対応出来るようになります。テキストに記載されている同義語は覚えておきましょう。

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