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弊社は訪問型の家庭教師となります。
今回のメルマガでは、サピックスに入塾希望の現3年生(新4年生)の皆さんへ、12月・1月の入室テストの対策についてのアドバイスを書かせて頂きます。
内容は以下3点です。
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1.上位クラスで入塾する意義
2.入室テストの特徴と対策用おすすめテキスト
3.鉄人会オリジナル!入室テスト対策プリント(算数)無料プレゼントのお知らせ
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鉄人会オリジナル!入室テスト対策プリント(算数)
それでは、順にご説明致します。
入塾のタイミングでは、出来る限り上位クラスに入ることを目標にして欲しいと思っています。入った後からでもクラスアップは出来るので、そこまで入塾時のクラスにこだわらなくてもいいんじゃないの?と思うかもしれません。しかし、絶対に上位クラスで入塾した方がいいのです。
今からその理由を説明します。
(1)クラスによって授業中に教えてもらえる問題数に違いがあり、課題にも違いがある。
やはり上位クラスになるほど、速いスピードで授業を進めてもみんな授業についていくことが出来るので、授業中に教えてもらえる問題数が増え、逆に中堅以下のクラスでは授業内に扱われる問題数が少なくなります。また、家でこの問題までやっておいてね、という課題も同様に上位クラスは、中堅以下のクラスよりも難しい問題まで課題として指示されます。
しかし、マンスリーテスト、組分けテストのときに、このレベルの問題は中堅以下クラスでは扱っていないからテストに出題することはやめよう、という話にはなりません。難問も出さないと上位クラスの生徒さんの力が測れないからです。
そうすると、中堅以下のクラスの生徒さんたちは塾に指示された通りに勉強を進めても、テストではやっていないレベルの問題が出てきて対応できず、上位との差を縮めることが難しい、という事態になるのです。
(2)先生が違う
上位クラスは社員の先生が受け持つことが多くなりますが、中位クラスは学生バイトが大半です。下位クラスは退塾防止の意味もあり社員の先生が受け持つこともありますが、だからと言って下位クラスを狙おう、という話にはなりませんよね。やはり経験豊富な社員の先生に見てもらえるように上位クラスを狙うべきです。
(3)周りが違う
やはり、出来る生徒さんの授業中の反応や集中力を間近に感じることで良い刺激を受けることが出来ます。サピックスの授業は討論式授業です。他の生徒さんが、どのような考え方で答えを導き出したのかなど、自分の思考プロセスとは違った考えに数多く触れることにより、思考の引き出しが増えて、応用問題に対応できる思考力を育んでいきます。
【算数】
算数の問題は例年以下のような構成となります。
■大問1の計算問題対策
計算については、それぞれ次のレベルの練習をしておきましょう。
その上で、簡単な四則混合計算(2ケタ×2ケタ+2ケタ×2ケタ、2ケタ×2ケタ÷1ケタのような)の練習もしておくと良いでしょう。計算問題の途中に□がある逆算(還元算)も出題される可能性があり、これはしっかり練習しておかないと対応できない生徒さんが多いので、力を入れて練習しておきましょう。
また、LとdL、mとcm、時間と分の単位換算の練習もしておきましょう。
■大問2の小問集合対策
一行問題で、問題文はそこまで長いわけではありませんが、何を問われているのかを理解し、足すのか、引くのか、かけるのか、わるのかを適切に使い分けなければいけません。また、単位をそろえてから足したり、引いたりしなければいけない問題も出題されることもあり、やはりある程度、問題文の読み取りに慣れておかないといけません。
市販の問題集ですと、どうしても帯に短し襷に長しといったところなので、難しめでボリュームのある問題集から、やるべきところを取捨選択するという形になってきます。大問1、大問2の対策として、以下の問題集から取捨選択して取り組むのがよいでしょう。
入学入試へ向けて小学校の教科書+αの勉強をするには最適の問題集です。このテキストの以下の項目に取り組んでみましょう。
第1章(大きい数、かけ算)
「復習テストA」と「復習テストB」に取り組んでみましょう。
第2章(わり算)
「復習テストA」と「復習テストB」に取り組んでみましょう。
第3三章(時間、重さ、長さと面積)
「時間、重さの標準クラス問題・ハイクラスA」と「長さと面積の標準クラス問題・ハイクラスA(面積はやらず長さの問題のみ)」に取り組みましょう。余裕があればそれぞれハイクラスBまですすめましょう(ハイクラスの問題も面積の問題は飛ばしましょう)。
第4章は飛ばしましょう。
第5章は(図形)
サピックスの入室テストでは、見取り図や展開図など、立体図形を見る力を求める問題が多く出されます。第5章からは、「3、箱の形、まるい形」の項目の「ハイクラスB問題」の大問2の展開図の問題、大問5のサイコロの問題、「トップクラス問題」の大問5、大問6サイコロの問題と大問7の積み木の問題、「復習テストA」の大問6の展開図の問題だけやってみましょう。
第6章(整理の仕方)
「標準クラスの問題」を解いてみて、余裕があればハイクラスA、Bとすすめましょう。
第7章(さらに進んだ算数)
第7章からは、項目3(規則をみつけよう)と項目4(じょうけんを整理しよう)の標準クラスの問題に取り組んでおくと良いでしょう。
■大問3~5の思考力問題の対策
思考力を問う問題です。とにかく問題文が長いので、集中を切らさずに解き切る知的持久力とでも言うべき力が必要です。やはりこの思考力対策としては、サピックスの「きらめき算数脳」の小学3・4年生版がおすすめです。本来ならじっくり最初から一通り取り組みたいところなのですが、テストまで期間があまりませんので、いきなり難しい問題にチャレンジすることになってしまいますが、星二つ、星三つの項目を一通り進めてみましょう。わからなかった場合でも親子でじっくり解説を読むことで、問題に取り組むコツがつかめてくるでしょう。
【国語】
国語の問題は例年以下のような構成となります。
■漢字対策
漢字は小学校3年生までに習うもので大丈夫ですが、熟語をしっかりと書けるようにしておきましょう。サピックスのテストでは、漢字が丁寧に書かれているかについて、とても厳しく見られます。トメ、ハネをしっかり意識しながら練習してください。
○小学漢字1026字の正しい書き方 四訂版(旺文社)
小学3年生の漢字で、例に出ている熟語をしっかり書けるようにしておけば、かなり対応できるでしょう。
○1日6分、楽しくスイスイ覚えられる 漢字が好きになるドリル 小学3年生(大和出版)
時間がない場合は、こちらの問題集がおススメです。
著者が提唱している「さかもと式見るだけ暗記法」は「1分間テスト」と「30秒暗記」を繰り返すというものです。様々な科目に応用が利く方法で、今後の中学受験勉強に応用できるものですので、試してみても損はないでしょう。
■長文問題対策
とにかく文章が長いです。4000字程度の長い文章問題に慣れておくことが必要です。また、制限時間40分以内に少しでも高く得点するためには、問題の選択も必要になります。3年生の段階で、何分で読んで、1問につき何分、といった細かな時間設定までは必要ありませんが、「難しい問題には時間をかけずに抜かしてよい。」「できる問題から解いていく。」といった意識を持つようにしましょう。
特に記述問題では、漢字の問題と同じように、字が丁寧に書かれていないと大きく減点されます。焦ってたくさんの内容を書くのではなく、わかることだけでも構わないので、字はハッキリと丁寧に書く、ということに気をつけて練習をしましょう。
以下の問題集がおすすめです。
○トップクラス問題集 国語 小学3年生(文理)
第四章(物語文を読む)に取り組んでみましょう。出来れば第6章(長い物語文を読む)にもチャレンジしましょう。問題ごとに設定された制限時間内にまず解いて、解けなかった問題は時間延長して解くとよいでしょう。
■言葉の使い方の対策
もし余裕があれば、出題された場合に備えて、長文問題対策としておすすめしたトップクラス問題集の第一章から第5章の中に含まれている「言葉をみがく」という項目をやっておくと良い練習になるでしょう。
最後に、このメルマガをご覧頂いた皆さんにプレゼントがあります!
2021年12月28日(火)までに資料のご請求を頂きました皆さんに、実際の新4年生入室テスト(算数)の形式に合わせたテスト形式のプリントを同封してお送り致します。テスト前の仕上げにぜひご活用ください!プリントご希望の方は資料請求フォームの「ご質問やご不明点」の欄に「入室テスト対策プリント希望」と必ずお書き添えくださいますようよろしくお願い致します。
☆資料請求はこちらからどうぞ
今回はサピックスの入室テストについて書かせて頂きました。せっかくのテストの機会ですので、親子で張り切って取り組んで頂ければと思い、上位クラスで入塾する意義を強調させて頂いたのですが、もちろんどのクラスで入塾しても、入塾後にクラスアップをしてくことは可能です。もし入室テストの結果が芳しくなかった場合は、上記で説明してきたことと矛盾してしまいますが、生徒さんには「逆にこのクラスで良かったかもしれない、じっくりクラスアップすればいいんだから。」といった声掛けをして生徒さんのモチベーションを維持するようにしてください。今後の受験勉強の中では成績が乱高下することもあると思います。成績が下がってしまった時こそ、親の力の見せ所です。しっかりフォローして、どんな結果でも生徒さんをやる気にさせましょう!
われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください。
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