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今回は図形と比について学びます。今回のポイントは、「高さが等しい三角形の面積の比は、底辺の長さの比と等しい」ことを利用するものです。出来れば「なぜそうなるのか?」の理由も含めて考えられるとベストですが、お子様によっては難しい場合もあります。その場合は、図からの読み取りと計算ができるようにしておきましょう。
一見するとシンプルな図形の問題ですが、比が絡むということもあり、慣れるまでは苦戦されるお子様が多いです。できる限り問題の演習量を重ねて、「同じ高さがどこにあるのか」に着目する目を養っていきましょう。
「考えよう1」では基本となる三角形を例として、面積比が底辺の長さの比と同じになる仕組みと面積比、そして長さを求める練習をします。三角形の底辺がどの位置にあっても戸惑わないように、底辺と高さの垂直な関係に気をつけて図を見るようにしましょう。
「考えよう2」では台形の分割を扱います。ポイントは、補助線を引いて高さの等しい三角形を作ることです。実際に問題を解くときには、上底+下底の比が面積比になることを利用します。特に(2)のタイプの問題は解法を忘れがちになりますので、気をつけましょう。
「考えよう2」では、三角形を3つ以上に分けたときの面積比を求める問題を扱います。全体の面積を1として考える、一番小さな三角形を1や簡単な整数として考える、など様々な方法があります。まずは自分が解きやすい解法を身につけることから始めましょう。
演習としては、216ページの問5の(2)・(3)は重要です。補助線無しで解けるようにしておくと良いでしょう。(4)まで正解できるようにしておきたいところです。218ページの問8・9、227ページの問2は入試で頻出の形です。できれば触れておきたい問題です。
今回から速さを学習します。今回は「速さの意味」を中心に、「単位量」の考え方を学びます。中学受験で必須となる速さですが、計算自体はシンプルです。ただ、それを取り巻く単位変換や問題のバリエーションで苦しめられるお子様が多いです。今回で「速さの意味」と「速さに関する単位計算」をマスターできるように学習していきましょう。
また、前回学習した比例の考え方が関係した解き方も身につけることが出来れば、今後の学習がスムーズになるでしょう。計算のショートカットで「時速~km→秒速~m=時速÷3.6」などといった解き方もありますが、必ず「なぜそうなるのか?」を理解した上で使うようにしましょう。
「学び1」では速さの意味を扱います。速さは決まった時間に決まった道のりを進むことを表したもの、つまり「単位量」ということが感覚として理解できるようになることを目標にしましょう。その際、単位を揃えるということを徹底させたいところです。
「学び2」では、「速さ×時間=道のり」を式で表すことをもとに、速さ、時間、道のり、それぞれの求め方を学習します。学校などでは、「キ・ハ・ジ」といった図に数字を埋めて解く、といった解き方を指導しがちですが、普段の計算で還元算ができるのであれば、わからないところを□とおいて計算すればよいでしょう。その際、単位がそろっているかの意識付けが重要です。
演習として、153ページの問2、154ページの問3、問4は速さの基本公式を徹底的に覚えるためにも重要です。余裕があれば159ページのシナジーを考えて見ると良いでしょう。以前扱った「平均の速さ・瞬間の速さ」の考え方とつながります。
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