日能研5・6年生 算数・国語 今週の攻略ポイント!

<算数 6年生 第36回>

速さの特殊算です。流水算・通過算・時計算とボリュームたっぷりの回です。

【攻略ポイント1】

まずは流水算。今回初めて学ぶ内容です。「考えよう1」・「考えよう2」で4つの速さの関係をしっかり理解して下さい。すらすら解けるまで類題をたくさん練習しましょう。「深めよう1」は比の利用が入るためやや難しくなります。次に通過算です。「考えよう3」で基本の確認をします。「深めよう2」も基礎レベルです。パターン別に公式っぽく覚えるのも悪くはありませんが、少しひねられたときは電車やトンネルの絵を描いてみるのも有効です。

【攻略ポイント2】

そして最後に時計算です。道のりの代わりに角度を用いた針どうしの旅人算です。1分間に5.5度ずつ差が縮んだり広がったりすると考えます。「考えよう3」の(2)ですが、設問の流れからすると、長針、短針の動きを別々に考えることになるので、少し取り組みづらいかもしれません。解説をよく見直すようにしましょう。「考えよう5」は時計の絵を描いて針が重なる前なのか後なのか確認すると安全です。基礎クラスの生徒さんは「考えよう」と「深めよう」の問題を何度も練習しましょう。ここまでが不十分なまま先に進んでも混乱するだけです。

【攻略ポイント3】

他に挑戦したい問題としては、流水算では問8のグラフを利用した船どうしの旅人算、問11のように流速や静水時の速さが変わる問題、通過算では問15のトンネルの途中で速さが変わる問題、時計算では問19・問 20の目盛りをはさんで対称になる時刻を求める問題などです。またここには載っていませんが普通の時計とは異なる時計や時間設定の問題も解いておきたいところです。速さの特殊算は全体的に難化傾向にあり、上位校で流水算や時計算が大問として出題された場合は地獄のような難度になりがちです。
志望校によって到達目標レベルの差が大きい分野なので、過去問で必要なレベルを確認しておくとよいでしょう。

<国語 6年生 第36回 物語Ⅲ 比喩的表現の内容を類推する>

物語の3回目です。

【攻略ポイント1】

今回は出題率のとても高い比喩的表現をあつかいます。入試においては比喩的表現の具体化が求められます。難関校においては比喩内容から心情を記述させる設問が出題されます。この機会に対応できるようにしておきたいところです。まず比喩表現には暗喩と直喩があることを理解しましょう。どちらにしても何をどのようにたとえているかを考え、その二つに共通するイメージをとらえます。読解Ⅰの問1がその設問になります。問われている線①の「人形つかいの芸をみるようなあざやかさ」は直喩です。父が田植えをする際の手の動きを比喩的に表現しています。どのような様子で父の手や指が動いているのかを「人形つかいの芸」と言う言葉から類推します。その類推を根拠に解答を選択してください。難関校においては前述したようにこの部分は記述式設問になります。主人公の少年が父の田植えを目の前で見てどのような心情を持つのか説明が求められます。比喩内容と出来事を踏まえて説明できるようにしておきましょう。

【攻略ポイント2】語句 敬語Ⅰ

今回は敬語の学習になります。まず、敬語の種類を理解しましょう。尊敬語は相手動作に使い、謙遜語は自分(他者に対して家族も)の動作に使う表現です。通常この二つは丁寧語である「です、ます」と併せて表現されます。ここまでが基礎知識になります。この基礎知識をもとに設問にあたりましょう。実際の入試では敬語表現への書き換えや誤りを正す設問が多くみられます。日常生活で敬語を使う場面は少ないかもしれません。しかし、今後の学園生活に必要になります。入試の出題率にかかわらず正しい表現を身につける機会にして欲しい回です。

<算数 5年生 第36回>

【攻略ポイント1】

割合の3公式を使いこなせるようになるのが目標です。「考えよう1」は割合を求める問題で、前回の復習になります。比べる量を基準量でわります。この公式の逆算から「考えよう2」と「考えよう3」で使う公式が導き出されます。線分図で整理すると式の意味がわかりやすいでしょう。「考えよう3」の基準量を求める計算は次回の相当算で何度も使用することになります。3つのタイプが混合した問5は必ず解いて下さい。かけるのか、わるのか、わるときはどちらでわるのか判断しなくてはなりません。どうしてもだめな時は、問題文の「の」を「×」に、「は」を「=」に換えたかけ算の式を一旦つくります。あとは逆算などで答が出ます。問題文が単純な時はほぼこれで解けます。問4の割合の増減、問6の「〜増し」「〜引き」も重要なので解いておきましょう。

<国語 5年生 第36回 論説文Ⅴ 類推する表現から筆者の考えをとらえる>

【攻略ポイント1】

今回は提示されている情報の中で類似関係にある内容の共通点を考えます。そこから筆者の意見をとらえることが学習目的になります。読解Ⅰの設問三つが学習目的の体験になります。
指定された部分が他のどこの表現と似た内容になっているかを探してみましょう。次にそこから共通するイメージを探り筆者が何をどのように説明したいのかを考えてみましょう。
読解Ⅰでは、「巨大なモグラ」や「無言のモグラ」と似た存在は何かを確認し、なぜ筆者は「モグラ」と表現したのかを根拠にし、筆者の考えをとらえてみましょう。

【攻略ポイント2】語句 慣用句

今回は慣用句をあつかいます。入試においては直接意味を問われることもありますし、慣用句を含む文の意味を具体化することを求める設問もあります。したがっておろそかにはできない単元と言えます。テキストの設問の中で知らない慣用句は意味や用法をしっかり身につけておきましょう。また、カリキュラムテスト対策として「語句のたしなみ」に目を通しておくことも大切です。

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