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今回は東洋英和女学院中等部を訪問しました。来年度入試(平成28年度・2016年度)における変更点などポイントをまとめましたので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
2016年度入試から、帰国生入試が実施されます。募集人数は若干名。試験日は一般入試のA日程と同じ2月1日で、試験科目は「国語・算数・面接」です。国語・算数の試験問題は一般入試(A日程)と同じですが、面接は一般入試が受験生のみであるのに対し、帰国生入試は受験生と保護者1名に対して日本語で行われます。
くわしくはこちらをどうぞ→2016年度募集要項
2015年度入試は2月1日が日曜日にあたる「サンデーチャンス(ショックではなくチャンスとされていました)」であったことと、NHKの朝の連続テレビ小説『花子とアン』の影響で、前年度から応募者数がA日程で195名→372名、B日程で307名→530名と大幅にアップ、受験者数もA日程で176名→307名、B日程で151名→267名と大きく増加し、結果として実質倍率がA日程で2.0倍→3.1倍、B日程で3.1倍→7.4倍にまで上がりました。
2015年度の進路状況では卒業生185名のうち、東京大学に現役で4名の合格者を輩出しました。その他、早稲田大学63名(うち現役56名)、慶應義塾大学45名(うち現役43名)、東京工業大学にも3名(すべて現役)と大変高い実績を挙げました。特筆すべきはその多様さで、海外の大学に5名、東京藝術大学に4名、また宝塚音楽学校に1名合格したそうです。
文部科学省が推進するSGH事業のアソシエイト校に認定された同校では、国際支援教育に力が注がれています。ミャンマーへの学習支援プロジェクトはTEAM(Toyo Eiwa Activities for Myanmar)と銘打たれ、大学との連携で東洋英和の生徒たちが様々な研究を進めています。バングラディシュへの寺子屋活動支援も進められています。
算数では、答えが間違っていても図(面積図など)がかかれていれば部分点があるそうです。答案に図や式などをしっかり残すようにしてください、とのことです。また制限時間に比して問題量が多いので、過去問を制限時間45分より短い35〜40分で解く練習を進めると効果的とのことです。以上、ポイントをまとめました。詳細は東洋英和女学院中等部HPにてご確認下さい。
→東洋英和女学院 中等部・高等部
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