東洋英和女学院が帰国生入試の新設!訪問日2015/5/2

今回は東洋英和女学院中等部を訪問しました。来年度入試(平成28年度・2016年度)における変更点などポイントをまとめましたので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

東洋英和女学院

【1】帰国生入試の新設

2016年度入試から、帰国生入試が実施されます。募集人数は若干名。試験日は一般入試のA日程と同じ2月1日で、試験科目は「国語・算数・面接」です。国語・算数の試験問題は一般入試(A日程)と同じですが、面接は一般入試が受験生のみであるのに対し、帰国生入試は受験生と保護者1名に対して日本語で行われます。
くわしくはこちらをどうぞ→2016年度募集要項

【2】2015年度一般入試の概況

2015年度入試は2月1日が日曜日にあたる「サンデーチャンス(ショックではなくチャンスとされていました)」であったことと、NHKの朝の連続テレビ小説『花子とアン』の影響で、前年度から応募者数がA日程で195名→372名、B日程で307名→530名と大幅にアップ、受験者数もA日程で176名→307名、B日程で151名→267名と大きく増加し、結果として実質倍率がA日程で2.0倍→3.1倍、B日程で3.1倍→7.4倍にまで上がりました。

【3】多岐にわたる進学先

2015年度の進路状況では卒業生185名のうち、東京大学に現役で4名の合格者を輩出しました。その他、早稲田大学63名(うち現役56名)、慶應義塾大学45名(うち現役43名)、東京工業大学にも3名(すべて現役)と大変高い実績を挙げました。特筆すべきはその多様さで、海外の大学に5名、東京藝術大学に4名、また宝塚音楽学校に1名合格したそうです。

【4】SGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト校

文部科学省が推進するSGH事業のアソシエイト校に認定された同校では、国際支援教育に力が注がれています。ミャンマーへの学習支援プロジェクトはTEAM(Toyo Eiwa Activities for Myanmar)と銘打たれ、大学との連携で東洋英和の生徒たちが様々な研究を進めています。バングラディシュへの寺子屋活動支援も進められています。

【5】入試アドバイス(算数・入試担当の先生より)

算数では、答えが間違っていても図(面積図など)がかかれていれば部分点があるそうです。答案に図や式などをしっかり残すようにしてください、とのことです。また制限時間に比して問題量が多いので、過去問を制限時間45分より短い35〜40分で解く練習を進めると効果的とのことです。以上、ポイントをまとめました。詳細は東洋英和女学院中等部HPにてご確認下さい。
東洋英和女学院 中等部・高等部

中学受験鉄人会は、過去問分析だけでなく、自らの足で生の受験情報・学校情報を収集しています。塾に通わない生徒さんも安心して家庭教師だけで受験ができますので、ぜひ、大切なお子さんの合格の為に鉄人会プロ家庭教師をご指名ください。

メールマガジン登録は無料です!

頑張っている中学受験生のみなさんが、志望中学に合格することだけを考えて、一通一通、魂を込めて書いています。ぜひご登録ください!メールアドレスの入力のみで無料でご登録頂けます!

ぜひクラスアップを実現してください。応援しています!

ページのトップへ