2月予約スタートダッシュキャンペーン!
第11回は『速さと比(3)』です。円周上の同じ地点から2人が円周上を動く場合の問題です。基本の仕組みを理解しましょう。反対方向に進む場合は、出会うまでに進んだ距離の和が、円周の長さに等しくなります。また、同じ方向に進む場合は、追いつくまでに進んだ距離の差が、円周の長さに等しくなります。
「必修例題1」は、兄と弟が池のまわりを進む場合の問題です。
「必修例題2」も、A、Bの2人が、池のまわりを進む問題です。ここでは、反対方向に進むときの出会う時間、同じ方向に進むときの追いこす時間が与えられています。
「必修例題3」は、兄と妹が別の地点から出発して池のまわりを進む問題です。予習シリーズ106ページの解き方にある図を参照してください。兄は、AB間を12+8=10分で、ABC間を60分で進みます。妹は、BAC間を60分で進みます。
「必修例題4」は時計算です。時計算では、両針(長針と短針)の離れている角度を距離と考えて、同方向に進む旅人算を考えて解きます。○時ちょうどの時刻のときに両針が何度離れているか。そこから、問われている角度になるまでの時間を考えます。
第11回は『分数(3)』です。分数×整数、分数÷整数、分数×分数、分数÷分数の計算を学習します。計算は、量的トレーニングが大切です。計算の仕方をしっかり、身に付けて、後はトレーニングです。今回は、具体的な計算の説明ではなく、注意点・ポイントとなる点をお話しします。
分数×整数では、かける整数は分数の分子にかける。分数÷整数では、わる整数は分数の分母にかける。ここがポイントです。
「必修例題1」の計算上、注意すべきことを述べます。帯分数は仮分数に直して計算します。また、分数計算の答えは必ず既約分数です。そこで、約分できる場合には約分は途中でおこないます。分母の部分や分子の部分で、かけ算の形をつくり、そこで約分をするのです。計算の後では、数が大きくなり約分するのに手間がかかります。
分数×分数では、分子どうし、分母どうしをかけ算します。分数÷分数では、わる分数の分母と分子を入れかえた分数(逆数)をかけ算します。
「必修例題2」の計算上の注意点は、必修例題1と同様です。(3)では、3つ以上の分数どうしのかけ算・わり算が混じった計算でも、1つの分数をつくり、この時点で約分をおこないます。
「必修例題3」は、計算のくふうの問題です。(1)分数・小数の混じった計算では、すべて分数にしてから、分数の乗除計算をおこないます。(2)わり算は、わられる数は分子に、わる数は分母にした分数に直すことができます。よって、かけ算・わり算だけの整数計算では、分数の乗除計算にすることが可能です。分数を利用すると、ひっ算をすることなく、計算が早くなることが多いのでお勧めします。
分数計算は、これからの算数に多用されます。計算は習うより慣れよ、です。前に述べましたように、量的なトレーニングが大切ですので、毎日計算トレーニングを心がけてください。
われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください。
頑張っている中学受験生のみなさんが、志望中学に合格することだけを考えて、一通一通、魂を込めて書いています。ぜひご登録ください!メールアドレスの入力のみで無料でご登録頂けます!