No.964 『コロナ禍の中学入試はどう変わるのか』

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 今回はコロナ禍で行われる来年2月の中学入試がどうなるのか。オンライン入試は行われるのか、についてお伝えします。

 結論から申し上げますと、東京、神奈川については、オンライン入試はおこなわれない見通しです。

 これは、9月3日に行われました、東京都私立中学高等学校協会の理事会でオンライン入試の自粛申し合わせが決定したからです。神奈川県についても同様の方針でいくとのことです。この決定の主な理由は、家庭で受験した場合に第三者が答えを教えるなどの不正を完全に排除できない為、公平性が保てないからというものです。ただし、面接についてはオンラインでも可能との見解を出していますので、志望校に面接がある場合は、オンラインになるのか、あるいは今回は面接が中止になるのかを随時確認しておくことをお勧めします。
 併せて、入試時期に緊急事態宣言が発令された場合は、日程を後ろ倒しにするという方針も今回の理事会で決定しています。

 次に、学科試験は実際の会場で行われるとして、出願方法や試験当日の集合時間、保護者の方々の待機場所などにどのような変更があるのかを森上教育研究所が私立中学を対象に行ったアンケートの結果を参考にお伝えしていきます。なお、このアンケートは150校から回答を得ています。

 まず、出願ですが、ほとんどの学校がウェブ出願になります。今年2月の入試まで学校へ持参する形になっていた学習院女子や攻玉社などもウェブ出願に変更になっていますのでご注意ください。ただ、慶應普通部や明大明治は従来通り郵送のみの方針です。

 次に、試験当日ですが、まず校門で検温をして発熱が確認された場合は別室受験となるケースが多いようです。また、1教室の人数を減らしてソーシャルディスタンスを確保すると回答した学校が多いです。毎年多くの受験生が集まる栄東中学は集合時間をずらして時間差で試験を開始する方針です。同じ方法をとる学校として、豊島岡学園女子や青山学院横浜英和、芝浦工大付属等があります。

 その他のトピックとしては、今まで認められていなかった自家用車での送迎を容認する学校が多い点です。ただ注意すべき点は駐車スペースです。江戸川学園取手や共立女子第二のような郊外の学校では学校内に駐車場を用意してくれるところが多いようですが、都心の学校は駐車スペースを自分で確保しなければならない点がネックです。なによりも渋滞や事故に巻き込まれるリスクを考慮して自家用車の使用は慎重に判断してください。

 入試の範囲などに変更はない。とする学校がほとんどでしたが、いくつかの学校が変更を発表しています。鴎友学園女子が「6年の後半の学習範囲は資料をみて取り組める形で出題する」としており、東京純心女子は、「基本的なレベルの設問を増やす予定」と回答しています。注目すべきは、日大二中です。試験時間を算国については各40分、理社は合わせて40分と短縮するのに合わせて、問題の構成を変更したり、範囲を限定すると発表しています。日大二中志望の方は、ぜひ学校のホームページで詳細を確認してください。

 最後になりますが、試験当日に保護者の方々の控室を設けないことを検討している学校が今回のアンケートで散見されました。主に、上位難関中学で人気校ですが、2月の最も寒い時期に控室を設けないというのは、受験生や保護者ファーストではなくとても残念です。いずれにしてもまだ検討段階のようですので、入試が近づいてきたら、志望校が控室を設けてくれるかどうかを確認するようにしてください。

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