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梅雨があけて夏になり、暑さをしのぐ工夫をしながら勉強に取り組んでいることと思います。たまには夏ならではの風物詩に目をむけてみて、そして理科の知識も身につけてみてはいかがでしょうか。
一言に夏の風物詩といってもいろいろありますが、今回はその中から受験理科に関連する問題を集めてみました。ぜひお子さんと一緒に取り組んでみてください。
正解:(1)
地軸が傾いていることで一年のうちで太陽高度が変化します。太陽が真上近くを通る時期は気温が高く、太陽高度が低い時期は気温が高くならないのです。実は地球と太陽の距離は変化しているのですが(地球の公転はだ円軌道なため)、それは季節を生むほどの影響力はありません。
正解:(3)
ヒマワリ(キクの仲間)やアサガオは短日植物といわれる仲間で、昼の時間が一定時間より短くならないと開花しません。つまり夏至を過ぎて、日照時間が短くなってくる時期に咲くわけです。余談ですがヒマワリは放射性セシウムを吸収する性質を持っているため、原発事故などで放射能汚染された土地に植えられることがあるそうです。(実際にスリーマイル島原発事故の後、汚染された土地に植えられました)。
正解:(2)
日本上空には偏西風(ジェット気流)と呼ばれる強い西風が吹いています。このせいで日本付近に来た台風は東へ流されるのです。(春に黄砂が中国から飛んでくるのもこの偏西風のせいです)。他にも、高気圧の中を突っ切ることはできないので高気圧を避けるように移動したりといろいろな要因が台風の進路を決定しています。
正解:(1)
体が水につかると、体が水の中に入った分だけ水をどかしたことになります。そのどかした水が元の場所に戻ろうとするために体を持ち上げる力が浮力です。100gの水をどかしたなら100gの浮力が、1kgの水をどかしたなら1kgの浮力が生じます。食塩水は水に比べて重いため、真水と海水とではどかした水の量は同じでも重さは海水の方が重くなります。そのため海水の方が浮力が大きくなるのです。
正解:全部
少しいじわるな問題でしたね。ゴキブリは雑食性で、これ以外にも和紙や油まで食べるといわれています。にわかには信じがたいことですが、国によってはゴキブリをペットにするのは一般的であり、愛好家もいるそうです。ちなみにシロアリはアリの仲間でなくゴキブリの仲間に分類されているそうですよ。簡単に言うとゴキブリの仲間のなかで群れを作って暮らすのがシロアリです(群れを作って暮らすのはミツバチやアリなどもそうですね)。
正解:(4)
宇宙には太陽系以外にもたくさんも星があって銀河系を構成しています。太陽系はこの銀河系のはずれの方に位置しているため、中心部を見ると明るく見えるのです。(都心部が明るいのと同じですね)。天の川が星の集まりという説は紀元前400年にすでに唱えられていて、のちにガリレオ・ガリレイが望遠鏡で観測して確かめたそうです。
いかがでしたでしょうか。大人でもわからない問題もあったかもしれませんが、今回取り扱った内容はどれも中学入試問題に関連した内容です。(ゴキブリの問題も、「シロアリは何のなかまでしょう」という形で出題されたことがあります)。たまには教科書から飛び出して、身近な現象を通じて理科を学習してみるのも面白いのではないでしょうか。
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