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SAPIXにお通いの受験生のご家庭は、11月後半から後期保護者面談が始まり、塾の先生と面談を通して受験パターンの組み立てに入られる時期になりました。そこで、お子様の受験校変更についてなど、SAPIXでの相談窓口になるのが面談担当の先生ですね。今回のメルマガでは、小学4・5年生も応用できる、受験直前期におけるSAPIXの先生方へのアプローチ方法をお届けします。
この時期によくお受けする質問に「塾の先生との面談で勧められた受験パターンが今ひとつ納得いかないけど、本当にこのまま従った方がいいのか」というものがあります。
過去に実際に受けた相談の例です。ある女子のお子さんでした。SAPIXで6年生のコース数が9コースの校舎でずっとDEFコースに在籍していたのですが、秋が深まるころにABCコースに落ちてしまい、そのタイミングで保護者面談がありました。成績が下がり気味、ということで先生の方から出た提案がSAPIXの偏差値表で38くらいの女子校を2月1日から3日連続で受験する、というものでした。
相談を受けたプロ家庭教師は、それはあまりにも安全策を取りすぎている、という考えを伝え、2月1日はずっと第一志望に掲げてきた学習院女子の受験を勧めたところ、実際にそのお子さんは無事に1日で学習院女子に合格されていきました。学習院女子はSAPIXの偏差値表で50くらいに位置する学校なので、面談当時の先生の提案からおよそ12ポイント差の第一志望の合格を勝ち取っていかれたのです。
これは極端な例とも言えますが、なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか。それは、SAPIXの面談システムに一因があると言えます。
SAPIXの面談は、相談にすぐに対応できるよう基本的に校舎に常駐している先生が行います。4教科でお子さんの授業を担当している中で面談担当可能な先生方で担当者を決めていくのですが、その際「苦手科目の先生」が担当することが多いようです。
先の女子のお子さんの例では面談の担当は社会の先生。そして、相談を受けたのは算数のプロ家庭教師。そのお子さんは社会が不得意で算数が得意でした。よって、面談を担当した先生は、彼女の苦手な教科である社会の時間の様子の印象が強かったので、守りの受験パターンを提案し、得意科目の算数のプロ家庭教師から見ればもっと攻めの姿勢でもいける!という判断ができたのでしょう。
もちろん、面談担当の先生一人の独断だけで受験パターンを決定しているのではなく、お子さんを担当している4科の先生方で一人一人に対して協議したうえで提案内容が決定されているようですが、最終的な方向性や受験パターンのカラーは面談担当の先生に委ねられていくでしょう。
そこでお勧めしたいのが、受験パターンの「セカンドオピニオン」です。もし、少しでも納得がいかないとか、もっと別の意見も聞いてみたい、とかいう際は、遠慮せずにSAPIXの他の先生に相談をするといいでしょう。「面談をしてくれた先生に申し訳ない気がして…」と遠慮なさる保護者の方もいらっしゃいますが、あくまで面談担当の先生は窓口ですので、遠慮なさらずに通塾なさっている利点を存分に活用なさってください。
特に、他の教科の先生の話を聞いてみる、というのが有効です。どの教科の先生に聞いていいかわからない…という際は、保護者会で講演をしていた先生の中で話しやすそうであるとか、お子さんがご家庭でよく話題に出していて信頼しているようだ、などの印象がある先生でもいいですね。納得いくまで塾の先生方と相談をなさった上で、お子さんとご家庭にとって最適だったと言えるような受験校の選択をして頂きたいと思います。
上記の「塾の先生を大いに活用しましょう」という話は受験生以外の学年でも同じです。SAPIXは他の塾に比べて塾からの連絡が少なく「クールで淡泊」という印象があると思います。確かに、塾から連絡がある際はお子さんの成績が下がった時や学年・季節の変わり目などのみの校舎が多いようです。
しかし、ご家庭からの相談は校舎に電話すれば常に受け付けられています。些細なことでもため込まずに担当の先生に伝えて行くことで、よりよい情報を得られていくのです。
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