2月予約スタートダッシュキャンペーン!
現在、冬期講習が行われており、5年生以下は年末年始のお休みを迎える生徒さんが多いと思います。今回は冬休みが明けてから2月にスタートする新年度までの過ごし方についてのアドバイスをしたいと思います。
その前に、サピックス5年生算数の冬期講習の学習内容について確認しましょう。冬期講習は、割合(食塩水・損益算)、平面図形(面積比・相似形)、数の性質、図形の回転・移動の4単元で構成されます。割合と平面図形は復習になりますが、数の性質ではN進法が、図形の回転・移動では図形を90°回転させるなどが新しい学習内容となります。冬期講習中は復習授業(通常の算数A)やデイリーチェックがないため、復習がおろそかになってしまいがちですが、特にN進法はこの先の学習機会が少ないため、確実に理解しておいて欲しい内容です。
そして冬休みが終わると、新年度へ向けての組分けテストが行われますが、組分けテストが終わると、受験に向け追い込みをかけている6年生とは対象的に、5年生以下は入試期間中の休みに向かって、何となくのんびりした雰囲気になってしまうことが多いです。
これは、塾側の都合も一因です。この時期、塾の先生は新年度どの校舎でどの生徒を担当するかをまだ知らないことが多いです。よって、自分たちが間もなく送り出す6年生と比較して、5年生以下への熱の入り方が少ない、あるいは5年生以下は経験の浅い時間講師が担当しているケースが多いなどの原因が考えられます。
そこで、正月・冬休み気分の抜けきらないまま何となく塾に通い、1月末からの入試期間休みに入ってしまうと、2月の新学年開始までをのんびり過ごしてしまうことになります。しかし、新年度が始まると、新たに担当する先生は気合い十分、しかも前学年と比べると学習量が約1.5倍に増えますので、いきなりついて行けなくなるという事態に陥りかねません。
そこで、入試期間休み中の過ごし方が重要になるわけです。まず、歴史を復習しましょう。地理を4年生から5年生の1学期までかけて学習したのに対し、歴史の学習期間は短いですので、まだまだ基礎知識が定着していないと思います。テキストの太字・赤字の固有名詞は漢字で書けるようにしながら復習するとよいでしょう。
その他、算数も既習単元を一通り復習できるとよいと思います。弱点補強よりも4年生で学習したが5年生ではほとんど扱っていない単元を優先的に進めましょう。その際、塾のテキストでもよいですが、「解き方上手」シリーズなどの薄い問題集や、「応用自在シリーズ計算問題の特訓」を活用することをおすすめします。
ただし、学習計画はぎっしり詰め込み過ぎないようにしてください。気を抜き過ぎてもいけませんが、これから1年間続くハードな日々の前の、ほんのわずかなリフレッシュ期間ですので、受験生になるという自覚を持たせることは大切ですが、「せっかく塾が休みなのに」と嫌々机に向かわせてはかえって逆効果です。
最後になりますが、今年は2月2日・2月3日が週末にあたりますので、受験予定校へ足を運び、入試に向かう受験生の緊張した姿や、合格発表の場での喜ぶ様子を見学することも、受験へのモチベーションを上げるきっかけとなるでしょう。
2月からの学習をスムーズに進めるために、無理のない計画でぜひ家庭学習期間を有効活用してください。
われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください。
頑張っている中学受験生のみなさんが、志望中学に合格することだけを考えて、一通一通、魂を込めて書いています。ぜひご登録ください!メールアドレスの入力のみで無料でご登録頂けます!