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今回は普連土学園中学校を訪問しました。学校の特徴などをまとめましたので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
教えられたことを覚えるのではなく、自ら学ぶ力と姿勢が必要とされる社会を生きていくために、自分で考える力、それを表現し、他者にわかりやすく伝える力の養成を目的としています。
同校には論文科という教科があります。“書く”とう行為を徹底的に鍛えるために、小論文教育が実施されています。高校1・2年では現代文の授業などを活用して小論文の基礎を学習し、年2回校内で「小論文コンクール」が行われます。高2では、選択科目に小論文の授業が導入され、こうしたカリキュラムを経験した卒業生からは、偏差値が10は上がった、との好評を得ているそうです。
普連土学園には何名ものネイティブの英語教員がいますが、その方々と生徒とがコミュニケーションを頻繁にとりあっています。ネイティブの人が身近にいることが当たり前と思えるような環境づくりがなされています。また、PCを活用しての動画教育が非常に充実しています。例えば中2の聞き取りの動画では、3人のネイティブの人々が同じ言葉を話します。実はその3人が話す英語が「American English・British English・Irish English」の3種類に分かれているのです。それぞれの発音やイントネーションの違いも解説されるなど、高いレベルの英語教育がなされています。
普連土学園では上記のように多くの生徒が理系進学をしていますが、中1入学時には、ほとんどの生徒が理科嫌いだそうです。その意識を払拭するために、身近な現象にも理科的な意味があることをしっかり認識させるべく、実験・観察を通した実体験をできるだけ多く生徒に行わせています。ちなみに普連土学園では理科の実験が中1で50回、高1で60回も実施されています。
普連土学園はアメリカのキリスト教フレンド派に属する婦人伝道会の人々によって創立されました。日本でフレンド主義に基づいて設立されている学校は普連土学園ただ1校です。このフレンド派はキリスト教の宗派の中でも、他の宗教も尊重するなどオープンな色合いが強いです。学校には十字架やステンドグラスなどはほとんど見られません。毎週水曜の「沈黙の礼拝」は、静黙室という小さな礼拝堂の中で行われ、それぞれが静かに自らと向き合う時間になっています。
以上、ポイントをまとめました。普連土学園中学校のHPはこちらです。
→普連土学園中学校・高等学校
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